白雪姫のレビュー・感想・評価
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当に現代にマッチした“白雪姫”
米国では興行収入(全ては金かィ😂)を目安に不人気とされる作品…ですが、個人的には肝心な処(善悪・心)はシッカリと押さえているので良いミュージカル作品でした。
白雪姫役のレイチェルは原作を酷評!?したのとトランプを批判した過去から…
魔女役のガル・ガドットはパレスチナでGENICIDEをするイスラエル軍を支持し自らも兵役についていた過去から…
その二人に対するアンチが観なかっただけ…では!?と解釈をしたり…。
個人的にはその2人の対照的な人物像が作品の役にピッタリとはまり、パレスチナで起きている現実を其々の役に重ねる事になりました。
また、白雪姫の歌う“♫よきものを育てる土地…”の言葉はウクライナやパレスチナで起きている争いが終わり、世界が“よきものを育てる土地…”その様になる事を作品で伝えて居ると感じた作品でした。
その意味では、この作品は今の世界を表していると思いますし、ディズニー作品はウォルト・ディズニーの心を引き継ぐ映画ですネ。
これはこれで前評判以上に楽しめたが
今、日本人こそ観た方が…。
各所で酷評されております通り、確かにディズニーアニメーションの代表であった白雪姫のストーリーとは違う箇所が幾つも。ですが先入観無しに観れば、いずれの箇所も納得いかない程のものとは思うことなく、良いストーリーだったと思います。(個人的には。)
今、さまざまな問題から国の在り方が揺らいでいる日本にあって(もちろん世界の他の国にも言えることかもしれませんが…)、今の若い方々に社会を諦めないでもらいたいという普段の私の心情もあってか、とても身につまされる内容でしたし、(もちろん重いばかりではない、小さなこどもも楽しめるであろうディズニーらしさもある作品かと。)この先を生きる方々のために、行動しなければと思いました。
受け止め方は人それぞれかと思いますが、少しでも多くの方に観てもらえればいいなと。
スノーホワイト・ミュージカル
「罰は罪の大きさを越えてはならない」
ディズニー初の長編アニメ『白雪姫』を実写化したミュージカル映画。
原作はほぼ覚えてないくらい幼少期に触れただけなので、ほぼ初見のつもりで観た。批判的なコメントが多かったから身構えていたけど、意外と普通に楽しめた。ただ、ちょっと気になるところも…。
たぶん、原作に思い入れが強い人ほど、改変された部分に違和感を覚えるのかもしれない。
個人的に好きだったのは、最初と最後に出てくる絵本のアートワーク。エンドロールもそのまま同じテイストで作られていて、ついつい細部まで見入ってしまった。あの絵本、もし売ってたらそのまま買いたいレベル。
ストーリーは割とサクサク運んでいく印象。ラストは「これどうやって解決するんだろ?」と思ってたけど、ちゃんと白雪姫らしい形で着地してとても良かった。
ただ、ところどころで白雪姫の行動に少し違和感も。洗濯物を床に投げつけるシーンとか、ちょっと憎しみを込めた顔で勇ましく歌う場面とか「雪のように純粋な心を持ち、優しさに満ち溢れたプリンセス」とされる今作の白雪姫のキャラとは少しズレてるように感じた。
映像はさすがディズニー。CGも美術も一級品で、お城や鏡、宝石、衣装など、煌びやかなアイテムのクオリティがすごく高かった。動物の描写もリアルで、クオリティ面ではやはりトップクラス。
ハイホーの歌唱シーンは特に気合を感じられて、このワンシーンがひとつの映像作品として素晴らしかった。
ただ、他の歌唱シーンにはちょっともったいなさを感じる部分も。
特に白雪姫やジョナサンの歌唱シーン。寄りの画角ばかりが続いてしまって、どこか窮屈。キャストが伸びやかに歌っている場面や、ストリングスが盛り上がるパートでも、ずっと顔のアップ。カメラの動きも少なくて、あまりダイナミックさがなかった。引きの俯瞰カットがもう少しあれば、より迫力のある映像になった気がする。もしかすると、セットのスケール感やCG予算の関係だったのかもしれないけど…(決めつけはできないけど)。
印象に残ったセリフは、「罰は罪の大きさを越えてはならない」という白雪姫の一言。これは今の時代にこそ広まってほしい考え方だなと感じた。
あと、TOHOの宝石がトロッコに入ったポップコーンバケットのデザインが最高すぎて、めちゃくちゃ欲しくなった…。
ハイホーだけでもテンション上がる
2025年劇場鑑賞97本目。
エンドロール後映像無し。
雪のように白い肌だから白雪姫だったのが、褐色の肌の女優が演じるために、雪が降った日に産まれたから、という理由に変わり、それじゃアナと雪の女王だよ、と思いました。
それもあって結構こんなの白雪姫じゃない、という評判を聞いていて、ハードルはだいぶ下がっていたおかげで、実際観てみるとあれ、意外と悪くないんじゃない、という感じでした。
白雪姫がイラスト化する場面があるんですが、元々アニメ版の白雪姫ってバタ臭い顔していて、今回の主演のレイチェル・ゼグラーってそういう意味では似てると思いました。
アニメの時の曲はよく知らないのですが、ハイホーは知っていて、小人たちがつるはしかついで並んで歩きながら歌っているシーンはこっちも体ちょっと揺らしてしまいました。
正直王子様のキスで目覚めたあとどうなったっけ?という感じでしたが、絶対こうじゃなかった、という流れでも納得は納得でした。もうちょっと早くできたのでは?とは思いましたが。
ただ、魔法の鏡が内面の美しさを言い出したら人類滅亡させないと女王は1位になれないんじゃないでしょうか。
現代風の白雪姫
いや別に・・・言うほどか?
不朽の名作の白雪姫を実写化させたディズニー。だいぶ賛否両論でアンチディズニーの格好のおもちゃにさせられているが、自分は普通、というのが感想です。
ハイホーも楽しい歌に仕上がっているし、吹替版も豪華なガチ声優さんから並みの演技力で鼻につくほどではない芸能人、ところどころに見える原作再現。これだけだったら多少目をつむればいい作品に仕上がるはずだったのに、実写化という壁とこりない原作改変を行ったためディズニーファンを怒らせてしまったのだと思います。
映画ファンとしての目線。
映像美と役者の演技はよかったと思っています。しかし原作がある作品である以上その作品をリスペクトした作りでないといけない。そういう制約がある中挑んだ作品というだけでも目をつむらざるを得ない箇所があるのは重々承知なんだけど、
小人の手が光る魔法の手の演出、あれ以降一切触れられないため、必要な追加設定に感じられない。
邪悪な女王の歌、もうボリウッド映画かというくらい過剰なミュージカル。
同じくパートナーのポジションの男の歌、聞くに堪えないくらい場違いな明るさと声量の歌。
森のシーンにメリハリがない。小人の家以外はまるで戦闘ヒーローと怪人が最後に戦う砂利の場所くらい代わり映えがしない。
最後小人たちは城に侵入しただけで大した活躍をしてない。見せ場をかっさらったのはボーガン持ったオリキャラ。
という感じで流れが気になるところが多々あった。あと大変難しいのは重々承知なのだが動物がもうアニメチックすぎて、もういっそのことデフォルメ化してほしかったレベル。ライオンキングやジャングルブックを超えられなかった感はすごく感じました。
ディズニーファンとしての目線。
恐らく実写化ディズニー映画で最も最難関なのはここであり、新しいディズニーファンの獲得やディズニーに新しい風を吹かせようともがいている様がかなり見られる。原作改変やイメージが多少違うのは前述したとおり仕方型ないことだと思う。素晴らしい演出もちゃんとあり、特に邪悪な女王の悪役ムーブは原作以上に描かれていてわかりやすかったし、ちゃんとオリジナルの名前を付けずに邪悪な女王という名前のままだったのはポイントが高い。
だけど
おとぼけがしゃべる・・・まあいいかな?実写は別物。
白雪姫の性格が底抜けに優しい性格から軽薄な人物に対しては辛辣で冷たい性格に変わった・・・う~ん。まあ時代に合わせた演出なら仕方がない。実写ゆえの補正。
王子から山賊のフリンライダーっぽいやつにした→はいアウト。
恐らくディズニーファンやちょっと名前を知っている鑑賞者は天涯孤独で虐げられていた白雪姫が王子と結ばれる過程、またはラブロマンスを期待していた人もいたであろうに、あろうことか王子をそこらの盗人に変更したのは絶対にやってはいけないことだったはず。しかも山賊の仲間も何人か登場させて、「こいつはおれたちの最高のリーダーだー!」って言ってもてはやしているけど、こっちからしたらただ気の合う仲間とつるんではっちゃけてるそこらのティーンエージャーと変わらない。ただのやんちゃな男になり果てただけでは飽き足らず傷が回復してすぐに捕まって白雪姫から預かった首飾りをご丁寧に女王の前で首からぶら下げて老婆に化けた女王に利用される機会を作ってしまうし、どの顔を下げて現れてるんだって状況の中横たわる彼女にキスするとか頭いかれてんのかと思ってしまう。しかも最後はなんもしてない。なんだこいつ?しかもそのオリキャラの山賊たちが小人を差し置いて最後見せ場を用意するというあのシーンは目も当てられない。これはただの白雪姫の実写化ではなく、ディズニーの!白雪姫の実写化なのに有名なシーンをいくつか借りてあとは好き勝手作っている印象だった。邪悪な女王が破滅するシーンと白雪姫が目覚めるシーンを入れ替える、民と兵士たちが自分たちを覚えていてくれていた白雪姫に寝返るところまでとどめればまだ目をつむれたのにこれではディズニーファンを怒らせるのも当然といえる。ウィッシュのときの反省を全く活かされていない。いいかげんディズニーはポリコレやLBGTから頭を離れろ、と思った。
とりあえず頭空っぽにして、アニメの白雪姫を意識せずに観ればそれなりに楽しめるのではないか。決して正規の映画鑑賞料金で見る価値はないとだけ言っておきたい。
新解釈?マルチバース?白雪姫
本編以外の外でのネガティブな事柄が
とにかく多かった今作
色んな事柄があって本編の出来以前に
評価が下がった状態でのスタートで。
そういうものを抜きにして
本編だけの評価をといわれたら
前評判酷かったけど
あれ?そんな悪くなくない?かも??
とはいえ
展開無理あったり
急展開ご都合主義多々あり。
あとは原作改変。
原作が全然フューチャーされてなく
まさしく新解釈。
現代に合わせた強い女性の在り方みたいな
レイチェル自体、白雪姫かといわれたら
別にちゃんと白雪姫してたし
ガルガドットの女王も
ちゃんと心が歪んだ女性でヴィランしてたし
そんな悪くないと思うけどなー
とはいえやはり普段から言動行動って大切なんだなと
今作は本編以外の部分のネガティブが多すぎたな
あと本作のレビューみてると
お話が薄いとかCGがしょぼいとかあるが
ストーリーなんてオリジナルの白雪姫だってそんな濃くないしなんなら子供らがみても理解出来て楽しいくらいのもでいいんだから十分及第点だし
CGだって別にそんな見れるレベルで問題ないと思う
なんでも考察脳になりすぎてる現代人
少し肩の力抜いて映画を観るのもいいのでは?
とわたしはおもいます。
歌唱はgoodだが、それ以上にbad が目につく
IMAX 字幕版で鑑賞
楽曲も歌唱もとても素晴らしい。この点において、(他の歌手に吹替なくてよく)レイチェル・ゼグラーの起用は決して間違いではないと思うが、何か違和感も感じてしまった。
継母に普段召使い扱いされているが、追い出される時は何故かドレス姿。日本では姫扱いをされているが、雪の日に生まれたから Snow White と呼ばれたので お姫様でなくてもよく、義母に逆らい民衆を正しい方向に導く強い女性像で良かったのでは。
そのSnow White が選んだ男性は別にプリンスではなくていい、でも泥棒ではネ。もっと民衆の為の義賊であれば納得がいくが、それはないでしょと思う。
7人のドワーフは全てCG の違和感だらけ。原作はドワーフで描かれ、ドワーフに適した俳優もいる。いくら脇役でも、このドワーフを変えたらスノーホワイトでなくなる。間違った、或いは行き過ぎた配慮はしたら いけない。
ただ良かった点もある。
ドワーフたちのアトラクション風の演出。ドーピー(ですか?)が口笛が吹ける様になる所。
ラストの鏡の演出も良かった。
ミュージカルですね
映画というより「白雪姫体験ツアー」をしてる感じ
で、そう思った理由
●衣装の色がダサい。なんであんな原色の青と黄色なんだ
→ コスプレに見える
●キャラの言動に中身がない。
どういう思いを抱えてどういう目的で行動を起こすのか? 誰もそれを示さず、ただ白雪姫のストーリーを追うためだけに用意されたようなセリフを喋るキャラしかいない(白雪姫含め)
→ 全員アトラクションの舞台装置になっている
(なんなら魔女に感情移入してしまう。なんか孤立してて寂しそうで可哀想だった)
●画面がちょっと退屈。いや要所要所は綺麗なんだけど、リトルマーメイドの実写の映像の楽しさと比較すると見劣りする。地味。街とかセットすぎるし
【ここ大事】
レイチェルゼグラーかわいい!
歌上手い! 表情とかコロコロ変わって可愛くて見てて飽きない! 水に落ちた後の表情がマジで魅力的!
あと白雪姫に見えない。
その衣装も悪いんだけど白雪姫のキャラが見えてこないので感情が入らない。主演に実力があってもどうしようもないレベル。だから最初に書いたようにレイチェルゼグラーが楽しそうに白雪姫体験ツアーをしている、という見方になってしまう
◆ついでに
小人の「おとぼけ」の描写が気に入らない。おとぼけは落ち込んだりしない。酷い目にあってもずっと笑ってるようなキャラだ。何にも理解してなくて皆についていくのがやっとなのがおとぼけの愛らしさだ。あれじゃただのいじめられっ子やん あとイケボすぎ
ナレーションやってたのが彼だったってオチは好きです。
※脚本は崩壊してません(ボロクソ言ってるけど)
魔女と白雪姫の関係性とかラストの名前を言うシーンとか目覚めのキスの必然性とか、説得力を持たせるための脚本作りはちゃんとされており感動する部分もある。でもちょいちょい説教くさいセリフが放り込まれてたり要所要所で「それおかしくない?」みたいなところがちょいちょいあってちょいちょい現実に戻されることがちょいちょい。まさに毒リンゴにも薬ンゴにもならない作品と言ったところか(超絶面白ギャグ)
嫌いではないです。こういう不器用な作品は愛おしいのです。レイチェルすこすこ親善大使
吹き替えがよかった
鑑賞前のフィルター
実写版リトルマーメイドの時もそうだったし、今作もアニメの白雪姫の印象を強く持っている人は白人ではない白雪姫に鑑賞する前のフィルターとして違和感を覚え、世界観に没入できないのだろうと思う。
アメリカでも客入りは良くないらしいが、子どもが観たいと言うので、家族で鑑賞。
総評は良くできていると思った。
ミュージカル部分も琴線に触れる曲が何曲かあり、ストーリー自体は既知のものなので新しい部分はないが、白雪姫自身が成長し、国を守る為に立ち上がるという部分から「可憐」な印象から「強さ」を表現する為に白人ではなく、今回の有色人種の女性が選ばれたのかなと個人的に思った。
ともあれ、白雪姫は雪のような白い肌でなければならないというフィルターを外してみれば、悪役のガル・ガドットも適役でとても面白いと思いました。
子どもは肌の色など関係なく感動して泣いていたし、変なフィルターを外して楽しんでみては?
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