白雪姫のレビュー・感想・評価
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ハイホーだけでもテンション上がる
2025年劇場鑑賞97本目。
エンドロール後映像無し。
雪のように白い肌だから白雪姫だったのが、褐色の肌の女優が演じるために、雪が降った日に産まれたから、という理由に変わり、それじゃアナと雪の女王だよ、と思いました。
それもあって結構こんなの白雪姫じゃない、という評判を聞いていて、ハードルはだいぶ下がっていたおかげで、実際観てみるとあれ、意外と悪くないんじゃない、という感じでした。
白雪姫がイラスト化する場面があるんですが、元々アニメ版の白雪姫ってバタ臭い顔していて、今回の主演のレイチェル・ゼグラーってそういう意味では似てると思いました。
アニメの時の曲はよく知らないのですが、ハイホーは知っていて、小人たちがつるはしかついで並んで歩きながら歌っているシーンはこっちも体ちょっと揺らしてしまいました。
正直王子様のキスで目覚めたあとどうなったっけ?という感じでしたが、絶対こうじゃなかった、という流れでも納得は納得でした。もうちょっと早くできたのでは?とは思いましたが。
ただ、魔法の鏡が内面の美しさを言い出したら人類滅亡させないと女王は1位になれないんじゃないでしょうか。
現代風の白雪姫
いや別に・・・言うほどか?
不朽の名作の白雪姫を実写化させたディズニー。だいぶ賛否両論でアンチディズニーの格好のおもちゃにさせられているが、自分は普通、というのが感想です。
ハイホーも楽しい歌に仕上がっているし、吹替版も豪華なガチ声優さんから並みの演技力で鼻につくほどではない芸能人、ところどころに見える原作再現。これだけだったら多少目をつむればいい作品に仕上がるはずだったのに、実写化という壁とこりない原作改変を行ったためディズニーファンを怒らせてしまったのだと思います。
映画ファンとしての目線。
映像美と役者の演技はよかったと思っています。しかし原作がある作品である以上その作品をリスペクトした作りでないといけない。そういう制約がある中挑んだ作品というだけでも目をつむらざるを得ない箇所があるのは重々承知なんだけど、
小人の手が光る魔法の手の演出、あれ以降一切触れられないため、必要な追加設定に感じられない。
邪悪な女王の歌、もうボリウッド映画かというくらい過剰なミュージカル。
同じくパートナーのポジションの男の歌、聞くに堪えないくらい場違いな明るさと声量の歌。
森のシーンにメリハリがない。小人の家以外はまるで戦闘ヒーローと怪人が最後に戦う砂利の場所くらい代わり映えがしない。
最後小人たちは城に侵入しただけで大した活躍をしてない。見せ場をかっさらったのはボーガン持ったオリキャラ。
という感じで流れが気になるところが多々あった。あと大変難しいのは重々承知なのだが動物がもうアニメチックすぎて、もういっそのことデフォルメ化してほしかったレベル。ライオンキングやジャングルブックを超えられなかった感はすごく感じました。
ディズニーファンとしての目線。
恐らく実写化ディズニー映画で最も最難関なのはここであり、新しいディズニーファンの獲得やディズニーに新しい風を吹かせようともがいている様がかなり見られる。原作改変やイメージが多少違うのは前述したとおり仕方型ないことだと思う。素晴らしい演出もちゃんとあり、特に邪悪な女王の悪役ムーブは原作以上に描かれていてわかりやすかったし、ちゃんとオリジナルの名前を付けずに邪悪な女王という名前のままだったのはポイントが高い。
だけど
おとぼけがしゃべる・・・まあいいかな?実写は別物。
白雪姫の性格が底抜けに優しい性格から軽薄な人物に対しては辛辣で冷たい性格に変わった・・・う~ん。まあ時代に合わせた演出なら仕方がない。実写ゆえの補正。
王子から山賊のフリンライダーっぽいやつにした→はいアウト。
恐らくディズニーファンやちょっと名前を知っている鑑賞者は天涯孤独で虐げられていた白雪姫が王子と結ばれる過程、またはラブロマンスを期待していた人もいたであろうに、あろうことか王子をそこらの盗人に変更したのは絶対にやってはいけないことだったはず。しかも山賊の仲間も何人か登場させて、「こいつはおれたちの最高のリーダーだー!」って言ってもてはやしているけど、こっちからしたらただ気の合う仲間とつるんではっちゃけてるそこらのティーンエージャーと変わらない。ただのやんちゃな男になり果てただけでは飽き足らず傷が回復してすぐに捕まって白雪姫から預かった首飾りをご丁寧に女王の前で首からぶら下げて老婆に化けた女王に利用される機会を作ってしまうし、どの顔を下げて現れてるんだって状況の中横たわる彼女にキスするとか頭いかれてんのかと思ってしまう。しかも最後はなんもしてない。なんだこいつ?しかもそのオリキャラの山賊たちが小人を差し置いて最後見せ場を用意するというあのシーンは目も当てられない。これはただの白雪姫の実写化ではなく、ディズニーの!白雪姫の実写化なのに有名なシーンをいくつか借りてあとは好き勝手作っている印象だった。邪悪な女王が破滅するシーンと白雪姫が目覚めるシーンを入れ替える、民と兵士たちが自分たちを覚えていてくれていた白雪姫に寝返るところまでとどめればまだ目をつむれたのにこれではディズニーファンを怒らせるのも当然といえる。ウィッシュのときの反省を全く活かされていない。いいかげんディズニーはポリコレやLBGTから頭を離れろ、と思った。
とりあえず頭空っぽにして、アニメの白雪姫を意識せずに観ればそれなりに楽しめるのではないか。決して正規の映画鑑賞料金で見る価値はないとだけ言っておきたい。
新解釈?マルチバース?白雪姫
本編以外の外でのネガティブな事柄が
とにかく多かった今作
色んな事柄があって本編の出来以前に
評価が下がった状態でのスタートで。
そういうものを抜きにして
本編だけの評価をといわれたら
前評判酷かったけど
あれ?そんな悪くなくない?かも??
とはいえ
展開無理あったり
急展開ご都合主義多々あり。
あとは原作改変。
原作が全然フューチャーされてなく
まさしく新解釈。
現代に合わせた強い女性の在り方みたいな
レイチェル自体、白雪姫かといわれたら
別にちゃんと白雪姫してたし
ガルガドットの女王も
ちゃんと心が歪んだ女性でヴィランしてたし
そんな悪くないと思うけどなー
とはいえやはり普段から言動行動って大切なんだなと
今作は本編以外の部分のネガティブが多すぎたな
あと本作のレビューみてると
お話が薄いとかCGがしょぼいとかあるが
ストーリーなんてオリジナルの白雪姫だってそんな濃くないしなんなら子供らがみても理解出来て楽しいくらいのもでいいんだから十分及第点だし
CGだって別にそんな見れるレベルで問題ないと思う
なんでも考察脳になりすぎてる現代人
少し肩の力抜いて映画を観るのもいいのでは?
とわたしはおもいます。
歌唱はgoodだが、それ以上にbad が目につく
IMAX 字幕版で鑑賞
楽曲も歌唱もとても素晴らしい。この点において、(他の歌手に吹替なくてよく)レイチェル・ゼグラーの起用は決して間違いではないと思うが、何か違和感も感じてしまった。
継母に普段召使い扱いされているが、追い出される時は何故かドレス姿。日本では姫扱いをされているが、雪の日に生まれたから Snow White と呼ばれたので お姫様でなくてもよく、義母に逆らい民衆を正しい方向に導く強い女性像で良かったのでは。
そのSnow White が選んだ男性は別にプリンスではなくていい、でも泥棒ではネ。もっと民衆の為の義賊であれば納得がいくが、それはないでしょと思う。
7人のドワーフは全てCG の違和感だらけ。原作はドワーフで描かれ、ドワーフに適した俳優もいる。いくら脇役でも、このドワーフを変えたらスノーホワイトでなくなる。間違った、或いは行き過ぎた配慮はしたら いけない。
ただ良かった点もある。
ドワーフたちのアトラクション風の演出。ドーピー(ですか?)が口笛が吹ける様になる所。
ラストの鏡の演出も良かった。
ミュージカルですね
映画というより「白雪姫体験ツアー」をしてる感じ
で、そう思った理由
●衣装の色がダサい。なんであんな原色の青と黄色なんだ
→ コスプレに見える
●キャラの言動に中身がない。
どういう思いを抱えてどういう目的で行動を起こすのか? 誰もそれを示さず、ただ白雪姫のストーリーを追うためだけに用意されたようなセリフを喋るキャラしかいない(白雪姫含め)
→ 全員アトラクションの舞台装置になっている
(なんなら魔女に感情移入してしまう。なんか孤立してて寂しそうで可哀想だった)
●画面がちょっと退屈。いや要所要所は綺麗なんだけど、リトルマーメイドの実写の映像の楽しさと比較すると見劣りする。地味。街とかセットすぎるし
【ここ大事】
レイチェルゼグラーかわいい!
歌上手い! 表情とかコロコロ変わって可愛くて見てて飽きない! 水に落ちた後の表情がマジで魅力的!
あと白雪姫に見えない。
その衣装も悪いんだけど白雪姫のキャラが見えてこないので感情が入らない。主演に実力があってもどうしようもないレベル。だから最初に書いたようにレイチェルゼグラーが楽しそうに白雪姫体験ツアーをしている、という見方になってしまう
◆ついでに
小人の「おとぼけ」の描写が気に入らない。おとぼけは落ち込んだりしない。酷い目にあってもずっと笑ってるようなキャラだ。何にも理解してなくて皆についていくのがやっとなのがおとぼけの愛らしさだ。あれじゃただのいじめられっ子やん あとイケボすぎ
ナレーションやってたのが彼だったってオチは好きです。
※脚本は崩壊してません(ボロクソ言ってるけど)
魔女と白雪姫の関係性とかラストの名前を言うシーンとか目覚めのキスの必然性とか、説得力を持たせるための脚本作りはちゃんとされており感動する部分もある。でもちょいちょい説教くさいセリフが放り込まれてたり要所要所で「それおかしくない?」みたいなところがちょいちょいあってちょいちょい現実に戻されることがちょいちょい。まさに毒リンゴにも薬ンゴにもならない作品と言ったところか(超絶面白ギャグ)
嫌いではないです。こういう不器用な作品は愛おしいのです。レイチェルすこすこ親善大使
吹き替えがよかった
鑑賞前のフィルター
実写版リトルマーメイドの時もそうだったし、今作もアニメの白雪姫の印象を強く持っている人は白人ではない白雪姫に鑑賞する前のフィルターとして違和感を覚え、世界観に没入できないのだろうと思う。
アメリカでも客入りは良くないらしいが、子どもが観たいと言うので、家族で鑑賞。
総評は良くできていると思った。
ミュージカル部分も琴線に触れる曲が何曲かあり、ストーリー自体は既知のものなので新しい部分はないが、白雪姫自身が成長し、国を守る為に立ち上がるという部分から「可憐」な印象から「強さ」を表現する為に白人ではなく、今回の有色人種の女性が選ばれたのかなと個人的に思った。
ともあれ、白雪姫は雪のような白い肌でなければならないというフィルターを外してみれば、悪役のガル・ガドットも適役でとても面白いと思いました。
子どもは肌の色など関係なく感動して泣いていたし、変なフィルターを外して楽しんでみては?
あえて実写にする事で ルッキズムへの無言の警鐘を鳴らす作品なのよこれは
田舎の子どもだって頃 春休みなどには、学校推薦の 映画のタダ券が配られ
地元の映画館に子ども同士で よく観に行ったものだった。
この白雪姫の映画は 学校推薦として学童に ぜひ見せてほしい映画。
小さい心に 今のうちから 刷り込んでおくべき
様々な偏見や 誤ったルッキズムの価値観を持たないように
無自覚の知として ビジュアル の 記憶として 子ども達のこころに 残しておきたい映画なんです。
顔にホクロのあるお姫様 ぺっちゃんこの胸 ラテン系肌、 かつてそのようなお姫様っていましたか?
7人のこびと 下垂体性小人症 や、失語症のこびと の登場もしかり
職業に貴賤なしの言葉通り それは 王子様ではなく 盗賊でも 王子さまなんです。
こころがピュアであれば 主人公になれるということ。
緑色に肌を染めたり黒人を配役にしたりしなくても
それとなく 価値観の多様性 根底に流れておりますから、ありがとう。
自然と涙が溢れました
吹替版で観ました。白雪姫とジョナサンの歌声が美しくてデュエットを聴いていたら感動で自然と涙が溢れてきました。小人たちのハイホーもよかった!私はミュージカルが大好きなので歌はもちろんダンスシーンも素晴らしく圧倒されました。酷評してる人達は何を期待してたのか分かりませんが、単純にいい映画だと思うので気になってる方にはぜひ観て欲しい。ジョナサンの白雪姫への関わり方が王子様ではないところも面白かったです。吹替版もまた観たいけどオリジナルでレイチェルの歌声も聴いてみたいな。
映像もストーリーも歌も最高でした
求めるのはおとぎばなしか、もしくは…
原作と物語が違うのはもはや言わずもがなです。
この辺りをどう観るかは結局のところ、おとぎ話としてのストーリーを求めるか、もしくは現代の価値観(人間皆平等で不適切さは排除しなくてはいけない的な思想)を期待するかという感じだと思います。
とあるブログにて「原作の眠ってる女性にキスするのはストーカーだ」といった趣旨が書かれてましたが、え〜!?と思いつつなるほどと思いました。
根本的に解釈が違うので、これは分かり合える訳ないと。
原作の結末は童話でありつつ神話性も感じられたお話なのでそこは残念です。
というかディズニーここ最近マニュアルのように思想を優先した作りをしすぎてて逆にクリエイティブに欠けてる気がするけど…。
原作のイメージが壊してまで特定の女性像しか認めないみたい雰囲気を作り上げる(それ以外作れない)ことは、多様性の真逆でそれ以外の層を差別することに繋がりますよー。
ディズニーはこの路線の継続によって経営まで響いてるそうですが、ウォルト・ディズニーならもう少し伝統的な映画を望んでいるのでは?と思うので、原点に立ち返ってほしいですね。
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