白雪姫のレビュー・感想・評価
全197件中、1~20件目を表示
オリジナルが好きな人にはお勧めできないかも
公開前から物議を醸していますが、実際に観てオリジナルへの思い入れがどのくらいかによって満足度が変わる作品だと思いました。
私は昔のアニメ版がすごく好きで、あの怖い雰囲気も含めて「ディズニーの原点にして頂点」という認識を持っています。基本的にディズニー作品は何でも楽しめますが、そんな私でさえ「うーん……」と唸るぐらい複雑な感情を抱きました。
過去に公開された実写リメイクと比べると、原作からのアレンジがかなり多かったです。例えば、白雪姫の名前の由来や王子の設定変更(フリン・ライダーみたいでした)など、オリジナルを知っている側からすると「あれ、これでいいのか?」と思うぐらい違和感を覚える箇所が多数ありました。
一応、暗い森を走るシーンや小人たちと踊る場面など、アニメ版へのリスペクトもいくつかありましたが、それでも昔のイメージを期待していると厳しい評価になるかもしれません。
全体的に優しさがメインテーマになっており、暗黒に包まれた王国を救うために立ち上がる物語になっていました。これは、最近のディズニープリンセスを反映させているようにも見え、今作の白雪姫はラプンツェルやアーシャのような自立心を持つヒロインの印象が強かったです。
登場人物の細かい描写が良い点の一つだと思いました。女王は美しさにこだわる性格が強調され、悪役としてのプライドが伝わってきました。また、小人のおとぼけは、白雪姫との交流を通して王国のために立ち上がるようになるなど、7人の中で一番成長している点も好印象でした。
結論として、アニメ版とは別物として見た方がいいでしょう。ディズニーらしい優しさ溢れる物語は良かったですが、原作の要素をうまく活かせていなかったのが勿体なかったです。
とはいえ、実写ならではの魅力や素晴らしい楽曲も用意されているので、2つの違いを見比べてみるのもいいかもしれません。
百聞は一見にしかず
自立した女性を描きたいなら別作で
王子様が出て来ない白雪姫ってカツが入ってないカツ丼みたい。
正に別物。
白雪姫はクラシックなんですよ。
音楽にしてもクラシックはクラシック。
今はロックが流行ってるからロック調でって、それはもはやクラシックではない。
また、最近の洋画に多い、自立した女の子は飽き飽き。
多様性と言うなら強い自己主張をする女性も認めて、王子様を待つ受け身の女性も認めてよ。
時代劇で黒人や白人が侍やってたらおかしいでしょう!
誰でも好きな者に成れるは良いけど、成れない者もあるのを理解させるべき。
多様性も良いけど、逆差別じゃん!
悪くないと言う評価、別物と見れば良いと言う意見が多いのにはちょっと違うんじゃない?と思う。「白雪姫」である必要性がない。
自立した女の子を描きたいなら、別の作品を作るべき。
美声が響き渡るミュージカルでした
ディズニー映画自体を映画館で観るのは初めてでした。
今回の女王役の方も綺麗な方だなと思っていたのですが、ディズニーの悪女役は毎回髪の毛をまとめていて怖い印象なので、昔から苦手意識があります。
ですが、鑑賞する前からサブスクやYouTubeで歌を聴いていて、とても素敵だなと思っていたので、当日映画館で聴くのが楽しみでした。
登場人物それぞれのシーンに合わせた歌声がとても綺麗で、ミュージカルを観ている様で感動しました。
今でも毎日曲は聴いています。
吹替はかなり微妙でした
レビューまとめ:(面倒な人向けの3行)
・本作は歌を楽しむもの、吹替の歌声は主演以外微妙。
・ストーリーは無い、途中のなんか意味深なセリフは本筋と関係ない(吹替のおかけで気がつけた)。
・女王が可哀想。
ストーリなんてあって無いようなもの、
動く絵本みたいな感じ、絵が動いて、音楽が流れて、
合間にストーリとあまり関係ない掛け声?みたいなセリフがちょいちょい挟まれる。
(正義とか強さとか、ストーリーにはあまり絡まない。意気込み?みたいなセリフ)
動機とかストーリはほぼない。
鑑賞前は吹替は残念だけどストーリは把握しやすいから良いか思ってましたが、
そもそもストーリなんて無いし。。
合間の歌がこの映画の最大の魅力。
ぜグラーさんの歌声が聞こえる字幕が圧倒的にいい。
吹き替えの良かった点は、
ちょいちょい挟まれる、キーワードみたいなセリフが全くストーリに絡んでないのが理解できた点。
字幕版で観てたら、アレなんか自分今のセリフ理解できなかったけど、見落としかなとか?思うかも。
(吹替だとストーリがないことに気がつく、合間の小難しいセリフはストーリに絡みなし)
あと、女王が普通に可哀想。
酷いことをしているという設定ではありますが、その描写は皆無。なのに最後・・・
ミュージカルが楽しめた
あれあれ?白雪姫ってこんなストーリーだったっけ?て、
思い出そうとしながら見ていましたが、
途中から、白雪姫の歌の上手さに惹き込まれ、
いろいろ気にならなくなりました。
とても、聞きやすく心地よい歌声と曲で、
珍しくミュージカル部分を楽しみにしている自分がいました。
なので、あまり好みのフェイスではなく、
気にはなっていた白雪姫さんでしたが、歌の上手さの魅力の方が勝って、
途中からそこは全然気にならなくなりました。
毒リンゴで眠らされて、小人たちが泣いているところでは、
もらい泣きしてしまいましたし⋯。
原作と違っているようですが、それはそれで、
ミュージカルの部分が本当に良かったです!
あと、魔女が、ずーっと、テイラー・スウィフト?と思っていました。
案外悪くない
大半の方がつまらないと言う評価が多い中、私個人的には非常に楽しめました。
動物がきゅるんきゅるん
ディズニーファンにはいいかも
オリジナル版を知ってるかどうかにかかっている
自分はオリジナル版の記憶があまりなく、連れはオリジナル版を愛してるという、おそらく今回1番やってはいけない組み合わせで訪問してしまいました。
散々炎上ぶりは耳に入っていたので、でも「オリジナルを知らなければアリ」という感想もちらほら見てたので、何とかなるかなと…。
正直、酷評されるほどでは無いと僕は感じました。
魔女はめちゃくちゃ美しいし、歌もどれもレベル高いですし。ストーリーもポリコレ全開だった某作品よりはマシじゃないかなぁと。
ただ、やはりあれだけの騒ぎになってしまうとどうしてもバイアスはかかってしまうので、楽しめない気持ちも分かります。
僕が「ここはまぁ良かったのでは」という感想を告げる度に、連れに全力で論破されてどうにもならなくなりました。怖い思いをしました。
白雪姫の原作をよく知らない私からすれば
本質
新しい白雪姫
原作の内容を忘れれば楽しめる
白雪姫の半実写として観れば
前評判は、かなり厳しい感じだったが善くも悪くもディズニーな感じ。
①雪の様に白い肌が名前の由来?が昨今の事情により配慮された配役。
②女王が美しいのだが今後の現実ディズニーのパークなどの大人の事情による吹き替え配役。
個人的には「ワイルド・スピード」「ワンダー・ウーマン」等を観てきたのでガル・ガドットには「甲斐田裕子」が良かった。
③物語全体の構成がバタバタした印象で駆け足で進むので感情移入しないままクライマックス。
④そもそもディズニー作品に「歌」は付きものなのだが「歌」から「ミュージカル」の様に無理やり物語にねじ込んでいるので、そこまで無理して唄わなくてもとは思う。
変な先入観なくして鑑賞すれば及第点かなと思う。
マルチバース?
散々酷評されていたので、逆に見たくなりました。どれほどのものかな?と。
結果、いうほど悪くはなかったです。もちろん良くもないですが。毒にも薬にもならないと言うか…。
元々「白雪姫」にそれほど思い入れがなく、子供の頃に読んだお話程度の認識しかありませんでしたしね。
確かに姫は「白」くないし、やけに行動が積極的で、王子様を待つようなタイプにも見えないし、顎もシャクレててお世話にも美人とは言えません。歌は上手いが吹き替えかもしれないし、だからこそ現代の風潮にマッチしているようで、ディズニーもよくぞ思い切ったことをしたな、とある意味で感心しました。絶対に批判覚悟だったと思います。万人に受け入れられると思ってたような人はいなかったはず!たぶん…
しかし、この思い切りを受け入れることができなかった人たちが数多くいたのでしょうし、それは理解できます。私自身も、これまで好きな小説を思いっきり改変されたのを観てきましたから(ブレット・トレインとか…)。
白雪姫もどうせならもっとアレンジしたほうがよかったですね。変に中途半端に変えてしまったから、作品自体も何か煮え切らない、悪くはないけど乗り切れないものになってしまったのではないかな?
自分的には「キスしたら姫が目を覚ます」のが安直すぎて、何か別の方法がなかったんかい!て思ってしまいました。
とまあ、とにかく原作愛好者を怒らせて、そうでない人もそれほど楽しめない作品にしてしまったのはディズニーの罪ですね。
いっそのことディズニーお抱えのMCUのごとく「マルチバース」展開をするぐらいの、というか、今回の作品もマルチバース世界の白雪姫として見たほうがいいのかな。そんなふうにも思ってしまいました。
全197件中、1~20件目を表示