白雪姫のレビュー・感想・評価
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いうほど悪くは思わなかったけど…
評判が悪いので見るのを止めようと思ったのですが、逆に余りの酷評の嵐に興味を持って鑑賞した。
いうほど悪いとは思わなかったのだけど…。むしろ良かったとおもっちゃたよ。
結局、自分が大切にしていることを、否定されると怒ってしまうという人間の心情の表れということだろう。
わたし自身を振り返ってみると、世界的に絶賛され、日本でもなぜか絶賛された、将軍はダメである。自分の価値観歴史観を冒涜されたようで、途中で見るのをやめてしまった。
そんなに簡単に切腹するわけないでしょう。たかが、外人の航海士風情が、大名と対等に話ができるわけないでしょう。大名が、外人に、煽られて、家来を助けるために、危険な崖を降りていくわけないでしょう。大名が、チャンバラをするわけないでしょう。そんなに簡単に村人を切り殺すことなどないでしょう。どこの馬の骨かもわからい外国人と身分ある女性が安直に恋に落ちるわけないでしょう。将軍自らが、チャンバラするわけがないでしょう…。おいおい酷すぎるでしょう。フィクションだからとはいえ、徳川家康がモデルだからね、それは許せないというのが、私自身の感情の流れなのです。絶対日本人を馬鹿にしているでしょう。
白雪姫も同じことなのだろう。
わたしは世間ほどの違和感はないし、まして怒りなどは湧いてこなかった。むしを結構いいのではと思ってしまった。
少しぐらい、肌のいろが白くないといって、そこまで文句いうかねという印象。
まぁ、それは人それぞれで、他人が物申すものではないのだろうなぁ。
蛇足だけど、アガサクリスティーの世界観の中に、黒人の貴族や医者がでてきて、白人の貴族と対等に話をしているのをみると、怒りが湧いてきます。別に黒人を下に見ているわけではないよ。世界観を台無しにされたようでいやなのだよ。
白雪姫でも同じことを感じる人がたくさんいるということだろう。
アニメとは別物
ディズニーランドを追体験
公開から若干間が有ってからの観賞になったが、コロナ以降ハリウッド大作供給が寂しい中でのディズニー作品なので、必ず観ようと思っていた。 ただ、先に公開された同ジャンルの“ウィキッド”(実は観るまで題材的にてっきりディズニー作品だと思い込んでいた)は日本でも世界でもヒットしているのに対し、こちらは日本でも世界的でも興行的には期待外れのスタートとなった記事を観賞前に読んだので、若干期待のハードルを下げて観賞。
【物語】
人々が幸せに暮らす王国で、真っ白な雪降る日に生まれた女の子は白雪(Snow White)と名付けられた。白雪姫は両親の愛情を受けて幸せな幼少期を過ごしたが、あるとき女王が病死してしまう。 その後王が再婚した新たな母(ガル・ガドット)は自分の美しさと権力に執着する邪悪な女王となり、ついには国王にウソの侵略情報を吹き込んで国外に遠征させ、帰って来られぬように仕組む。独裁者となった女王は国の富を独り占めし、国民の幸せを奪ってしまう。
女王に心の純粋さを疎まれ城内に幽閉されていた白雪姫(レイチェル・ゼグラー)は女王に抑圧された民を憂い、以前のような希望に満ちた王国を取り戻したいと願う。あるとき女王は家来に白雪姫を城外で暗殺するように命じるが、家来は白雪姫の心優しさに胸打たれ、命令に背いて白雪姫を森の中へ逃がしてしまう。
白雪姫は森の中で7人のこびとたちや女王の食糧を盗んで追われている窃盗団と出会うが、彼らは皆白雪姫に心惹かれる。
【感想】
ハードルを下げて観たせいか、悪くないと思った。絶賛するほどではないけれど。
歌・ダンスが散りばめられた作風は文句なく楽しい。7人の小人の登場シーンなどは思わず一緒に歌いたくなる衝動に駆られた。小人たちの宝石採掘シーン、トロッコ搭乗シーンなどは映像を含めてディズニーランドに居るかのように心躍った。制作側がそれを狙ったかどうかは知らないが、本作の特徴はそこにあると思う。ディズニーランドの再現。
その昔ディズニーランドは映画の世界をリアルの世界に実現した夢の国だと言えると思うのだが、本作はその逆を行っていると思う。日本人を含めて老若男女非常に多くの人がディズニーランドの楽しさを知った現代において、ディズニーランドに行くより手軽にそれを再体験できるという感じ。
一方、“絶賛”するまでは行かないのは何が足りないのか?
俺の中でのは、興奮するほどの大絶賛だった10年の前公開の“シンデレラ”と2017年の公開“美女と野獣”と比較してしまう。その差の1つは俺的には美的インパクト。シンデレラは映像が絵的に、しかもおとぎ話的に圧倒的に美しかった。特にシンデレラの舞踏会での青のドレスには目を奪われた。 美女と野獣はヒロイン、エマ・ワトソンの可憐さが圧倒的だったし、それに加えて歌の迫力に魅了された。 なんかそういう「凄い!!」というインパクトには欠けたかな。
また、本作に関するある記事を読んで頭から離れなくなったことが1つ。最近のディズニー作品は世の中の「多様性の尊重」「性差別の厭忌」等々の意識を過剰に配慮し過ぎではないかと。ヒロインに白人を選ぶことや、外見で選ぶこと、ヒーローの生い立ちなども含めて批判されることを恐れて遠慮してオリジナルの設定を捻じ曲げている的な指摘だ。 現実社会での多様性の尊重や真の男女平等の実現等々は良いことだと思うけれど、人間は完全じゃないからフィクションくらい“憧れの世界”を見せてくれても良いような気がする。仮にそれが人種・性別・職業等々によって観たくない人が存在してもいいと思う。商業映画は観ることを強要しているわけではないので。その人たちが観たい作品も製作されれば(別にディズニーである必要はない)いいと思う。両方観て「視点・立場でこんなに違って来る」を感じられたら完璧だと思う。それが真の多様性尊重につながるのでは? いずにしても、万人受けならまだしも「万人に批判されない」ことばっかり考えて制作するようになったら食い足りない作品しか生まれて来ないと思う。
そんなところにインパクトが今ひとつの原因があるのかもと思ってしまう。それでも子供が観て楽しいのは“ウイキッド”よりこちらだと思う。
いろいろ気になるけど、酷評するほどではない
元のディズニーアニメの白雪姫があまりに愛されているがゆえに、王子様が王子じゃなかったり、アニメと違うオリジナル要素が入っていることなどに対して過剰に反応して批判的な意見をいう人が出てきてしまう、内容とは別に評価が残念な映画だと思います。
小人達が突然現れた白雪姫を簡単に受け入れたり、どこの誰かも知れない『王子様』なる謎の人物が突然現れて死体にキスをしたりするよりも、白雪姫を追い返そうとする小人がいたり、王子様は王子でなくても、毒林檎を食べる以前からきちんと繋がりがあったりする今回の映画のお話の方が自然なように思います。
不自然な展開も「おとぎ話だから」で片付けてもいいし、アニメ版もアニメ版でいいけれど、今回の実写を、「大好きなアニメ版とは違う内容だから」という理由で否定するのは、映画の感想として適当ではないと思います。
だってそれって、『この映画に対する』感想ではなくて、アニメ版を神聖視して改変を許さない人達による、ただの間違い探しでしょう?
ただし、実写にして、より現実的に自然な内容にしたいのなら、あまりに不自然でまだまだだと思います。
例えば、王様が死んだとしても、王族の血を引かないお妃様(継母)と王の血を引く直系の娘とで、王族の権利でいって継母の方が優先されるのはおかしくありませんか?
もしも継母が別の男と再婚したら、再婚相手の男が「女王の夫」ということで王様になって、継母も新しい王様も王家の血を引いていないのに、2人の間に男児が生まれたら王子様で、将来王位を継承するのですか?
王子は王家の血を引いていないのに。
大切なのは血筋じゃありませんか?
王様が死んだなら、王族の血を引く唯一の子供である白雪姫が女王になって、継母はせいぜい、白雪姫が成人するまでの間の後見人とかじゃないんですか?
少なくとも、継母が白雪姫を召使いのようにこき使うことはおかしいと思います。
他に不自然な箇所としては、ハンターが継母から命じられて、白雪姫を殺すために彼女を城から連れ出したところ。
なぜ、林檎が取れるのです?
国民は飢えて、兵士に捕まる危険を冒してまで、城へ食料を盗みに行くほど追い詰められているのでしょう?
王女を暗殺するのに、人前で堂々とはやらないでしょう。
であるならば、あの林檎の木の近くには、王女暗殺を見咎める人はいないはずです。
ましてや、王族を守るべき城の衛兵など、いるはずもありません。
城へ食料を盗みに行くくらいなら、誰も見ていないところでコッソリと、木から林檎を取って食べればいいじゃありませんか。
あそこで林檎が取れるのは違和感がありますよね?
他にも気になるところは、小人達はなぜ、宝石を掘っていたのでしょう?
人間の国と関わることなく、森でヒッソリと暮らしていたのでしょう?
それなら、採掘した宝石は誰が買い取るのですか?
交易をしていて、宝石と引き換えに食料などを買っているのならわかるけど、人間の国と関わっていないのなら、自分で畑を耕し、狩猟をして、食料を手に入れなければなりません。
宝石ではお腹の足しにはならないのです。
そうした不自然がいくつもあるので、わざわざ白雪姫に対する小人達の反応をやや現実的にしたり、王子様の存在をいくらか自然にしても、チグハグな感じがして、違和感があります。
ただ、おとぎ話のつもりで深く考えずに観ている分には、それなりに面白いし、悪くはないと思います。
「役者に対するいろんな批判なんて気にせず純粋に映画をたのしもう」・・・?
まず、別に白雪姫やアリエルが白人じゃなくても楽しめればオッケー派です。
その前に
アニメや漫画を実写リメイクするにあたり、どんな要素を押さえれば元作品が成立するかという打合せを必ずすると思います。
白雪姫ならば「雪のように白い肌を持つ美女」「魔法の鏡」「継母」「七人のこびと」「毒りんご」「目覚めのキス」まだまだあると思いますがとりあえずこんな所でしょうか。
まず最初のキーワードを大胆にアレンジした部分で炎上してましたが、これは最近よくある話なので目をつむります。
それ以外のキーワードに関してはしっかり踏襲されてるんですよね。
でも・・・
レイチェルさんの白雪姫風の主人公が、白雪姫とは別の物語をグイグイすすめ、たまに思い出したように前述したキーワードに戻って来るのですが、それがとてつもなく違和感。
この性格でこんなふうに展開してきたのにその選択するか? みたいな。
白雪姫のリメイクでは無く、別映画に白雪姫風アレンジを乱暴に混ぜてみましたって感じの脚本と演出。
世界中に多くのファンを持つ作品で巨額の制作費を投じた白雪姫のリメイクでそれは、さすがにダメでしょう。
撮り直しまでして何を直したのか非常に気になります。
まぁ楽しめました
コメディ映画にもならない。
白雪姫が城を出されるまではまだマシだったけど
城を出たら見窄らしい服からアニメ衣装に着替える姫
小人達の家に不法侵入させる動物達
女王が化けた老婆の毒リンゴを怪しみもせず速攻で食べて眠る姫
王子でもないジョナサンのキスで目覚める白雪姫
姫に名前と過去を言われてあっさり改心する兵士達
鏡を壊したら何故か勝手に死ぬ女王
アホな展開の連続にコメディ映画だとしても笑えいなと思って劇場を後にした。
リスペクトゼロ
気づきと発見があるのがまたいい。
白雪姫の実写版が初めてなのは知らなかった。もう少し早く実写版になっていたのかと思った。
さて、本題。現代版白雪姫だがなかなかいい。七人の小人、魔女の鏡で美しい者の問いかけなどオリジナル版でお馴染みの設定がありながらも現代の教訓などもストーリーに入れて思った以上に観ごたえがあった。
オリジナル版はうっすら記憶がある。もう一度見返したい。
気づきと発見があった白雪姫。観て良かった。気づきと発見を探すのも楽しい。
意識高い系による似合わないコスプレ映画
アニメ版の白雪姫の実写化ではない
衣装もそうだけど所々アニメ版に似せたシーンを入れることで上辺だけうっすら真似た感じで、キャラを知らないのにコスプレしてるコスプレイヤーをみてる気分でした。
例えば、アニメ版では怯えた白雪姫が森を彷徨う際に彼女の怯えと不安な心情を表すため森が化け物のように見えてしまうシーンがありますが、実写版白雪姫は強い女性に性格が変更され命を狙わても逆に問い返す強さを見せますが何故か森に入ると森が化け物になります。
上辺だけ見るとアニメ版のシーンだ!となるのかもしれませんがアニメ版の意図とは違ってしまってます。
戦う!白雪姫!!
うーん、既視感⋯
歌も演出も良かった。
ただ、盗賊の頭ジョナサンと白雪姫の掛け合いは「塔の上のラプンツェル」に酷似。寄せてるのかとさえ思った。
あと、盗賊たちが森で女王の手下と戦うという
アニメの白雪姫にはない脚本は、ケビン・コスナー主演の「ロビンフッド」に似ていて個人的にムネアツ展開だったけど、あまりに収束が早くてちょっと拍子抜け⋯
あれならなくても良かったかも。
普通につまらないけど
コビトさいこ〜‼️
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