白雪姫のレビュー・感想・評価
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なんとも、、、
序盤から原作と内容が違うことに驚きました。
白雪姫の名前の由来の1つに「雪のように白い肌」とあるのにフル無視でただただ雪の日に産まれたからと説明されえ?となりました。
白雪姫と言えばやっぱりお相手は王子様なのにまさかの盗っ人。白雪姫を演じてる俳優さんは原作アンチのため所々発言がチラつき気持ち前半はよく見ることは出来ませんでした。
ですが後半ら辺から演じてる人をフル無視し白雪姫は吹替版の声優を務める吉柳咲良さんだと思い、話を聞くと最後まで楽しく見ることが出来ました😸
私は小さい頃白雪姫が大好きだったので映画のためとはいえ色々と変わっていることに未だ納得がいきませんが、声優の皆さんのおかげで楽しむことが出来ました。
原作ファンの方はあまり見ないことをオススメします、、、
メルヘンミュージカルムービー
音楽は素晴らしい
ツッコミどころは多々あれど、ミュージカルのシーンは素晴らしい!ディズニーランドにいるようなウキウキを感じられる。特にハイホーはトロッコ乗ってるシーンもあったしIMAXの迫力もあってかなり楽しかった!VFXは、なんだろう、よくできてる割になんかちょっと古臭さは感じた。でも動物たちは可愛かった。ちょっとあざと過ぎだったけど。
ただ惜しむらくはWickedの直後公開だったこと。。どうしてもあのストーリーの面白さと素晴らしい楽曲と壮大な世界観の後ではこじんまりと感じてしまう。それでも、よくよく考えると元の3行で終わるような話をよく膨らませたよ!とは思う。
大分違う話になってるし、半分過ぎてもあれ、まだ眠らないの?(死なないの?)と思ってたら、眠った後も一瞬で脱獄して一瞬で目覚める、まあここは万人が知ってる話だから引き伸ばす必要ないか、となったのだろうか。。潔い。
勝手に転がり込んでおいて謙虚さがないな?とか最初はやはり甘ちゃんだな、とか主人公があまり魅力的でない、のも等身大でありながらちょっと残念ポイントかも。
ベタながらdopey覚醒のシーンは泣いちゃった。
そういえば小人たちの吹替メンバー面白めだったけどどんな感じなんだろう。。
やっぱり愛の力は偉大です
とても素敵な白雪姫の実写版だったと思います。
肌の色が白雪姫にそぐわないとか、白雪姫と女王の出身国のことで批判的な声も多々あるようですが、そんなことは何でもないことだと思います。
白雪姫のレイチェル・ゼグラーはとてもチャーミングで素敵な姫でした。
そして女王を演じたのは大好きなガル・ガドット。ワンダーウーマンのような力強いヒロインもカッコよかったけど、今回の邪悪な女王様の役も良かったと思います。美しい人は何を演じても絵になると言う事ですね。
7人のこびとや、ジョナサンなど好感の持てる登場人物も良かったし、なにより素敵な歌声に魅了されるミュージカルでした。
今まで見聞きした白雪姫とはちょっと違っているので違和感を持つ人もいると思いますが、白雪姫と言う古くから語られている物語を元にした様々な物語があっても良いのではないでしょうか。そうでなければ新しい物は生まれなくなってしまいます。
新しい時代にこんな新しい白雪姫があっても良いのではないかと思うのです。
恵は分け与える。
一人はみんなのために、みんなは一人のために。
分け与える愛。分かち合う愛。
白雪姫と共に多くの民衆が声をあげて邪悪な女王を追い出したものは、力ではなく愛の力でした。
やっぱり鏡は最初からだれが一番美しいか知っていたのですね。
いい映画を見ました
大前提を変えてどうする?
鏡「白雪姫の方が心が奇麗です」客「は?」
白雪姫
元はドイツの民話で
グリム童話に収録されている
世界でもっとも有名なお話
その雪のように美しい容姿の姫を
妬む継母が何度も何度もぶっ〇そうと
するたび乗り切り
最終手段で自分が化けて渡した
毒リンゴでやっと絶命させるも
白雪姫を想っていた王子様が現れ
二人は幸せなキスをして終了
といったものである
最も有名なのはディズニーが
製作した1937年の
フルアニメーション版で
累計3000億円を売り上げ
アニメーション業界及び
ディズニーを世間に知らしめる
きっかけとなった
エポックメイキング
これを実写化した今作
どうだったか
どうだったかも何も
あまりに公開前の炎上騒動ばかりが
話題になってしまった
昨今のDEI・ポリコレフルスロットル
のディズニーが落っことすはずだった
大爆弾だが
主演のレイチェル・ゼグラーの発言が
あまりにアレすぎてドン引き
こいつがなんで白雪姫やねん
という大論争に発展
まあ他に観たいのもないし
どんなもんかと
地雷を踏みに行ってみたが
まぁ観てみるとそうした
大炎上によって歯抜けの
スッカスカな代物でしか
ありませんでした
特に感想もないです
当初のポリコレディズニー
これをどうしたかったのでしょう
白雪姫が女性の権利ソードで
鏡と王子もろともぶった斬り
女性の勝利だと高笑いする
修羅雪姫みたいな
展開にでもしてくれりゃ
まだ面白かったかもしれない
けどまあムリでしょうね
キャプテンアメリカやジョーカー
といいいらない続編やリメイク
ばかりしている業界には
将来性を危ぶみます
これで製作費300億円とかやばいでしょ
ウォルトが墓石から蘇って
助走付けて殴るレベルとはまさに
これです
ディズニーアニメ実写の黒歴史姫
『白雪姫』と言えば、世界映画史初の長編アニメーションであり、今も続くディズニーアニメの第1回作品。
アニメーションのみならず、映画史に残る名作中の名作。ディズニーアニメはここから始まり、白雪姫は以後のディズニープリンセス/ヒロインの原型となり、女王もまたディズニーヴィランを確立。ディズニーにとっては永遠不滅の至宝、美しさ。
後世への影響も多大で、本作を見てアニメーションや映画の世界に入った人も多い。ちなみにクリント・イーストウッドは幼い頃、初めて見た映画だとか。日本でも手塚治虫や鳥山明もリスペクト。
ディズニーとは関係ナシの映像化やパロディ/ネタ、実写化も数知れず。剣を持って闘うヒロイン・アクションになったり、『Dr.スランプ』では千兵衛さんが白雪姫に扮する話とかあったっけ。
本当にリスペクトされ続け、愛され続けている。
遂に、満を持してディズニーで実写化。
絶対失敗は許されない。失敗したら、偉大な作品と歴史とディズニーそのものに泥を塗るようなもの。
なのに…
ディズニー、やっちまったか…!?
昔々、とある国に心優しき王様とお妃様がいました。
待望の子供が産まれ、同じく優しい心を持ったプリンセスとなりました。
両親を相次いで亡くしましたが、優しい心を持ったまま、美しく成長。その名は…
白雪姫…じゃない?!
やっぱりね、イメージって大事だと思うの。『リトル・マーメイド』の時もそうだったけど。
勿論レイチェル・ゼグラーは注目株の魅力ある女優さんだけど、白雪姫のイメージじゃないんだよね…。
グリム童話の原作やディズニーアニメでは白雪姫は、白雪のような肌の女の子。それを褐色のラテン系が演じて白雪姫…?
今回、命名の由来がちと違うとは言え、でもやっぱり白雪姫のイメージじゃないんだよね…。白雪姫と言うより、『ウィッシュ』のアーシャ。
ハリー・ベイリーは『プリンセスと魔法のキス』の実写、レイチェル・ゼグラーも『ウィッシュ』の実写ならイメージ通りだったろうに。
『リトル・マーメイド』の時も書いたが、こんな事を言う事自体、私が頭が固く、人種差別と思われるかもしれないが、でもでもやっぱり、オリジナルを尊重し、その雰囲気やイメージのまま見たい…。これは変わらぬ私の意見だ。
王様とお妃様に変わって、新たな女王様が現れました。
女王様は大変美しいが、何より自分の美に執着し、恐ろしい魔女でもありました。
優しさの欠片も無く、民から自由や平和を奪い、国を我が物とし、白雪姫を使用人のように扱いました。
女王は魔法の鏡に聞くのです。
鏡よ鏡、鏡さん。世界で一番美しいのはだぁれ?
それは勿論あなた様、ガル・ガドット様です。
今回、映画はここで終わっていいのである。
レイチェル・ゼグラーには悪いけど、今世界中の女優を見ても、ガル・ガドットの美貌に勝てる人はなかなか居ないって!
美しさは勿論、存在感、歌声も披露し、楽しそうにきっちりヴィランの役割を。
ガル・ガドットが居なかったら興味や関心はもっと薄かっただろう。
やはりガル・ガドットは救世主=“ワンダーウーマン”なのである。
ある時、城にコソ泥が入りました。
女王は処刑を命じますが、白雪姫は慈悲を乞いました。
それから鏡の答えは変わりました。
世界で一番美しいのはだぁれ?
白雪姫です。
女王は激昂しました。あの小娘をヤっておしまい!
そう手下に命じましたが、殺せず、森の中に逃がしました。
森の奥へ、奥へ、奥へ。
やがて家がありました。
疲れ果て、ベッドで寝てしまうと、“主たち”があの耳馴染みの陽気な歌と共に帰って来ました。
七人の小人たち…だが、ここも今回論争の一つ。
白雪姫はオリジナルのイメージから改変されたのに、小人たちはイメージのまま。
つまりそれはアニメチックにデフォルメされており、生身の役者と並ぶと違和感…。
小人たちの描写、CGIで小人症の俳優が演じてない事、小人症の俳優が生身で演じるべきだった…。ピーター・ディンクレイジらも苦言。
ポリコレに必死なくせに、彼らだけは“別”なのか…?
小人たちと楽しく暮らしていましたが、自分が居ると迷惑になると去りました。
森の中をさ迷っていると、出会ったのです。
王子様…かと思ったら、再びコソ泥と。
今回の大改変の一つ。王子様は登場しない。変わって、コソ泥のイケメン、ジョナサン。
『塔の上のラプンツェル』や『アナ雪』も相手は王子様じゃなかったけど、そういう設定だからいいんだけど、昨今の風潮だからとは言え、元々の設定を変えるかね…?
王子様が登場しないので、名曲『いつか王子様が』が使用されない。『アラジン』で『ア・ホール・ニュー・ワールド』が流れないようなもの。
でも結局は王子様の“代役”なので、このコソ泥と恋に落ちる。
白雪姫とコソ泥の恋。待望の『白雪姫』の実写化で、そんなのを見たいのか…?
ジョナサンは白雪姫の父親、王に忠誠を誓い、仲間の山賊たちと悪しき女王と闘う。
白雪姫が生きている事を知った女王の命令で兵たちが奇襲し、一戦。
白雪姫も機転を利かせて共に闘うのだが、
アレ…? 私ゃディズニーアニメ実写の『白雪姫』じゃなく、クリステン・スチュワートの『スノーホワイト』を見ているの…?
オリジナルをベースにしつつも、ここからかなり新解釈が多くなってくる。
ジョナサンが女王に捕まったり。
白雪姫が女王が化けた老婆の毒リンゴを食べて仮死するのは同じ。
目覚めさせる事が出来るのは王子様のキスなんだけど、今回王子様は“追放”させられたので、定番の真実の愛のキス。
するのはジョナサン。まあ、そうなるわな。
相手役の変更とか新解釈とか言うなら、小人の中でも特に心を通わせたおとぼけで良かったのでは…?
見た目や立場は関係ない。それを得意気に謳ってるくせに、それをやる勇気は無かった。結局、見た目なんだね。
目覚めた白雪姫は女王と対峙。
民や兵たちを思う。皆や自身も鼓舞。
白雪姫の内面の強さ、美しさ。女王を圧倒。
追い詰められた女王は割れた鏡によって自滅。
…アレ? こんなラストだったっけ…? いや、『白雪姫』は最後に見て久しいけど、間違いなくこうじゃなかったのは断言出来る。
昨今だからこうなったような新解釈ラスト。
そのメッセージも分かるのは分かるし、いいのはいいんだけど…、
でもこれで、新解釈や現代版『白雪姫』と言えるのか…?
王子様のキスを待ってるようじゃ今はもうダメ。自らが立ち上がり、立ち向かう。
ならばそれを『白雪姫』の実写でやるんじゃなく、オリジナルの作品でやれば良かったのでは…?
待望の『白雪姫』の実写で、新解釈と言うより意味を履き違えた改悪でやるような事…?
皆が見たかったのは、あの『白雪姫』。今時と思われてもいい。
だけど、白馬の王子様とか駆け付けてくれるとか目覚めさせるキスとか、今はもう絶対にやっちゃダメな事なの…?
そういう夢や憧れを見る事自体、愚かなの…?
それこそ差別や偏見を感じる。
変わらぬ夢や憧れ、自由があったっていいじゃないか。
それを映画で魅せてくれたって。
夢を描き続けたディズニーが変わらず魅せてくれたって。
それをディズニーが否定するな。
『ラ・ラ・ランド』『グレイテスト・ショーマン』コンビによる新曲もいいが、既存の名曲『ハイ・ホー』の心躍る感には敵わない。
マーク・ウェブは今回“アメイジング”な仕事ぶりとは言えず、共同脚本のグレタ・ガーウィグも『バービー』でやった事を『白雪姫』でやろうとして…。誰得の『白雪姫』実写…?
レイチェル・ゼグラーがオリジナルを古臭いと否定したり、今のディズニーで新解釈/現代版をやる時点で結果は目に見えていた。
ウォルト・ディズニーが心血注いだ世界初の長編アニメーションで自社の第1回作品。その待望の実写化。
それがこんな形で改悪されて…。
つまらなくはなかったが、ガッカリ感が半端ない。
こんな形で見たくなかった。ディズニーアニメ実写の改悪も、もういい加減勘弁。
ディズニーアニメ実写の黒歴史姫。
評判より悪くなかったかとおもいます。
「いつか山賊のお頭様が」でも歌えばよかったのにね?笑
ディズニー映画の実写版って年々酷くなってると思うのはおれだけ?😓
ポリコレを過剰に意識しすぎじゃない?
実写版のリトルマーメイドの時も思ったことで、白雪姫も案の定過ぎたわ💦
そして今作も薄々気づいてたけど白雪姫があんま可愛くないわ!
どうしたディズニー⁉️
今までは、リリー・ジェームズとかエマ・ワトソンとかナオミ・スコットとか、誰が見ても華があるプリンセスだったのに……
ウブ感というか芋っぽいというか、ガキに見えてあんまノレない💦
と思って調べたら白雪姫って14歳なんだね💦
そりゃクソガキだわな💦
代表的な白雪姫の衣装もコスプレ感というか、ハロウィンの日にドンキで買って着た中学生にしか見えない申し訳ないけど💦
そんな中坊の白雪姫と山賊の恋愛描写なんて、見せられたところで何も感じないよ。
あとストーリーが単純に面白くない。
薄っぺらの内容に、薄っぺらの登場人物たち、なんもオモロない😭
歌唱シーンは基本どこも良かったと思う。
白雪姫のレイチェル・ゼグラーは歌上手いし、
オープニングの色鮮やかな街の人たちのダンスとラストの真っ白なダンスシーンは、画的にも可愛かったし、聞き馴染みありすぎるハイ・ホーも楽しい気分になれた🪓💎
でも「いつか王子様が」が無かったのは残念。
そりゃそうだ、王子様出てこないんだもん。
「いつか山賊のお頭様が」でも歌えばよかったのにね?笑
まいどのミュージカル
退屈で盛り上がりに欠ける
簡単に言うと、全体的に退屈でした。
おそらく、内なる美しさを秘めた白雪姫が、暴力に頼らずその心の美しさによって王国を取り戻し、悪の女王を打ち倒す——そんな物語を描きたかったのだと思います。しかしながら、脚本があまりにも薄っぺらく、説得力に欠けていたように感じました。
特にそれが顕著だったのがラストシーンです。たった4人の兵士が寝返っただけで女王が発狂するのは、さすがに無理があるのではないでしょうか。挙句の果てに、自らの栄華を支えてきた鏡を割って自滅するなど、白雪姫は何もしておらず、「え、これで終わり?」という印象でした。
ただし、7人の小人たちが「ハイホー」を歌いながら働くシーンはとても良かったです。この場面だけは素直に楽しめました。
激ヤバ毒リンゴを語り継ぐ先人になる
俺はディズニー映画を何本も見てるし、過去のアニメ作品もたくさん見てきたし、近年の実写も見てきてるんだけれども、自分がこういう低評価を下さなければいけないということが本当に悲しい。
以下、比較の為にアニメ映画版のネタバレも含む。
本当に信じられん、こんな脚本が通ったということが本当に信じられねえ。問題点をどんどん上げていく。
これがディズニー公式から出たという事実が本当にすごい。
「先人達の知恵」的な歌詞の歌がありながら先人達から何を学んだんだというひどいアレンジ、付け足しの連続。
これはリアルタイムで劇場で観た我々が「ひどい実写化」の例として語り継ぐべき、驚くべき作品だ。
とにかく脚本、演出が雑。主演女優が白人ではない、なんてことは些細なこと。とにかく元になったディズニーアニメ映画からの余計な付け足しがひどすぎる。
例えば最初の歌、ここは素晴らしい国的な歌も曲はいい。しかし見せ方の工夫はもっとできただろう。
最初にカラフルな衣装で歌い踊る。これ自体はいい。しかし後述するラストはこのカラフルさとは真逆になっている。
序盤に白雪のソロ曲がある。両親が死んで新しい女王にこき使われ掃除させられているのだが。これは本当の自分じゃない、いつかなりたい自分になる、国を取り戻す的な歌なのよ。
単調な見せ方ももちろん良くないんだが、もっと良くないのが雑に洗濯物を叩き落とす演出があること。
これが何が良くないかっていうのは、そもそものディズニーアニメの白雪姫ってもっと能天気な人で、掃除すら楽しそうにやるところが魅力的だったわけで。
自分の置かれた境遇にひたすら不満を持ってる感を、わざわざ足してる。なんでそんなにキャラ付けするのよと。
自分の国を取り戻したいという意思を見せること自体は悪くはないんだけど、描き方がひどい。
例えばその洗濯物を叩きつける描写がなぜ良くないのかっていうと、その後に小人たちの家に行って、小人に楽しく掃除しましょうよというような歌を歌って諭すわけよね。
そんな洗濯物を叩きつけるようなやつに楽しく掃除しようよなんて言われたくねえよって思っちゃうわけよ。この映画ってのは本当にそういうひどいことを平気でやるのね。
本当に中途半端にアニメ映画のストーリーに沿ってる上で余計なもの足してるからすごい不自然で変な展開がたくさんある。
自分の国を取り戻したいみたいなところもまずあれなんだけど、新しい女王になってから国が良くない方向に行ったってのがとにかく分かりにくい。
この展開やりたいならまずはもっと人々が貧しくて苦しんでるんだみたいな描写をもっと増やすべきだ。こういう展開にするべきなら、そこの描写がまず弱い。
例えばね、盗賊の男が、今回の王子様の役割、王子のポジションになるっていうアレンジ自体は、そうしたかったなら、そうしたっていいんだけど。これだって別に盗賊にする必要性を感じない。
何だったら、元々王子だった人が、何か盗賊のフリしてて市民を助けている王子だったでもいいんじゃねえかと。
本当に盗賊にする必要性を感じない。
わざわざ、名曲『いつか王子様が』をカットする必要があったのかと。
男に頼らない姫を描きたかったんだろうが盗賊アレンジに何のこだわりも感じさせないのが逆にすごいまである。
そして!ある意味見所である、七人の小人ね。本当に、なんでこのキモ可愛い、いや、単純に気持ち悪い変なデザインが採用されたのか。なんでよっていうような、すごい変な不気味なデザインで、実写版キャッツの次ぐらいにやべえなっていう。
これはよくCMで隠したなって思えるほどに、とにかく微妙にリアルで、微妙に不気味な。これは何が良くないかって言うと、盗賊団の中に本当に実際のリアルなパチンコ打つ小人の役者がいて、その小人の人は別に不自然ではないのよ。
でも、その小人のパチンコ打つ人に比べて、七人の小人がすごい不自然さが余計強調されてて。
この七人の小人たちが触ると岩が光って、宝石のある場所がわかるみたいな、元のアニメにない謎の設定が付け足されて、その謎設定は最初の鉱山で岩を掘ってて、そこのシーンが綺麗に光るという演出以外で、特に活かされない。余計な設定だ。
しかも274歳だ、いや275歳だみたいなことをいちいちセリフで言うんだけれども、そんな年を取ってることをいちいち示さなくたってよかったじゃないかって言う。
その年を取っているという要素も全然ストーリーに活かされていない。
おそらく七人の小人はいわゆる人間ではない、ということを強調したかったんだろうが。ならそれはそれで光らせ能力や長寿をストーリーに活かせよと。
でね、小人が出てきたタイミングで盗賊団も出てきて、盗賊団が白雪姫を捕まえに来た兵士たちと戦うんだけれども、ここのバトルも何か薄くて。一応雪姫の見せ場もあるんだけれども、勇気凛々戦ってますよ的なことをチラッと見せるんだけれども。
ここをやるんだったら、もっと白雪姫なりのアクション的な、例えば動物と仲が良いのであれば、動物と一緒に戦う的な展開にした方が良かったんじゃないかと。
でさ、ひどいのがさ、この盗賊の頭の男ジョナサンが、王子ポジションの男が白雪姫をかばって、矢を受けて倒れてしまうと。
で、ここ白雪姫が、そのドクターである、先生ね、小人の一番長である先生に治してよっていうんだけど、とにかくそれがすげえ上から目線なんだ。
なんか、治してよ、やってよって言う、ただ単に頼むだけで、すごい他力本願なわけよ。そういう描写を平気でやるわけね。
白雪姫はみんなで分け与えるべきだって事あるごとに言うんだけれども、だったらまずお前が薬に効くような薬草でも取ってきて労働を分け与えろよって思うぐらい、なんか偉そうなのよ。
ドクターこと先生は、すごい奴だから、あっという間にやられたジョナサンを治療してくれるんだけど、その直後に、よっしゃ、宴会!的な感じで、急に小人たちと盗賊団のダンスが始まる。
このダンスの取ってつけた感もひどい。
そこでなぜか、白雪姫と盗賊の頭ジョナサンが急接近で仲良くなり、お互い愛してます的な雰囲気になる。
表現も安っぽくてひどい、失笑もの。しかも、周りに人がいる中で、いい感じになるのが、無理矢理過ぎる。
原作アニメ映画だと白雪姫と王子が1対1で出会って特別感があったのに、そういうのもない。
わざとやってんだろうけど、愛している人のキスという要素を入れるために、ここで急接近をさせざるを得ないという、無理やりさがひどい。
ジョナサンさんだ、ジョナサンさん、あの名前を覚えてやろう。ちょっとこの盗賊ジョナサンの扱いもすげえ雑でかわいそうだから、せめて劇中でも言ってたように名前は覚えておいてやろう。
このジョナサンも、白雪と仲良くなった後に、南に行くぜと。白雪のお父さんがどうなったか調べてやるぜ的な感じで、わざわざ白雪からペンダントを受け取るんだけれども。
勇ましく出発したのに即効で女王の兵隊の罠で捕まって、城に閉じ込められるという。
もう全然見せ場も作ってもらえない。すげえひでえ展開ですよ。
でもってそれでペンダントを女王に奪われて、女王が老婆に変身して、この老婆を白雪姫が信用するきっかけがそのペンダントを持っていたというところで。
かつこれも良くないのが、分け与えようという、みんなで分け与えようという言葉を、お父様が言ってたよねと。
だからその分け与える心で私、老婆は、このリンゴ(毒リンゴ)をあなたに分け与えるんですよという、このマイナスの意味での伏線回収をわざわざ作ってる点な。
やりたかったことはわかる。白雪姫が怪しい老婆から貰ったリンゴをすぐ食べると言うには、やっぱり理由が必要なんじゃないかというのを考えたと思う。
しかし、そういう伏線回収をするなよ。分け与えるという行為、言葉によってマイナスの出来事が起きるっていうことが、映画全体のイメージも悪くしている。ペンダントすらマイナス面で役立っている。
で、雑に捕まったジョナサンは、何日もかけて牢屋の鎖を解くことができました。雑に脱獄成功するわけよ。
で、死んでいた白雪姫にキスしたら、白雪姫目覚めました。真の愛でしたね、と。
ここで、また中途半端にアニメ映画と同じ展開を作ってるの。これ、本当、同じ展開をわざわざ作るんだったら、全然王子でよかったじゃねえかよっていう中途半端さがまずある。
この白雪姫が目覚めてからの余計なおまけがまたひどくて。
まず白雪姫、目覚めた白雪姫が、城下町に戻ってきて女王と対峙するのよ。
うんで、町の人がなぜか白雪姫の味方ぽい雰囲気になってくる。そこも説得力がないのよね。なんか結局、親父の七光り。
これも良くないんだけど、ずっと父さんが、父が守りたかった国を取り戻す的な、父さんは立派だった、ということを言う白雪なの。本当父親頼みなので、父親の七光り、だから町民に愛されているのかなみたいな。
この白雪姫自体の実績がないっていうのが、余計強調されちゃうのね、父親が父親がっていうセリフが多いことで。
これは原作にない余計な付け足し要素ね。
女王と対峙して、女王が私を刺せと言うんだけど、白雪姫としては刺すことはできないわけよね。で、女王が兵士にみんなの前で白雪姫を殺せと命じる。
この後の展開もね。その兵士の名前を白雪姫は覚えていたと。1人1人の名前を覚えていて、どういう家族構成かも覚えていたと。
それによって兵士が、覚えていてくれてたんだと感動して、白雪姫を殺さず、戦闘放棄するという展開になるんだけれども。
これをやるんだったら、女王が1人1人の名前を全然覚えられない白状なやつだという描写対比が必要なわけで、そういう描写もなく、白雪姫が名前を覚えるのが得意っていうのは、小人の自己紹介のところで初めて示されるんだけれども、それもそこぐらいで、その積み重ねがないの。
積み重ねがないのに、それをちょっと切り札としてるところも良くないし、映画としても地味すぎるのよ、展開として。
最終バトルがあるわけでもないし。
女王の最後まで雑で、女王が最後に魔法の鏡に語りかけて一番美しいのは誰だって聞いたら、女王は肌だけが美しいだけで、本当に中身、心が美しいのは白雪姫ですって鏡が言って。
それに怒った女王が鏡を割ってしまって、鏡が割れたら、その鏡の魔力が無くなっちゃって女王も真っ黒になって死んでしまうという、本当雑すぎる自滅で女王も死ぬという。
もうね、本当この女王も可哀想で、どうにかならなかったのか、このひどい脚本はっていうところで。
ラストは、白雪姫が立派な女王となり統治しました。めでたしめでたし的なナレーションで、冒頭の歌のアレンジで、最後みんなで歌う。
この時の衣装がみんな真っ白なのよ。すげえ全体主義なんじゃねえかっていうくらいみんな真っ白なの。白雪姫だからっていうところなんだろうけど、この真っ白さがすげえ不気味なものがあって。
だって最初のシーン、冒頭のシーン、カラフルだったにも関わらず、すげえ真っ白にしたオチって、これ本当にお父さんの意思を受け継いでいるの?と感じる。
すげえ不気味さを全然自覚しないでやってるというところが本当にね、この映画はずっとやばすぎて、もうここまで来ると逆に面白すぎるんだよね。
これはマジですごい、実写版ドラゴンボールや実写版デビルマンなみに語り継がれるだろう究極のヤバ毒リンゴだった。
俺達は、この激ヤバ実写化毒リンゴを食らった俺達は、先人として語り継いでいかなければならない。星1をつけなければ失礼だとすら思う。
いろんなことを忘れて作品だけを思っても「ウィキッド」を観た後では超見劣りする その10分の1以下にしか感じない
ディズニー作品は、毎回、ポリコレやらジェンダーやらいろんなノイズばかり気になってなかなか素直に楽しめる状態になれなくて困る。
本作なんて特にそう。
そこを何とか頑張って、いろんなことを忘れて作品だけを楽しもうとしたのですが。
七人の小人が、デザインはアニメのままでリアルな3Dアニメになると何か気持ち悪い。
「ハイ・ホー」は良かったのですが。
女王が老婆になったのは、自分だと気づかれないように変装したと。
なぜ毒林檎食べる???
なぜ王子様来ない???
白馬の王子様は現代に通用しない???
通用するようにどうとでもアレンジできるでしょうに。
ちょいワル盗賊リーダーのほうが今風???
何でキスしたんでしたっけ?
盛り上がるところなのにちょうど睡魔に襲われて良く分からなかった。
自分から行動しようと女王に立ち向かうけれど、白雪姫の切り札は「国民の名前とプロフィールの記憶力」?
いやそこは、覚えてるだけでなく、一人一人に親身になって寄り添っているところを描いてくれないと、単なる記憶力がいいだけになってしまう。
対決の場に集う国民たち…少なくない?
村みたいな規模の国でしたっけ?
やっぱり、「ウィキッド」を観た後では、超見劣りする。
王道中の王道、おとぎ話の決定版のはずが、「ウィキッド」の『10分の1以下』の規模感では話にならない。
いっそのこと、割り切ってアニメ版そのままを豪華絢爛に実写化してくれたら、それで十分だったのに。
色々考えるのをやめようと思いましたが、やっぱり無理。
白雪姫は、白人女性の話なんだから無理に変えなくて良くない?
他の人種は、他の話で主役にすればいいだけの話。
七人の小人は、小人なんだから小人でいいじゃないか。
「ロード・オブ・ザ・リング」のホビットみたいなものでしょ。
無理に盗賊メンバーにそういう人を配役しなくてもイイのでは?
七人の小人は3Dアニメで、盗賊にはそういう役者を配役する意味が分からない。
どこからどこまでもバランスの悪い、立て付けの悪い話で、スッキリ見れない話でした。
また、王様や白雪姫が語る、「国の理想」が、現在のアメリカが目指そうとしている姿とはあまりにも遠くかけ離れているようで、まさに絵空事で、「よく言うよ」と思ってしまい白けてしまう。
もう、ただの童話として愛された幸せな時代(おめでたい時代)は、二度と戻ってこないのだ。
ずっと脳裏で
♪ちがう ちがうっ (´Д`)
そうじゃ そうじゃなーいっ (´Д`)
なぜ白雪姫にしたんだ
別の新たなプリンセスでも良かったじゃないか
王子様の代わりが芋泥棒でも
びしょ濡れで他人のベッドに寝る失礼な姫でも
小人には指示して己は家事しない姫でも
いつか王子様がを歌わなくても
最後皆で白い衣装でも
なぜ白雪姫にしたんだ
なぜあの本来の白雪姫の衣装を着せたんだ
別のプリンセスの話だったら
まだ後味良かったのに
もう一度、次は平常心で観てきます
話はダメだが、レイチェル・ゼグラーが魅せる
先ず言いたいのは、この映画は5〜11歳位までの女の子を対象とした低年齢層向けの作品。なので酷評しようと思えばいくらでも酷評できます。美しいヴィジュアルとレイチェル・ゼグラーの歌唱力で普通に楽しめるので、ネットのアンチの酷評は信用してはダメです。実際、ロッテントマトの観賞オーディエンスは70%以上のFRESHと高評価です。
ディズニーアニメ「白雪姫」は子どもの頃観た記憶があるが、バカバカしい女の子向けの話で「くだらない」という印象だった。でも大人になってからは制作当時の時代を考えると、アニメーションとして何とも偉大な作品であったことを思い知る。
つまり映像作品としてはめちゃくちゃ凄いが物語はつまらない、それがディズニーアニメ「白雪姫」の印象。
それがレイチェル・ゼグラーとガル・ガドットで映画化と発表され、監督はマーク・ウェブ、脚本はグレタ・ガーウィグが担当。いまハリウッドで乗りに乗ってるキャスト&スタッフではないか!バカらしい話が傑作になる可能性が出てきたと、すごく楽しみにしていた。
でも後にグレタ・ガーウィグが脚本名から外されたのはちょっと残念というか嫌な予感がした。
映画はスタートから絢爛豪華なミュージカルシーンで飛ばす飛ばす。映像は迫力満点。小さな子は恐怖を覚えるだろう。
そして何と言っても白雪姫を演じるレイチェル・ゼグラーが良い。歌唱力は抜群で、彼女がスクリーンに写るだけでその場の全てをかっさらって行くスター性。ワンダーウーマン=ガル・ガドットのスター性はすごいと思っていたが、ゼグラーと並ぶと歌唱力も演技もイマイチで、美しいだけの人にしか見えない。もしこれがマーク・ウェブの演出力だったら神業だ。
でもこれが7人の小人が出て来てからトーンダウン。小人のCGがとにかくキモく、正直モンスターだ。ハイホーなんて歌わないで早く消えて下さいと願ってしまった。なんで小人症の人を起用しなかったのか理解に苦しむ。以降のミュージカルシーンもイマイチで物語を盛り上げるどころか、盛り下げてしまうのはキャラクターの気持ちより、その場限りのとにかくミュージカルシーンにしましょうという事務的処理になってしまったからだと思う。
そして一番の問題は白雪姫の死と復活の描かれ方。これはキリスト復活がモチーフにあると思うが、ドラマとして盛り上がらない。「原作がこうだからその通りにしました」というこれもまた事務的な処理で、プロの仕事とは言えない。王子から変更した山賊団の長の存在も物語として機能してない。レイチェル・ゼグラー以外のシーンだけで見れば星2.5くらいが正直なところ。
でもレイチェル・ゼグラーのおかげでラストまで楽しく観れました。今後、彼女がどう成長して行くか楽しみです。
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