「ウォルト・ディズニーに観せたら怒り狂うでしょう‼️」白雪姫 活動写真愛好家さんの映画レビュー(感想・評価)
ウォルト・ディズニーに観せたら怒り狂うでしょう‼️
何だ、これは⁉️白雪姫がバトル・プリンセスになってる‼️いやバトルとまではいかないけど、国民を率いて悪の女王に立ち向かう、たくましきリーダーとなってる‼️アニメ版は白馬の王子様の登場を待ってる可憐なお姫様だったのに・・・‼️しかも白馬の王子様も登場せず、代わりに盗人集団のお頭‼️もはやこれは「白雪姫」じゃない‼️「白雪姫」は、もはや世界中で親しまれているおとぎ話の古典‼️日本で言うところの日本昔話みたいなもので、そんな多くの人たちから愛されている物語を安易に変更するべきではない‼️基本的な物語は変えずに、いかに現代的な味付けをするか、それが大事だと思うんですが・・・‼️七人の小人たちもモーション・キャプチャーでやってるのか知りませんが、作り物感ありありでキャメロン監督とかがツッコミそう‼️彼らが歌う名曲「ハイ・ホー」もなぜかワクワクしない‼️アニメ版はあんなに胸踊ったのに‼️小人たちが白雪姫のピンチに鹿に乗って駆けつけるシーンも凡庸な演出で、アニメ版の躍動感にはまったく及ばない‼️そして今作で新たに加えられたミュージカルシーンも、ストーリーの欠陥をごまかすための雑音でしかない‼️そして配役‼️白雪姫役のレイチェル・ゼグラーがラテン系とか、そんな事はどうでもいいんですが、一番の問題は、女王役のガル・ガドットの方が、はるかに美しいことでしょう‼️ワンダーウーマンなんだぞ‼️このキャスティングだけでも説得力がない‼️21世紀らしく強い女性を描きたいのも分かります‼️しかし、それだったら「白雪姫」ではなく、まったく新しいプリンセス、新しいストーリーを創造すればいいだけの話‼️もし今作が「白雪姫」でなかったら、もう少し冷静に鑑賞できたと思います‼️