劇場公開日 2025年3月20日

「アップルパイ←欧米か ミュージカル←欧米か グローバリズム←欧米か」白雪姫 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0アップルパイ←欧米か ミュージカル←欧米か グローバリズム←欧米か

2025年3月23日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

怖い

萌える

2025年映画館鑑賞28作品目
3月23日(日)イオンシネマ石巻
6ミタ0円
字幕版を鑑賞

監督は『アメイジング・スパイダーマン』のマーク・ウェブ
脚本は『クロエ』のエリン・クレシダ・ウィルソン

ディズニーアニメ『白雪姫』を元に実写化したミュージカル映画
タモリのようにミュージカルが嫌いな人には向かない
自分はそれほどでもない

まず白雪姫を演じたレイチェル・ゼグラーの顔つきが白雪姫のイメージからかけ離れている
はっきりいってエグい
白雪姫なんだから演じたのが黒人じゃなきゃいいだろと
それで片付けられるレベルではない
フリーダ・カーロと半魚人のポニョを足して2で割った感じ
しかしそれもすぐに慣れてくる
ディズニー的価値観で白雪姫に選ばれたのがレイチェルなら
彼女に内から美しさがあるかどうか確信は持てないがそれは然程重要ではない
この映画の評価をするにあたって彼女の言動なんかどうでもいい

それにアニメの白雪姫ってそれほど白くないし
むしろ肌色(今の時代だとポリコレ的に「うすだいだい」とかじゃないとアウトなのか)だし

ミュージカル映画として十分楽しめた
少なくとも感動したのは間違いない

魔女の最期はアニメより実写版の方が良い

魔法の鏡でなぜか『ロボコップ2』を思い出した

ちなみに毒林檎を食べた白雪姫がキスで蘇生するのはディズニーのオリジナルである
元々は何らかのショックを与えられ毒林檎を吐き出し目覚めるのだという
でもやっぱりキスの方がいいかな
ロマンチックで
決して男の口臭がきつくてびっくりしたわけではない
はず

おとぼけもリアルだとちょっと気持ち悪い

配役
白雪姫にレイチェル・ゼグラー
幼少期の白雪姫にエミリア・フォーシェ
邪悪な女王にガル・ガドット
盗賊の頭で白雪姫と恋仲になるジョナサンにアンドリュー・バーナップ
7人の小人のおこりんぼにマーティン・クレバ
7人の小人のおとぼけにアンドリュー・バース・フェルドマン
7人の小人のてれすけにタイタス・バージェス
7人の小人のくしゃみにジェイソン・クラヴィッツ
7人の小人のごきげんにジョージ・サラザール
7人の小人の先生にジェレミー・スウィフト
7人の小人のねぼすけにアンドリュー・グロテリューシェン
魔法の鏡にパトリック・ペイジ
良き王にハドリー・フレイザー
良き王妃にロレーナ・アンドレア

野川新栄