「退屈で盛り上がりに欠ける」白雪姫 むさんの映画レビュー(感想・評価)
退屈で盛り上がりに欠ける
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簡単に言うと、全体的に退屈でした。
おそらく、内なる美しさを秘めた白雪姫が、暴力に頼らずその心の美しさによって王国を取り戻し、悪の女王を打ち倒す——そんな物語を描きたかったのだと思います。しかしながら、脚本があまりにも薄っぺらく、説得力に欠けていたように感じました。
特にそれが顕著だったのがラストシーンです。たった4人の兵士が寝返っただけで女王が発狂するのは、さすがに無理があるのではないでしょうか。挙句の果てに、自らの栄華を支えてきた鏡を割って自滅するなど、白雪姫は何もしておらず、「え、これで終わり?」という印象でした。
ただし、7人の小人たちが「ハイホー」を歌いながら働くシーンはとても良かったです。この場面だけは素直に楽しめました。
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