劇場公開日 2025年10月10日

秒速5センチメートルのレビュー・感想・評価

全546件中、101~120件目を表示

4.0比べて観るのもいい

2025年10月29日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

原作(アニメ版)を「男は勘違いする生き物」と評した者として、実写版はソフィスティケイトされたと感じました。メッセージ性の強いアニメ版を私は好みます。

それと、年齢に応じ3組の役者さんが主人公二人を演ずるのですが、役者の代替わりを吸収する「視点の補正」を観客に強いるのは実写版の制約と言えます。アニメ版はこの補正を必要としません。

幼少期の明里を演じた白山乃愛さんの演技には才能を感じました。明里が貴樹との友情を通じ人見知りの殻を破り明るく変わっていく。その様がとても自然に表現されていました。

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Japanese_Idiot

4.0アニメ版は好きじゃないのに

2025年10月29日
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鑑賞方法:映画館

恋愛においてよく言われる、「女は上書き」「男は別フォルダ」という説。個人差はあるが総じて共感できる人が多いんじゃないかと思う。アニメ版はまさにそんな感じで、男のセンチメンタル全開で好きだった女の子のことを引きずりまくっている貴樹の姿に共感できなかった。でもどこかで貴樹のことを理解していて、切なさは感じている自分もいたりする。個人的に評価している映画ではなかったが、それでも今回実写版を観ようと思ったのは、「アット・ザ・ベンチ」の奥山由之が監督していたから。
3つのパートに分かれているのはアニメ版と同じだが、クロスオーバーさせて一つの物語として再構成した感じ。さらに大人になった2人を描くのにオリジナル要素も追加したりして。アニメ版とは違いモノローグがほとんどなくなっていることも大きい。あぁ、自分はあのモノローグがダメだったのかもと思うくらいに。こうした演出でこれだけ見え方が異なるのかと驚いた。昔好きになった女の子を忘れられずに、目の前にいる女性に向き合えない男を描いているのは同じなのに。
あれ、別の結末が待っているのか?と思ったが、そこまでの改変はしなかったということか。もしかして?なんてちょっと思ってしまった。ここらへんが男の考え方なのかもしれないな。ボイジャーとか、2人を示唆するものが提示されているのにね。でも、2人ともあの思い出を大切にしていることが伝わる感じはとてもよかった。あれで貴樹も前に進んでいける。他の人ともちゃんと向き合えるようになってほしいと願う。
本作では、2人の役を演じている俳優たちがよかったのもある。森七菜もよかった。でもそんなこともすべてひっくるめて、一番の功労者は奥山由之監督なんじゃないか。アニメ版の映像の美しさをキチンと実写化したのは奥山由之監督の手腕な気がしてならない。実写化の大成功例と言えるだろう。

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kenshuchu

3.5新海誠臭い。

2025年10月29日
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すごく忘れられない人がいるので山崎まさよしでめちゃくちゃ泣きましたが、セリフがポエムっぽい感じも度重なるすれ違いもめちゃくちゃ新海くさい。
ずっとすれ違い(物理的)にイライラしつつ、これが新海誠の良さでもあるなあと考えて見てました。
ずっと好きな相手の思い出が美化されずに呪いとして30歳まできちゃった感じがする主人公
一方でヒロインはちゃんと美しい思い出として消化できているのかなと。
最後の「全然仕事の話じゃなくてプライベートの話なんですけど」っていう喋り方が普段の松村北斗っぽくて面白かったです笑

中盤の種子島あたりはもうちょっと短い方が中弛みしなくてよかったのかなと思いました。
アニメは未履修。これから見ることもないと思うくらいしんどい。
相手も自分のこと忘れてなくてワンチャンあるんじゃないかって勝手に補正されて勝手に記憶されて行くから自分の嫌な部分を見せつけられたようで苦しかった。

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20代、女。

4.0結末を知ってから観るべき。

2025年10月28日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

原作アニメもネタバレも見なかった自分が思ったことは、「これは結末を知ってから観るべき」
だったなということ。

これは全てを知ってから観れば、あの世界観にどっぷりと浸れる、そんな映画でした。

各シーンに映り込む情景のどれもが切なくて淡くて、胸に溶けていくようだった。
「間」の取り方がとても素敵だった。洋画にはないあの空気感が心地よく、心を穏やかにさせる。
子役の2人もとても可愛らしく透明感があり、2人の関わりを観ているだけで笑顔が溢れた。
所々に散りばめられた楽曲もシーンを象徴していて、エンドロールの「1991」は特に心地よかった。

…ただ、クライマックス、1人で置いてけぼりになったような辛さが襲ってきた。

でも次観に行けば、今度は全てを知った上でまたあの心地よいときに浸れると思うと、もう一度映画館に足を運びたくなる。次こそは、安心してあの世界観に浸れる…!

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Pathfinder

4.0今夜も月が綺麗ですね

2025年10月28日
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鑑賞方法:映画館

という表現がエンディングまで頭に残るくらい、ピュアでゆるぎない愛を感じていました。愛とはフィクションでは語れないものなのかも。
森さんはカメレオン女優たな。同じ顔にならないのがすごいし、他の作品は忘れる。

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yasu

2.5せめてタイトルを変えてほしかった

2025年10月28日
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鑑賞方法:映画館

オリジナル(アニメ版)と実写版は別物だと思います。
せめて「オリジナルのオマージュなのでタイトルを変えました」と言ってくれれば実写版の方も快く受け入れられたかな。
タイトルが同じなので「アニメも実写も同じ物語」と言われると「なんだかなぁ」って思ってしまいます。

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fumifumi

3.0なんていうんだろう

2025年10月28日
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悲しい

あまり刺さらなかったかも

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れれれ

2.5後戻りできない儚い思い出

2025年10月28日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

単純

幸せ

言ってしまえばダラダラと、思い出を遡る。
自分は退屈に感じたけれど青春の拙さだったり思い出に執着している未練であったりと、じっくりとその熱を伝えてくる。タイトルもそういうことなんだろうと。

細田守監督らしい写術的な風景描写っぽいのをやっていたけどあれはアニメーションだから光るモノだと思うし、実写化でそこまで使う必要は感じなかった。別にただただ風景を流されてるだけって感じ。

ただ、僕の感性に合わないだけで色々作り込まれてるのは感じる。
これ以上つらねてもネガティブ意見が出てしまうだけなので切り上げますが、美しい作品でしたね。

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リュウシン!!

4.0

2025年10月28日
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鑑賞方法:映画館

監督さんが写真家というだけあって「光」の演出が素晴らしく美しかった。
小学生、中学生時代を演じた二人の役者さんは自然で初々しくて、切なくてとってもよかった。
二人が駅で再会するシーンは不覚にも涙が溢れてしまった。
そして、米津さんの「いっしょにいたかった」と声をからすところでやっぱり涙してしまった😢

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エンドラ

4.0青春の正体は不全感?

2025年10月28日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

30歳か。
まだ小中学生の頃をよく覚えてるんだろな。約束を取り戻せるかもしれない最後のチャンス。みんなにも色々忘れて欲しい頃でもある。
昔の彼女の写真を捨てられない男と前の彼氏の写真をバッサリ捨てられる女という話を思い出す。昔は紙の写真や手紙が思い出の糸口だった。男ってそんなとこが有る。
3世代の彼女も先生も女優さんはみんな良かった。
遠野君にはひとこと言いたくなるが。

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HigeKobo

3.5森七菜の役割

2025年10月28日
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悲しい

興奮

知的

高校生の部分で、森七菜のシーンをもっと広げてほしかったな。
細かい部分で、つながりに鮮明さがない。木竜麻生とのシーンも分かりにくい。

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いつも6

3.5終わり方がいいですね この作品に合ってます 松村北斗は何かを読ませ...

2025年10月28日
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終わり方がいいですね

この作品に合ってます

松村北斗は何かを読ませるといいですね

ナレーションがすごくうまい訳じゃないし、

発音の良くない癖もあるんだけど、

なんか、それはそれで心地よい

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jung

3.5基本、アニメが最良

2025年10月28日
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鑑賞方法:映画館

とはいえ、結構カスタマイズされていて楽しめました。
『君の名は』ヒット後に原作を見て、主人公と同世代なので親近感もあり、漫画と小説も読んだかな。
あと、山口県から栃木の岩舟行ったくらい原作は大好きです。
原作のファンとして言わせていただくと、『やっぱそうなるか!』というところ
貴樹くんの一発逆転に期待しましたが、とと姉ちゃんにしか見えなくなってきた高畑充希
が既に原作と同じかと

今回は実写ということで楽しみにしてきましたけど3.5かな

飛んでった遠野くんの手紙や、遠野くんの退社後の動きなんかはアニメになかったので
遠野くんと明里の再会がありそうでなさそうで
映画では拗らせ遠野くんも、水野さんとちゃんと話せてよかったかな
宮崎あおい、ちょいちょい良い役だったかな。原作ではあんなにお姉ちゃん活躍しないけど
残業で再会できないのは惜しかった

2009年の約束とかも原作にはないので
来なかった理由や、偶然届いた明里のエールなんかで、原作よりも遠野くんが明るく30代を幸せに生きてくれそうなところはよかった。

エールを届けたのはヨ・シ・オ・カ(やたら白くなってる)

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taka1127z

3.0、、、

2025年10月28日
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鑑賞方法:映画館

原作を見てない状態で視聴しました、
私にはあまりよく理解できなかったです、すみません(;_;)
でも描写はすごく綺麗でそれだけでも満足出来るような映画でした。もう少し理解力を高めて見ようと思います😔
出てるキャストさんが好きなので見て良かったです♡

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てふてふ

4.5普通に泣きました

2025年10月28日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

劇場はレイトショーだったにもかかわらず、結構な人数でした。家族連れ、カップル、私のようにひとりの人もぽつぽつ。

映像がとてもきれいだった。(私的にはそこが一番)
登場人物のセリフもセリフっぽくなくて、自然な演技が良い。
森七菜ちゃんの演技がすごくよかったです。

原作アニメも、内容も知らずでしたが、映画館で何度も何度も予告で見ていたので今回鑑賞することにしました。

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タピ岡タピお

3.0美化した初恋の思い出をいつまでも心に宿す男の物語

2025年10月27日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

景色も綺麗で役者達も良かったですが、ストーリー的にあまり刺さらなかったな。30近くになっても昔の初恋に振り回されて、今の恋愛や生活にに影響が出る程心の片隅に綺麗な思い出が残っている。この感想を見て「それは違う」と思われた方はごめんなさい。でも最終的に初恋の彼女は前を見て過去に囚われずに生きているからなんかなぁーと思ってしまった。

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Mikan

5.0個人的に今年1位

2025年10月27日
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鑑賞方法:映画館

原作を観たのが大学生くらいだった
その時も泣いたが
歳のせいかこの作品はとんでもなく泣いてしまった
いつもは内容をもう少し書きたいが
まずは観てと思った
撮り方編集の仕方全て好きな感じだったので
もう一度映画館で観て
dvdでも見たい

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ぱんちゃん

4.0失恋してる人には響く

2025年10月27日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

友達と見に行ったけど友達はそこそこだったらしい。
これは失恋したことがある人は見た方がいい。
あと1人で行くことの方がおすすめする。

私は最初っから最後までものすごく引き込まれて誰かと語り合うというより一人で静かに余韻に浸かりたい感じ。
映画中に過去の恋愛が蘇る。そこでの共通点は向き合おうとしなかったこと。
相手の気持ち、自分の気持ちに気づいていながらも見て見ぬ振りを似て現実から逃げていたこと。
私の人生は後悔ばかりです。
「好き」って言葉にしないと伝わらないし
言うか言わないかで人生が変わるなと思いました。
0.0003%の確率で出会った人、一人一人とちゃんと向き会いたいなと思った。

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みき

3.5映像は美しかった

2025年10月27日
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春夏秋冬それぞれの景観の切り取り方は鮮烈で美しかった。感傷的な気分に浸りつつも終わってみれば、思い出は心の支えにはなるけど大切なのは今を生きること。などという人生訓みたいな感想に落ち着いてしまった。

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amiru

4.0海の光が“現実”を照らす 86点

2025年10月27日
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泣ける

悲しい

『秒速5センチメートル』は、映像の美しさと構成の丁寧さが印象に残る作品でした。
特に海のシーンは、光の反射や波の揺れまで細かく描かれていて、アニメーションなのに現実よりもリアルに感じます。

物語の構成もよくできていて、最初に見せた場面が終盤で繋がっていく編集がとても自然でした。時間の流れや記憶の循環を、セリフではなく映像で語るような演出に引き込まれます。

松村北斗さんの演技は控えめで、感情を押し殺しながらも心の揺れを丁寧に表現していて印象的でした。後半の「また会おう」と誓う場面では、切なさと現実の重さが胸に残ります。

吉岡秀隆さんも静かな存在感で物語を支えていて、この作品の世界観にとてもよく合っていました。
派手さはありませんが、映像・構成・演技のどれもが高い完成度でまとまった、静かに心に響く作品です。

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あっぷる
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