「タイトルなし(ネタバレ)」秒速5センチメートル りゃんひささんの映画レビュー(感想・評価)
タイトルなし(ネタバレ)
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原作の新海誠監督のアニメは未鑑賞。
鑑賞してから・・・と思っているうちに、レビューアップが遅れました。
2008年の東京。
30歳目前の貴樹(松村北斗)はプログラマとして黙々鬱々とした日々を過ごしていた。
時折、小学生時代に仲良くし、それぞれの転校で遠く離れてしまった女の子のことを思い出すことはあったが。
そんな中、プラネタリムの新プログラム開発の声がかかり、貴樹は転職する・・・
といったところからはじまる物語。
本作鑑賞時点では、原作の新海誠監督のアニメは未鑑賞ながら、新海の永遠のテーマ「届かない想い」を凝縮しつつ、「それでも想いは届く」と舵を切っているように感じました。
脚本の構成も悪くなく、現在の時制から少年期の過去譚へと導かれながらも、時制は混乱せず。
現在と過去のバランスが良いです。
ラストは、大林宣彦『時をかける少女』を彷彿させる。
今年は『この夏の星を見る』もあり、天体・天文を扱った良作が揃った感があります。
それにしても、エンドロールの歌曲は適しているとは思わなかったなぁ。
鑑賞後の感興が醒めてしまいました。
山崎まさよしの曲が適切と思うけど。
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