「『涙した』はあながち大袈裟ではない」秒速5センチメートル かわよしさんの映画レビュー(感想・評価)
『涙した』はあながち大袈裟ではない
原作アニメと比較していろいろと書かれていますが、原作の1ファンとしては実写版を観て良かった。というより実写版のほうが好きです。
原作だと何とも言えなく切ないままで終わるエンディングでしたが、実写版では幸せな未来を予感させる、脚本家の優しさがあふれる結末でした。
その優しさはストーリーの随所にも感じられました。
原作者である新海誠監督が試写を観て『涙した』ような宣伝コピーがあったと思います。観る前は多少リップサービスもあるかと考えていましたが、観た後は本当にその優しさに『涙した』んだろうなと思います。
私はよく映画を観て涙するほうですが、不思議と今回は涙しませんでした。ただ、もう一度映画館へ観に行きたいと思いました。次は結末を知っているのに涙するかもしれません。
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