劇場公開日 2025年10月10日

「アニメ版は短い尺だからいい作品になったのだと痛感」秒速5センチメートル monmonshiさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5 アニメ版は短い尺だからいい作品になったのだと痛感

2025年10月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

アニメ版は好きで必ず年1.2回ぐらいは観ます。
男性目線、センチメンタルキモきも映画との意見をきいて、私は男性ながら確かにと納得し、女性から観たらキモ映画だなと思いながらも、何回も観ており、大人になったあかりちゃんのサバサバ感が心地よく感じ、ラストのすれ違い後の貴樹のフッと悟ったような笑顔がやっと前に進めるな貴樹と応援したくなり好きです。
そして今回の実写ですよ、これアニメ版よりめちゃくちゃニアミス多くてもやもやしました。多分アニメ版を観た人へのサプライズ詐欺的なことを狙っているのかもしれませんが、私的にはこんなにいらないよ!と思いました。あかりちゃんはたまに思い出すぐらいで今をしっかり生きてるよ!実写はなんかあざと悪い女性みたいに映ってます。
アニメ版を観らずに実写だけ初見で観たら結末を知って唖然とするのではないでしょうか?
結局再会せんのかい!!と私なら怒り狂うと思います。
やはりアニメ版の尺の短さだから鬱展開でもスッキリするのに、120分だらだらとニアミス展開みせられてもねぇ、尺を伸ばすなら森七菜ちゃんをもっと掘り下げるとか、宮崎あおいのお姉ちゃんをあんなにだすなら森七菜ちゃんの大人のシーンを足してもよかったかと思います。
映像も綺麗でしたが、インスタ映えの写真ばかりみせらて現実感かないシーンばかりでしたね。それが貴樹の心情かもしれませんが。
正直あまり実写化の醍醐味を感じませんでした。

monmonshi
9scopesさんのコメント
2025年11月5日

アニメがめちゃ好きで実写を見たならば、そうなのでしょうね。
それは、想像できます。

私は逆に、アニメを全く知らずに見たので、実写ならではの素敵な部分にいくつも心を奪われました。
そしてその多くは、アニメでは表現が難しかった部分なのでしょうね。

なので、あとでアニメを観たときには、最初から2次元ならではの各種限界がむしろ目についてしまって、作品世界にのめりこめませんでした。

それぞれ、当然のことのような気もしますし、またそれ以外にも様々な感じ方があるとも思います。

すべてを言い尽くした作品ではないのだから、余白をどう埋めるかによって、違ってくるのが当たり前なのかもしれませんね。

いろいろな方のご意見を見ていて、そう感じました。

9scopes
monmonshiさんのコメント
2025年10月30日

コメントありがとうございます。
そうですね、悪い言い方をすればあかりにとって貴樹は踏み台だったということですもんね。でも誰かから好意を持たれるというのは人生で必要ですもんね。貴樹も香苗ちゃんとか水田さんも利用してきたわけだし。やはり純愛同士結ばれる現実はなかなか厳しいということですね!
漫画あるんですね!探してみます!

monmonshi
uzさんのコメント
2025年10月30日

個人的には大人の明里はあまり広げず余白のままがよかったです。
水野さんや花苗のエピソードを補完した漫画版の方が、テーマの掘り下げとしても良かった。

uz
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