「トラウマは、米津玄師の軽快な「1991」が消し去ってくれた」秒速5センチメートル もりぞーさんの映画レビュー(感想・評価)
トラウマは、米津玄師の軽快な「1991」が消し去ってくれた
原作アニメは10年以上前に深夜何気なく観て、誰も幸せにならない現実の残酷さにトラウマになって2度と観なかった。
実写化され、演技指導があったのか役者個人の解釈なのかは分からないけど高畑充希さんの寂しさと優しさの中に見え隠れする「今が幸せ」感ある笑顔の演技に救われた気がしました。
アニメ的な構図というか実にそれらしいCG的な実写表現と、雑な強めのフィルムグレインが「当時アニメをみた」という「過去の思い出」感を空気感としてうまく表現してくたように感じて、記憶の中の新海誠ワールドが実写化したらこういう表現なんだろうな、という期待通りの表現だった。
原作アニメは、救いのない現実の結末が主題歌の「One more time....」といっしょに心の重く響いてくるわけですが、実写化され見せられる登場人物たちの過去話は、現実の残酷さよりも違う登場人物たちの現在進行系の話を雑に切り貼りさて見せられてる印象もあり最後の踏切のシーン、取ってつけた感があって残念だった。(まぁ、それぞれの俳優個人の印象が強すぎるんだろうなぁ。ここらへん「からかい上手の高木さん」は違和感なかった)
とはいえ幼年期の明里役の白山乃愛の演技は切なすぎ。
コメントありがとうございます。
そうですね、踏切のシーンは実車で見たら間延びしてるようにも感じました。
リアルだったらたぶん人間の目は優秀なので電車の隙間から立ち去ったの見てるだろうなぁ、とか感じながら見てました😅
共感ありがとうございます。
アニメ未見のままですが、踏切のシーンは二人完全スルーみたいでも良かったかとも思いますね。
幼少期段々女の子の方が、上に来る辺りの演技凄かった。
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