「すれ違いまくる」秒速5センチメートル 赤ヒゲさんの映画レビュー(感想・評価)
すれ違いまくる
新海誠監督の原作アニメを観て久しく、あまり覚えてなかったので、新鮮な気持ちでの観賞でした。新海アニメの特徴でもある風景やお天気の美しさやリアルな街の描写などが実写でもしっかりと描かれていて、観ていてうっとりしてしまいました。アニメ版でも印象的だった山崎まさよしの「One more time, One more chance」が物語にシンクロしていて、感動的でした。「これでもか!」というくらいすれ違いまくる展開ですが、俳優陣の演技力と奥山由之監督の丁寧な演出により、とってつけた感はギリギリ免れていたように感じました。主人公・遠野貴樹役の松村北斗もはまり役だったと思います。とりわけプラネタリウムのナレーションの声の響きがすばらしくて、とても臨場感がありました。子役たちの演技もすばらしくて、想い出が記憶の中で美しくなっていく感覚が巧みに映像化されていて共感しました。幼少期の篠原明里を演じた白石乃愛ちゃんとか、ちょい役ですが堀内敬子とか木竜麻生とか、整然とした美的統一感のようなものを感じました。
ひな様
コメント、ありがとうございます。
>最後まで「読ませる力」のあるタイトルと、読んで良かったと思えるレビューですよね。
史上最大の賛辞、ありがとうございます!この言葉を励みにこれからも頑張ります!(笑)
>貴樹が天体の職に就いていること知り、「貴樹くんは大丈夫」と安心して、約束の日に再会せず海外に旅立ったと思いました。
そこですよね…。とても印象的なシーンでした(涙)。
>明里と再会できなかった貴樹は、これからは明里の存在が北極星のように道を照らしてくれるといいな、と思っています
本当にそうですね。もし二人が再会できてたら、こんな風に深い感動は感じられなかったのかもしれません。
赤ヒゲでした。
おつろく様
コメント、ありがとうございます。
>年末に向けて観たい映画が目白押しなんですが、時間を作ってアニメ版も鑑賞しようと思います。
わ~、その気持ち、よくわかる気がします。私もあれもこれも観たくなっちゃって、時間のやりくりに四苦八苦しています(汗;)。
赤ヒゲでした。
共感ありがとうございます!
自分はアニメ版未鑑賞なんですが、実写版と同じく切ない二人のすれ違いが一番の見どころなんですね。年末に向けて観たい映画が目白押しなんですが、時間を作ってアニメ版も鑑賞しようと思います。
赤ヒゲさま
共感とコメント、ありがとうございます🙂
(こっそりレビューを読んで、共感ポチとコメントは自粛中ですが)いつも最後まで「読ませる力」のあるタイトルと、読んで良かったと思えるレビューですよね。
貴樹のプラネタリウムを鑑賞した明里は、帰りにパンフレットの「プログラミング・解説/遠野貴樹」の文字を見つけて、指先で愛おしそうに触れていました。
貴樹が天体の職に就いていること知り、「貴樹くんは大丈夫」と安心して、約束の日に再会せず海外に旅立ったと思いました。
明里と再会できなかった貴樹は、これからは明里の存在が北極星のように道を照らしてくれるといいな、と思っています🫡
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