「男性はこの結末に胸が痛む?!」秒速5センチメートル 三輪さんの映画レビュー(感想・評価)
男性はこの結末に胸が痛む?!
ネタバレしたくないのですが、最後の結末に胸が痛みました。想定外の結末に思わず酷い!と言いたくなるような気持ちですが(想像通りになっていたら評価は4.6ぐらい笑)、それはおそらく男性の中にあるロマンチックな願望(執着?)がちょっぴり裏切られたからなのかもしれません。反対に女性はというと、男性より現実を受け入れることを選ぶことが多いかもしれないと勝手に想像しています。それが故に男は女々しい(差別用語?)のかもしれません(もちろん逆もありです)。このラスト以外については、本当に微細なところまでよく作られた作品だと手放しで拍手です。特に役者の表情や会話、そして取り囲む風景の美しさにやられてしまいます。しかもいろんなシーンが全部繋がって、きっちりと回収されるテクニックはめちゃくちゃ秀逸でした。なかでも交換手帳というお話は、深く深く心に刺さりました(私も結婚するまでの間、交換日記をした思い出があります)。離れて暮らしても、交換手帳で愛を囁くってすごく昭和っぽくて素敵です。それほど二人の愛は、純粋で純潔無垢でピュアなものだったのでしょう。小学校6年生から中学1年の間の交換手帳はそれから悲しくも途絶えています。なぜ途絶えたのか、それはヒロインがカバンに手帳を仕舞い込んだ時からでしょうか?そして30歳になるまで再び会うことがなかったわけですが、ラストの踏切を挟んでのシーンは、まるで君の名はの階段でのすれ違うシーンを彷彿とさせてくれて、やっぱり新海監督だなと腑に落ちました。
追記 主人公が高校時代に出会った森七菜の演技が実にしおらしくて泣けました。一途な恋愛感情を見事に演技し切っている姿にリスペクトです!
共感ありがとうございます。
想像通りになっていたとは、多分私と同じ想像していたと思います。
主人公の気持ちを思うと泣けてきますが、ただ、結局一番かわいそうだったのは種子島の彼女(花苗)だったかな?確かに演技もうまかったですね。
またろうさん
確かに彼は簡単に言うと振られたと言うことなのでしょうね。
彼女への愛のためにあれだけストイックだったのに。
残念です。
それでも彼女も愛していたのも確かだからモヤモヤ感半端ないです。😭
本当に男ってそういうところありますよね。僕も映画見た後、なんか切なくって、切なすぎて、綾小路きみまろさんの漫談とかを聞かないと、心が中和できそうにありません・・・。
共感ありがとうございます。
サーフィンはもっと上手いのかなと思いました。シドニー行きは遂にやったか?森七菜と勘違いしてしまいました。
貴樹くん、プラネタリウムで一からコツコツ頑張れよって感じですね。
共感ありがとうございます!
松村北斗が高校時代の森七菜や今の木竜麻生の気持ちに気付いているのかいないのかが微妙なところですが、配偶者とイチャコラして海外に飛んで行ってしまう高畑充希を想い続けている事に、①純愛だなぁ、という感覚と②そばにいる人を大切にしろバカ野郎、という感覚が入り混じって、「あれ、これって自分にも当てはまるんじゃねぇ?」と恥ずかしくなったり、鑑賞しながら自分の恋愛経験の反省会をしてしまう作品でした。
三輪さま
共感ありがとうございます🙂
誤解を恐れずに言えば、18年前のアニメ版『秒速5センチメートル』の存在は、ある意味「初恋の人」なのではないかと思っています。
宮﨑駿監督が新海誠監督を認めたように、新海誠監督が奥山由之監督を認めていることが、何よりだと思います🫡
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