「感傷に溺れるな。自分で切り拓け。」秒速5センチメートル uminekoさんの映画レビュー(感想・評価)
感傷に溺れるな。自分で切り拓け。
映画、「秒速5センチメートル」、観てきました。うーんこれは。映像美と過去への感傷は痛いほどわかるんだけど、最後そうくるかーって思ってしまった。ぜひ映画館で見届けて欲しい。で、ちょっと語り合いたいかな。
主人公の貴樹くん、思春期に出会った明里くんがあまりにソウルメイトで、そこからはうまく他人と接することができない。しかし明里くんとの日々が次第によみがえり、ある約束を果たしたあたりから前向きになっていく、そんなストーリー。新海監督って、しみじみオタクの心をわかってる人なんだね。自分もオタク気質なのでよくわかる。でもやっぱ伝えないと、ね。恐れてちゃダメ。それは言いたい。
主人公の松村北斗くん、表情とかとてもよかった。グッときたのは宮崎あおいさん。変わってないなー。少年メリケンサックのはちゃめちゃぶりが好きでした。森七菜さんも良かった。自然すぎて気づかなかった。フロントラインとか国宝もよかったけど、今回のような役柄も軽々とこなせるなんて。すごい子なんだね。彼女の存在が、主人公の孤独を際立たせた。
話を戻すと。そんなに過去にこだわるかなあ。みんなそうなの?過去は過去でしかないんだけど。今が大事だから。そういう意味では、貴樹くんにも明里ちゃんにも伝えたい。感謝の気持ちがあるんでしょ?今しかないんだよ。そのために今日がある。
会えなかったけど、貴樹くんにとって彼女は、北極星のように行先を照らしてくれるだろうね。明里ちゃんの書店の名札をしっかりみてたら、彼女の境遇も早めに気づけたのになー ちぇー☺️
ともあれ貴樹くん、彼女にも希望を灯す存在になったね。かつての想い人の声を浴びながらのプラネタリウムって、夢のような幸せ。
uminecoさま
コメント、スレ違いでした😗
uminecoさんのレビューで印象に残ってるのは「で、ちょっと語り合いたいかな。」
で、コメントの「明里ちゃんはあの声を聞いて、確信したんだろうな。良かったね。貴樹も頑張って。」
アニメ版と違って、実写版で2人が再会して結ばれるラストを期待して、悲しんでる男性群のレビューを見かけるけど、貴樹の背中を押してくれるハッピーエンドだったと思ってます🫡
森七菜さん、今年の話題作『ファーストキス』『国宝』『フロントライン』出演で、今まであんまり好きじゃなかったことを反省して、この作品で助演女優賞をあげたいです🤭
uminecoさま
共感とコメント、フォローありがとうございました🙂
フォローさせていただきました。
貴樹のプラネタリウムのナレーションで、「あ、(夜明けの)山添くんだ」と思い出して、もっと聴いていたかったです🥰
uminecoさんの「丁寧でやさしく、胸に沁み入るような」コメント、私も好きです😙
いえいえー読んでいただきありがとうございます。この作品、もどかしさも募るけど、でもそれでいいんだろうな。ちゃんとしたオトナになってる自覚って、どれだけの人が持ってるんだろう。明里ちゃんはあの声を聞いて、確信したんだろうな。良かったね。貴樹も頑張って。
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