「余韻に浸れる」秒速5センチメートル eigaさんの映画レビュー(感想・評価)
余韻に浸れる
前提知識なしで見たが、余韻に浸れる好きなタイプの映画だった。
キャストがとても役柄に合っている、映像がとても美しい、そして音楽がよかった。
誰もが持っている思い出とどこかかぶる部分があるような懐かしさを感じる映画だと思う。メッセージも伝わってきた。
松村北斗さんの声がいいなと思っていたので、そういうセリフが出てきて嬉しかった。いい声ですよね、話し方と言うか。
予想していなかった終わり方で、そこも好きだった。
子供時代のエピソードもかわいらしかったが、ちょっと長すぎた感があるのと(現在の部分がもっとしっかり観たかった、原作通りなのかもしれないが)、ニアミスが多すぎてくどかったところ、雪のシーンが寒くなさそうだったところで☆マイナスとした。
山崎まさよしと米津玄師は反則レベルの良さで泣けたが、若い人は山崎まさよしをどう聴くのか心配になった(余計なお世話だが)。リアルタイムで聴いていた世代は泣けると思う。
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