劇場公開日 2025年10月10日

「松村北斗という孤独を感じさせる俳優」秒速5センチメートル シバースDT11さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0 松村北斗という孤独を感じさせる俳優

2025年10月11日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

松村北斗が主役が映画なら見に行かねばなるまいてと、事前情報無しで鑑賞しました。
主人公の遠野貴樹がもう松村北斗そのもので、自分はジュニア時代の髙地優吾君に興味を持ち、現メンバーである松村北斗との関係、SixTONES結成メンバーとしての6人の関係性が大好きなのだが、その中でも松村北斗という存在は興味深く、知れば知るほど知りたくなる人でした。
映像作品での松村北斗を見てきた者として今作は役と素の境界線をあいまいにしてぼやかすほどの存在感を見せつけられた作品になってます。間や表情、吐息でさえ役の表現としての演技は圧倒的であった。その陰に松村北斗のバックグランドを知っている者としては、もし今作のシチュエーションのようなエピソードがあったら松村北斗はやっぱり約束の地へと向かっただろうと思ったほどです。
今作は少年時代、高校生、社会人と遠野貴樹は3人のキャストで撮られているが、どの時代の演技も素晴らしく、3人はチーム遠野貴樹と言っても過言ではない一貫性を見せつけています。
その時代を彩るヒロイン役も素晴らしく、特に花苗役の森七菜は女子高校生の純粋で触れれば決壊するような恋心を見せて、実年齢より下の現役高校生感たっぷりの演技が素晴らしかった。
自分が見た映画では今年のベストワンに近い作品です。今作を鑑賞して松村北斗の魅力に触れる人が一人でも増えたらファンとして嬉しいです。

シバースDT11
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