「<大好物の映画でした>」秒速5センチメートル HiraHiraHirappaさんの映画レビュー(感想・評価)
<大好物の映画でした>
●2007年のアニメ版は(まだ)見ていませんので、新鮮に見る事ができ、最後までヤキモキしながら見ていました。
●私は新海誠の映画(と行定勲の映画)は、たぶん感性がドンピシャなんでしょう、大好物の映画でした。まるで自分に起きた出来事だったように共感できる。
●私の場合、この物語のような素敵な出来事が、子供の頃にはありませんでした。女の子と喋るなんて、恥ずかしくってマトモな受け応えなどできなかったと思います。 なのに、この映画で映し出される全ての風景やシーンが、まるで自分の中にあったかのような共感性を以って感じられる不思議。
●自分の人生の中にあったいろいろな出来事を、場面ではなく「感じ方」や「痛む気持ち」で想起させてくれる。
●それにしても、森七菜ちゃん、今年24歳だというのに、どっからどー見ても高校生にしか見えん!高畑充希も相変わらずかわいい。そして、子供時代の篠原明里役をした、白山乃愛ちゃんもかわいい。最近は子役のレベルが高くて驚くが、彼女も将来が楽しみな役者さんだ。
●残念なのが、大ベテランの吉岡秀隆さんが、相変わらず臭い演技で、全体の雰囲気を壊していた事だ。正直、誰がやっても構わない役なのに、吉岡秀隆を起用したキャスティングを恨んでしまう。彼は、子役の時の寅さんや北の国からの頃ほ方が良かった。4.5付けても良かったのだが、彼の起用で-0.5⭐️です。
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