エマニュエルのレビュー・感想・評価
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ノエミ・メルラン好きには至福の逸品
これは中学の時に観た「エマニエル夫人」(1974)とは全く関係がない新たな物語。
「燃ゆる女の肖像」(2019)、「パリ13区」(2021)、「TAR/ター」(2022)のノエミ・メルランの魅力が炸裂した。
ソフィスティケートされたエロティシズムの口当たりは最高。ノエミ好きにはたまらん必見作だ。
中途半端すぎませんか?
女性の裸体やセックスシーンはそこそこ出てくるが特にエロくもないし、官能的な心情表現も特筆するようなレベルじゃない
サスペンス要素を感じた序盤こそ先の展開に少し期待したものの尻すぼみ。謎の男のケイ・シノハラもその方向には絡んでこない。確かに「冒険」は始まるものの奥行きのないホテル内の映像で展開されるだけで、せせこましい。
ホテルをやっと出たと思えば、行く先は安っぽいターボライターを配る「伝説のクラブ」も想定以上に貧乏臭い単なる雀荘だし……。
かといって、年末に振り返ってワーストと思えるほどのインパクトもありません。
すべてに中途半端で退屈な映画で、近くの席にいた明らかに不倫関係のカップルのその後を想像する方がまだ楽しめそうな気分で映画館を後にしました
時間を無駄にした
ホテルの品質調査員って楽しそう
思ったより、マトモ(笑)
『エマニュエル夫人』は当然ながら知っていたけど、1作たりとも観てないので、オリジナルと比べようがない、そんな僕のレビューです。
皆さん評価が厳しいですね(笑)
僕は面白かったです。
ただ、レア・セドゥがエマニュエルを演じるとネット記事で読み、完全にレア・セドゥのイメージだったので、違和感がスゴかった(笑)
監督いわく、ノエミ・メルランの方が適任だと思ったらしいですね。
レア・セドゥに演じてほしかった…(笑)
もしくは、アデル・エグザルコプロスでも合いそう。
映画の方は、スタイリッシュで洗練された映像の連続で、研ぎ澄まされた美的センスを持ってるなと。
監督は女性の方で『あのこと』と同じ監督らしく、ビックリしました。
もっとエロエロなエロファーストかと思ったら、思ったよりマトモで面白かった。
オリジナルみたいにシリーズ化するなら、シリーズを追いかけたい。
オリジナルは今のトコ観たくない(笑)
名作のリメイクというバイアスかかってるかも、甘めの80点です。
夫人はいなかった
藤の椅子に座る夫人の方が大好きで、予告編で令和の世に夫人復活みたいな、そんなキャッチだったもので、行ってみたら、夫人じゃないし、椅子も出ないしでガッカリ。かなりがっかり。
願わくば、大好きなナオミワッツとの絡みと、望みを託すもそれもなし。
いや、冒頭が飛行機のシーンだったので、これは!エコノミーでの……と期待するも、エコノミーでもないし、シートですらないし、嫌な予感はしていたんですけれど的中。
物置小屋でのくだりは、チャタレイ側の夫人のオマージュかな?とも思ったのですが、結局、そうでもなく。
これだと、フェミ側にも行けず、ポルノ路線にも行けず、ただの欲求不満女にしか見えないのですが。
イケなかったのは、夫人(じゃないけど)ではなく、私だったというオチのみ。
エロくも新鮮でもない
貞淑な婦人が性に目覚めるのが魅力のはずなのに、まったく広がりがない。
●ずっとホテルが舞台でつまらない。
●仕事に行き詰まった中年女性が憂さ晴らしに、ちょっと危険な男と寝ただけ。しょうもない。
●ホテル査察の展開が機能してない。
●セックスする相手も、性の広がりを見せる場面もつまらない。
●体のシミやムダ毛処理など、そういうのエマニュエルで求めてない。新しい視点の開拓なのかもしれないが、だから?ってだけ。発展がない。
オリジナルはちょっと野蛮な南国を舞台に、レズ、ロリ、野蛮と色々展開を見せてくれた。
エマニュエルってそういうエンタメなんじゃないの?…と思う。
雰囲気だけか・・・
“エマニエル夫人”が公開されたときは、十分ものごころついていたので、センセーションを巻き起こしたことは知っている。ただ、まだひとりで気軽に映画館に行くような年齢でも無かったので観なかったし、その後ビデオ・配信も観ていない。 それでも、どんな類の作品であるかは理解していた。
年代的にも、時代的にもエロだけならいつでも気軽に観ることができる現代でのリメイクに興味を覚えたのは、AVには無い芸術性や精神的なゾクゾク感を味わえるかなと思ったから。観賞後に開いた公式HPには“観る者にめくるめく興奮と陶酔、さらには幸福感までも与えるエロティシズム”という一文が有ったが、期待したのはまさにそれ。
【物語】
ホテルの運営・サービスを審査する仕事に携わるエマニュエル(ノエミ・メルラン)。あるとき、香港の高級ホテルの評価を依頼され、ホテルに滞在しながらミッションを進めていた。その際に出会った支配人・マーゴ(ナオミ・ワッツ)や、謎めいた宿泊客たちとの交流を通じ、彼女は自身の内なる欲望を解き放つ欲望に駆られる。
【感想】
残念。観賞前に期待した望みは満たされなかった。
主演のノエミ・メルランは魅惑的女優だった。キャスティング的には悪くないと思うのだが、ストーリー性があまりに弱いと感じた。何と言うか、ひたすら妖艶な雰囲気だけ作ったという感じ。
演出的にも、幕が開いて早々にエマニュエルの肢体を拝ませてくれちゃう。これってどうなんでしょう? やっぱりAVじゃないんだから、“めくるめく興奮”を実現するにはもっと焦らして、引っ張るべきじゃないの? 俺的にはいきなりの“ショータイ”ムに逆に「あれ?」となってしまった。
逆にエンディングは、「なんだこれでおしまいなの?」という欲求不満。
元作“エマニエル夫人”は一体どんな作品だったのだろうとWIKIを覗いてみた。
「平凡な外交官夫人が夫の企みで性に目覚め、自らを解放して行く」
このあらすじを読んだだけで、気持ちがザワザワする。圧倒的に元作の勝ちだろう。対比して言うと、本作では冒頭からエマニュエルは既に“性に目覚めている”状態で、ストーリーが進む中でただその内にため込んだ欲望を満足させようとしているだけに見え、全然気持ちがザワつくことは無かった。
AVが氾濫している現代において、俺には本作の価値が見つけられない。
つまらん
25年一本目
1974年、世界を虜にしたエマニュエル夫人に叱られろ
まず、色気がない
美しくない、妖艶な雰囲気もない
男性も魅力的じゃない(個人の好みなだけw)
リメイクと言う訳でもないので
タイトルは「エマニュエル」にしなきゃいいのに。
直接的なものを見せるだけがエロティシズムとは
思っていないけれど、それでも本作から
感じ取ったエロティシズムはあったかしら。と思うほど。
ただ、冒頭の飛行機でのシーンは嫌いじゃないw
2025年劇場鑑賞3本目
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