「逝けない女、逝かせない男」エマニュエル カール@山口三さんの映画レビュー(感想・評価)
逝けない女、逝かせない男
ホテル品質監査のOLであるエマニュエルは欲情だけあるがオーガズムには至らない。
色々な経験を自ら誘って試すが逝けない女…
それは競争激しいホテルビジネス社会の組織人だからか?
逝きたいのなら管理環境の中から逸脱して、心身開放して次の高みに冒険すれば逝くのだろうと冒険にホテルの外に出かける…
あれは逝けたのだろうか?
それにしても、
今回のエマニュエルは全く魅力なく、スタイルも仕草も惹かれるものがないOLでしかない。
快感のない現代版エマニュエル化の警告としましょう!
( ^ω^ )
エマニュエル
劇場公開日:2025年1月10日 105分
1974年に映画化され日本でも大ヒットを記録したエマニエル・アルサンの官能小説「エマニエル夫人」を、
「あのこと」でベネチア国際映画祭金獅子賞を受賞したフランスのオドレイ・ディワン監督が、
舞台を現代に移して新たに映画化。
ホテルの品質調査の仕事をするエマニュエルはオーナー企業から依頼を受け、香港の高級ホテルに滞在しながら査察をすることに。
サービスも設備もほぼ完璧で最高評価の報告書を提出するエマニュエルだったが、ランキングが落ちたことが許せないオーナーは経営陣のマーゴを懲戒解雇できる理由を見つけるよう、エマニュエルにマーゴの粗探しを命じる。
ホテルの裏側を調べはじめたエマニュエルは、
怪しげな宿泊客や関係者たちと交流を重ねるなかで、自身の内なる欲望を解放させていく。
「燃ゆる女の肖像」のノエミ・メルランが主演を務め、
「インポッシブル」のナオミ・ワッツ、「ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ」など監督としても活動する俳優ウィル・シャープ、
「シャドウハンター」のジェイミー・キャンベル・バウアー、
「インファナル・アフェア」シリーズのアンソニー・ウォンが共演。
エマニュエル
劇場公開日:2025年1月10日 105分