「村上龍ライク」エマニュエル いぱねまさんの映画レビュー(感想・評価)
村上龍ライク
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やはり欧米はきちんとこういう官能文学を映画化してくる
衒いもなく、正面突破だ 『燃ゆる女の肖像』は残念ながら観ていないが充分セクシーさが伝わる主演
故宮沢章夫を"きこりの泉"に落として「もっときたないの」と言ったら出てきた様な(冗談です)、ウィル・シャープの東洋の神秘さも中々胡散臭さを感じてGOOD!
題材は表題のように、村上龍がテーマにしそうなイメージであり、香港という一種治外法権的な危険さと雑多さをスマートに演出していると感じる ダイヤモンドを飲む件の台詞が、実際にそれがラストに表現されるかと思ったらそのオチではなかったのがマイナス点(苦笑) 恐怖と隣り合わせが快楽ならば其処まで突き抜けて欲しかったのだが、まぁまぁ、ノエミ・メルランのゴージャスなエロティシズムと、チャチャ・ホアンの東洋的美を堪能出来る、興奮作である
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