劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室 南海ミッションのレビュー・感想・評価
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結果はわかってるのに感動した
オペ室搭載の車両で事故や災害の現場に駆けつける救命医療チーム(モバイル・エマージェンシー・ルーム=MER)の劇場版第2作。
TOKYO MERの活躍が高く評価され全国主要都市に新たなMERが誕生し、沖縄・鹿児島では離島地域に対応するMERの誘致活動が行われていた。指導スタッフとしてTOKYO MERの医師・喜多見と看護師の夏梅が派遣され、中型車両を乗せたフェリーで離島での事故や災害に対応する、南海 MERの試験運用が始まった。しかし、半年経っても緊急出動要請はなく、廃止が議論されてるような状況だった。そんなある日、鹿児島県の諏訪之瀬島で火山が噴火し、島民79名の命を救うという事案が発生した。島では想像をはるかに超える惨状が広がっており、噴煙のためヘリコプターによる救助はできず、海上自衛隊や海上保安庁の到着も時間がかかる状況だった。近くにいた南海MERは島に取り残された79名の命を救うべく高難度のミッションに・・・そんな話。
みんな助かるんだろうな、という結果は見えてるが、一人一人みると相当危ない人も居て、もしかして・・・なんて思った。
溶岩はCGだろうし、あんな状態でヘルメットを被っていない人が居たのに驚き。まずは頭部保護でしょ、と思った。
喜多見役の鈴木亮平は相変わらずカッコよかったし、江口洋介、高杉真宙、生見愛瑠、宮澤エマら南海MERのメンバーみんな良かった。あと、漁師役の玉山鉄二が大活躍。
東京MERの派遣を決めた石田ゆり子に感動。
面白かった。
設定には異論が、ご都合主義には問題が! それでもこれは!
大映テレビってスゴい!
最初から最後までテンポよく、面白かったです。スカッとしました。エンタメとして良くできた映画でした。南海MERがあるのなら、鹿児島弁を喋らせたりしてもいいと思いました。エンドロールの一番最後に昭和の名作ドラマを生んできた大映テレビが出てきたので、さすが大映テレビと思いました。
疾走感と連携の熱さが光る
起承転結があってハッピーエンドがぴったりの娯楽映画!
ドラマ見ていない人でも楽しめます
医療✕ディザスターが成立する設定が◎
何も考えずに見る前提で、前作に対してたるみのない展開かつ変な権力闘争もないので、非常に分かりやすいエンタメだった。CGもディザスターものだけあって、想像以上にちゃんとしていて嬉しかった。
間違いなく期待を大きく超えたのだが、以下駄言です。
気になる点は大きく三つ。
まず馴染みない人の多い火山噴火という災害に対するインプットが不親切な点。火砕流、噴石、火山ガス、火山灰など何がどの程度危険でどう対処するべきなのか。例えば避難訓練をはさむなどはベタすぎるかもしれないが、いかにヤバいかをすっと描いてくれるとありがたかった。
次に題材が「子供の憧れ」としてはすごく響くが、「大人の現実」としてはあまり響かない点。もちろん前者が意義だと言われればそれまでですが、離島医療のカバーとして、船舶とERカーを巡回させるのは素人目にも大赤字プロジェクトと思うのです。よってそれは国民への増税に直結すると。そこをロジカルにケアする着地点を見出だせれば素晴らしいが、作中でアンサーはなかったためノレなかった。輸送機案件も同様。
最後にエンタメ意識すぎるテンポ感も嫌だった。何か展開の節目があると、テンポを落として「はいチーズ」と言わんばかりのキメ顔もしくは集合写真カットが挟まるというテレビドラマ感がなんとも言えなかった。また、「たまたま今発作が」といった引き金に必然性を感じない展開も多々ありツメの甘さ的なところを感じざるを得なかった。
エンディングまでしっかりと詰まった離島医療の真髄。
圧倒的に胸熱で、爽快な救急医療映画
鈴木亮平と江口洋介、その他豪華な俳優陣の胸熱な映画です。噴火が凄まじくリアリティのあるCGで、IMAXでの音と振動の迫力が凄かったです。
ツッコミどころは満載ですが、それは差し置いても、これはIMAXで見る事を絶対的におすすめします。
偶然ですが、トカラ列島の史上最長?の群発地震がつい最近まで起きていた事や、日頃から諏訪之瀬島や口永良部島が噴火していることもあり、リアリティが増しています。
救急救命ドラマは長らく見ていなかったのですが、江口洋介が主演していた印象が強く、改めて調べてみたら救命病棟24時で長らく主演だったのですね。救急救命ドラマの先駆けの江口洋介が、こうして現代の人気ドラマに出てくる展開もなんだか胸熱です。
安定のMERと鈴木亮平
噴火がリアル、各部署の連携プレーに感動
映画のクーポンがあったので何を見ようか迷いつつ
鈴木亮平さんが好きなのでこちらを鑑賞。
最初は見るつもりなかったんだけど、見て正解だった。
映画館で見ると島の噴火がすごくリアル。
溶岩が迫ってくる様子、降り積もる火山灰、容赦なく飛んでくる岩...。
ひとつ苦難を乗り越えるとまた苦難。
でもそこはまた各所の連携プレーによって乗り越えていく様子にハラハラしたり泣けたりホッとしたり。
きっと連ドラのときと同じく決まり文句の死者0なんだろうな思いつつ...
エンディングに流れるback numberの曲を聴きながら、映される実際の医療職の方々の写真を見て、こういう方たちの志のおかげで私たちの健康が守られているんだなあとしみじみした。
胸熱!
ドラマ版が好きな人は絶対楽しめます!
〝神の手〟は進藤先生から喜多見先生へ。
あくまで個人的な感覚ですので、異論は当然アリなことを先ず明記して(^^)
私にとって医療ドラマの最高峰は、唐沢版の〝白い巨塔〟か、〝救命病棟24時シーズン2〟だったりします。(〝医龍〟も捨てがたいが(笑))
奇しくもフジテレビの作品ばかりになってしまいましたが、別にフジに偏愛しているわけでも、TBSに含むところがあるわけでもなく(笑)
とにかく今、当〝南海ミッション〟を観た上で何が言いたいかと言いますと、要は〝TOKYO MER〟には(ドラマ放映当時から)ほんの少しではありますが、救命2に及んでいないという感覚が、筆者的にはあるのです。
いや、単純なエンタメ作品としては、ハラハラドキドキ、ぶっちぎりでTOKYO MERが最高です!
今回も例にもれず、これでもか、これでもか、の見せ場の連続なわけですが、ただ、結果的にやはり〝弱いな〟と感じるのは、キャスティングの唯一無二感のなさかな、と。(連ドラ時からの思い入れは無論ありますが)
例えば救命2には、まだ駆け出し、当時そこまで有名ではなかった俳優、女優が、メインの江口さん演じる進藤先生を支えるチームの一員として4名、出演しているのですか、その名前、今となってはちょっと凄まじかったりします。
小日向文世、伊藤英明、谷原章介、木村多江。
いずれもその後、誰もが知る存在、一流の俳優や司会者になるそうそうたる面々が、無名ではないにしろ、全然メジャーじゃない時期に、勢揃いで脇を固めたわけです。
安易なジャニタレ起用、モデル上がり系起用も皆無、いまや干された宮迫氏でさえ、俳優としての見事な才を披露しております(笑)
何より、ヒロインである松雪泰子がとんでもなく素晴らしかった。
救命のもう1人の主役である、松嶋菜々子が唯一出演していないシーズン2が最高なのは、亡くした妻を想い、もう新しい恋をしないであろう進藤先生に、かなりほのかすぎはしますが(笑)恋愛的な要素を与えた脚本が見事だったのです。
引っ付きそうで、引っ付かない、そして、結局は引っ付かなかった大人の恋。
おっと、話が逸脱しました(笑)
それに比して、TOKYO MERはどうでしょう?
現代、いや、近い将来、日本史上最高の俳優になるであろう鈴木亮平の脇を固めるサブ。
一見ハマり役に見える配役も、個人的には少し、弱い気がします。
何より、他作品で、女優として凄まじい演技力を魅せる、生見愛瑠が勿体なかった。
今作品は何より、彼女を活かしきれていないのが何とも惜しいのです。
ちなみに主役をはる医師の〝ゴッドハンドレベル〟はいうまでもなく、喜多見チーフが医療ドラマ史上最高なわけですが(朝田先生、大門先生が次点かな?(笑))医療ドラマの奥行きって、結局のところ、その先生の背負うドラマですやん?
喜多見先生の過去は、テロリストとの邂逅、妹さんを亡くしたことも含め、それはそれは凄まじいんですが、もう今となっては、喜多見先生は
〝完全無欠の名医〟
と化してるんですよ、腕もメンタルも。
恐らく今後、江口さんは進藤医師を演じないし、坂口憲二は朝田先生を演らないでしょう。
つまり今作において、進藤先生のゴッドハンドは、完全に喜多見先生に引き継がれたのです(^o^)
特にこの〝南海ミッション〟の喜多見先生は、父親にもなり、精神的にも成熟していて、腕も姿勢も統率力も人間性も人としてのバランス感覚も、言うことが全くない。
完璧。
松雪泰子演じる香坂先生に惹かれながら、亡くなった奥様の存在から、恋を始めなかった不器用で、厳しくて、怖くて、口が悪い進藤先生の不完全さを、半分でも喜多見先生が背負ってくれたら・・・。
ま、でもとか言いながら高評価なのは。
ややこしいことを考えず、エンタメ作品として見れば、〝南海ミッション〟最高です!!
てか、次はドラマで復活して欲しいかな(^^)
※あくまで私の主観なので、異論当然です(^^)怒って否定するのはナシでお願い致します(^^)
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