劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室 南海ミッションのレビュー・感想・評価
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MERと島民がつなぐ命のリレー
■ 作品情報
テレビドラマ「TOKYO MER 走る緊急救命室」の劇場版第2作。監督は松木彩、脚本は黒岩勉。主要キャストは鈴木亮平、賀来賢人、中条あやみ、要潤、小手伸也、佐野勇斗、ジェシー、フォンチー、菜々緒、鶴見辰吾、橋本さとし、渡辺真起子、石田ゆり子。新たに高杉真宙、生見愛瑠、宮澤エマ、江口洋介、玉山鉄二らが参加。
■ ストーリー
横浜ランドマークタワーでの大規模火災から2年後、TOKYO MERの活躍が認められ、全国主要都市に新たなMERが誕生していた。一方で、沖縄・鹿児島といった離島地域にもMER誘致の動きが活発化。TOKYO MERの喜多見と看護師の夏梅が指導スタッフとして派遣され、オペ室搭載車両「NK1」とそれを搭載するフェリー「NK0」を備えた新チーム「南海MER」の試験運用が始まる。しかし半年が過ぎても出動要請がない中、鹿児島県諏訪之瀬島で大規模噴火が発生。溶岩や噴石が降り注ぎ、ヘリや海上自衛隊、海上保安庁も近づけない絶望的な状況で、南海MERは島に取り残された79名の命を救うため、前例のないミッションに挑む。
■ 感想
医療チームと島民が織りなす命のリレーが激アツです。日頃から島の人々と真摯に向き合い、最後まで命を諦めない喜多見たちの強い信念が、まさに奇跡を生み出していると実感します。「医は仁術なり」を地でいく姿に胸が熱くなります。
次から次へと押し寄せるピンチの連続には、息をのむばかりで、最後の最後まで片時も目が離せません。どんな困難な状況でも冷静沈着に目の前の命を救い、若手医師たちを育て、チームの絆を紡ぎ出す喜多見の姿は、まさにリーダーの鑑。その揺るぎない思いは、スクリーンを通してひしひしと伝わってきます。
人々が心を動かされ、大災害を前にしても己の危険を顧みず互いに助け合う姿は、まさに感動の極みです。この物語は、もしかしたら「できすぎた奇跡の連続」と評されるかもしれません。しかし、この作品に触れた人々の心が繋がり、同じ思いが広がっていくことで、それは次の奇跡を起こす力になるのではないかと思います。南海トラフ地震の危険性が叫ばれる現代において、この作品が放つ「命を諦めない」というメッセージが、日本中に広がることを心から願います。
それにしても、オペシーンの緊迫感はいつもながら圧倒的です。喜多見を中心とした南海MERの活躍はもちろん、ラストで魅せる東京MERとの見事なチームプレイにも震えるほどの感動を覚えます。そして今回も、見事に「死者0」を達成したことに、彼らのプロフェッショナリズムと強い意志を感じます。本作をきっかけに、離島医療がもっと改善されることを願わずにはいられません。
主演の鈴木亮平さんの安定感抜群の演技は言うまでもありませんが、MERメンバーの演技も、たくましく成長した南海と、完成された東京との対比が鮮やかです。それらのチームを全力で支える陰の功労者・音羽を演じる、賀来賢人さんの熱い演技も見応えがあります。なにげに玉山鉄二さんも印象深く、その後の恋の行方が気になります。
途中から泣きっぱなしだったかも。。。
圧
この作品のファンなら絶対楽しめます!
もともとドラマの頃から好きな作品なので見にいきました。ドラマのファンじゃない人のために説明するとこの作品はいわゆる「ご都合主義」な展開のドラマです。でもこの作品はそれでいいですしこの作品のファンはそれを見たいのです!
どんな困難な状況でも目の前の命を救うということにいつもまっすぐな喜多見先生、それに感化されるメンバーたちの姿こそがこの作品の魅力的なところです!
いつも必ず救ってくれるであろうことはわかってはいるのですがそれでもあのハラハラドキドキする展開の作り方はやっぱり痛快なエンタメ作品としては素晴らしい作りだよなと思いますし
今作もその点では間違いないものになってます、ただ一つわがままをいうなら音羽先生ファンの自分としては音羽先生にもピンチを救う場面にとっさに現れてほしかったなーと思いますが今回はあの場での立場上、無理ですからね。
ま、それは次回作に期待をして!
MERファンは絶対見ましょう!
熱いぜ!
感動しました
未見の方にもオススメできるシリーズ最高傑作
2025年劇場鑑賞215本目。
エンドロール後映像有り。
前作の映画に備えてドラマ一気見したのでシリーズ全話鑑賞済。しかし今回は南海MERという新部署が舞台で、お馴染みのメンバーからは主人公と看護師2人だけで、残りは新メンバーなのに加え、前作までのキャラのバックボーンはそこまで大事ではないので今回から鑑賞しても全く問題ないと思います。あえて言うなら副大臣の鶴見辰吾が、官僚時代に自分の所属している派閥のライバルの東京都知事である石田ゆり子を失脚させようと、事あるごとに彼女が作った東京MERを潰そうとしていた事を知っておけばMERすぐ潰そうとする癖があるのが理解出来るくらいでしょうか。お前ほんといい加減にせぇよ。後賀来賢人演じる官僚は医師資格を持っていて、東京MERで手術も何度も行なっており、政治より人命を優先する熱い男というのも知っておくといいかもしれません。
この前のドクターコトーの時の絶望感もすごかったですが、今回の殺意高い石が常に降ってくる状況で、まず近づいていいのかこれ、という段階、島から出られる手段がどんどんなくなっていく、迫る溶岩と、危険度はシリーズ最高となっており、絶望やその後の救命活動でなんかずっと泣いていました。鬼滅の刃みたいな嗚咽しそうな号泣ではないのですが、ハラハラと常に泣いてる感じで、これはこれで良かったです。
何回もあーもうどうしようもない!というときに煙の中からお前わざとちょっと待ってなかった?というくらい最高のタイミングで必ず助けが来るのはドラマ時代からの決まりなのでもうそこは初見の方は受け入れて下さい!慣れると快感になってきます!
北見「ですね」
後無惨様こと関俊彦が何処かに出てるみたいなので気になる方は探してみて下さい。MERの現状を説明するナレーションが怪しいと思っているのですが・・・。
完全無欠!
とても気持ちイイ!
自衛隊超え
鹿児島〜沖縄の島嶼部に配備された南海MERが、トカラ列島諏訪之瀬島で起きた火山の噴火に対応する話。
TOKYO MERの活躍で全国に展開されたものの、半年間で1度も出動要請が無く廃止案が取り沙汰される中、初めて出動要請がかかり巻き起こっていく。
たまたま近くにいたら良いけれど、船じゃ到着まで時間かかり過ぎるんじゃね?からの一応初出動となるけれど、いくら若気の至りとはいえ、ナースがドクターの判断にその物言いって…。
そしていよいよ本題になって行くけれど、それまでの過剰演出でもう既に辟易。
TVシリーズから煽りや溜めが凄いけれど、ムダな溜めや泣かせで一々流れを止めるから、リアリティがないし緊迫感を阻害して安っぽいんだよね。
話し自体は面白いんだけれど、この様式美みたいなクッソ演出のおかげで、日本映画やドラマの悪いところが出まくりという感じだった。
デンデデンデンデンデンデデンドン
私ね、若い頃は日本のドラマや映画がどうにも好きになれなかったんですよ
それがね、歳を重ねるねつれてだんだん見るようになってきたんです
昔は日本の作品なんてダサいと思ってたんでしょうね
でね、このMER
ドラマからかじりついて見てたんです
YouTubeでも『GO!GO! TOKYO MER』なんか見ちゃったもんだからも〜大変さ
頭ん中じゃ
デンデデンデンデンデンデデンドン
デンデデンデンデンデンデデンドン
デンデデンデンデンデンデデンドン
がずっと流れてるし
誰かに限界がきてもうこれ以上はダメだ〜ーーってなると後ろから「ガシッ!」と抱きかかえてくれる
もうそんな世界から抜け出せなくなってしまったのです
もう、なんかもう大好きになってしまったんです
三つ葉葵のもんどころのようなそんなそんなど定番が心を打つそんなお年頃になったのだな〜と思うわけなんです
だから当然この作品も心から楽しみましたよ〜
デンデデンデンデンデンデデンドン
デンデデンデンデンデンデデンドン
も
ガシッ!
もふんだんなんですから見ないわけには…
いかないですよ
デンデデンデンデンデンデデンドン
デンデデンデンデンデンデデンドン
まだあのメロディーが頭の中で……
⭐︎4.6 / 5.0
注意: 見て良かったですが火山のシーン怖いです
テレビシリーズの方は追いかけてまでは見ていませんでしたが、十分に楽しめました。過去シリーズや前作がどうだからと面倒なことを気にせずに、フラっと映画館に行って、見て良い気分になって帰れる、そういう作品だと思いました。
何と言っても、火山の噴火・噴石のシーンは、娯楽で見るにはかなり怖い気がしました。
フィクション作品なので、実際よりも誇張されているのか、むしろ現実より抑えているのかわかりませんが、恐怖を感じました。本作品の見所のひとつだと思いますので、観客に恐怖を感じさせられるくらいで狙いどおりなのだとは思いますが、なかなか怖いです。
噴火災害に限らず、地震や水害などの災害に実際にあわれた方々が見たら、被災時の記憶がよみがえってきて体調不良を感じてしまったりしなければいいな、とは思いました。
映画の公式ウェブページにも説明ありますが、災害シーンに抵抗や不安を感じる方は、ご注意ください。
わかっちゃいる…わかっちゃいるけど
これでもかこれでもか次から次へ畳み掛けられるビンチ。わかっちゃいる…わかっちゃいるけど面白い。不覚にもウルッときてしまった。
今回はいやらしい悪役がおらず後味が良い。
南海MERの成長物語としても楽しめた。
終盤に、ちょっと道徳的にいかがか…政治的にちょっと生臭いのでは…と感じるところがあったので★1つマイナス。でも誰一人見捨てないというメッセージは今の日本には大切…ってことで★半分プラス。
場所が変わってもMER魂は健在
最初から最後まで目が離せなくてあっという間でした。本当に面白かった!!南海チームのメンバーそれぞれの葛藤や、実際に自然災害が起こった時の判断力や今いる人達で協力しながら何が出来るか?と言う問題提起を巧く表現出来ていたと感じた。
一緒に観覧した高校生の息子は後半から鼻を啜っていて泣きっぱなしだったが、それほど若い人の心の中にも響いているんだなぁと思えた。演じられた俳優さん達一人一人の個性も際立っていて、見終わった後も印象が強く残っている。
ただ、強いて上げるならば、玉山鉄二の役のYouTuberが、頻繁に小型船でMERの船にいとも簡単に接触出来ていたのが違和感があった。あれだけ大変な状況下で、火山の石が降ってるのに、あんなショボい漁船で何度も行き来出来るのか…?しかも、重量オーバーだからと動ける島の人達が次々にライフジャケット着て海に飛び込んでいるが…石降ってくるのにあぶねーだろうがと…アレは少し無理があるなと感じた。
それでも最初から最後まで楽しめる作品だと思った。次回作も期待している。
merの存在が心強かった!
全編胸熱!
本作はドラマ&前作も鑑賞しており、喜多見幸太は鈴木亮平のハマり役だと思う。
なので、本作も見逃すわけにはいかない!というモチベーションで鑑賞。
もう期待通り。
期待を超えたと思うのは、全編胸熱!だったこと。
1シーン1シーン、いちいち胸が熱くなるし、なぜか泣けてくる。
それはきっと登場人物の命への向かいあい方が、みんな真摯だからだ。
災害発生時に生見愛瑠演じる知花青空が「私は死にたくない」と言ったセリフは
実にリアルだ。
南海MERメンバーも実に魅力的。
戦術の生見に加え、高杉真宙、宮澤エマ、いずれも光る演技をしていたし、
もちろん東京MERメンバー及び賀来賢人演じる音羽も健在で
喜多見と心で通じ合っているところがニクイなと思う。
もちろん今回Featuringされている江口洋介演じる牧志も良いキャラだし、
玉山鉄二演じる麦生も最高。
全編にわたって胸熱のみならず、ミラクルの連続で、このあたりのリアリテイはないが
そういう映画ではなく、やはり秀逸な医療エンターテインメントなのだ。
これでいいのだ。
次回作も是非製作いただきたいと思う。
今日も医療に従事されているみなさまへ感謝しつつ筆を置く。
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