劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室 南海ミッションのレビュー・感想・評価
全462件中、221~240件目を表示
トカラ列島群発地震の予言映画ですか
TOKTYOMER系は初めて観ました
高齢者のせいか涙ぐむ場面もあり火事場の馬鹿力的な島民の団結力の演出効果に感動を覚えました
飛び交う火砕流に突撃するのを嫌がっていた南海チームのめるるが南地区に船で突撃するファインプレーはナイスな演出だと思いました
政府の司令塔の要の賀来賢人が諦めていた関係者に「島民とMERチームが現地で生死を掛けて諦めずに頑張っているのに安全な地で見守っている我々が簡単に諦めるなんてフザケンナ」的な台詞にも感動を覚えました
また個人的な好みで言うと江口洋介が西地区に上陸して残したメンバーに敬礼して救護に向かってそのママ帰らぬ人となるアルマゲドン的な英雄演出も欲しかったです
堪能しました。
高評価だったので…
単純にエンターテインメントとして楽しみたいです
あまりにもタイムリーにトカラ列島で地震が頻繁に起こっていますが、日本で生活する限り自然災害が一番怖いのは皆さんご存知の通り。前作が超高層ビル爆破テロだったのに対して、抗いようのない自然の力に我々はひれ伏すしかないようです。
いろいろな問題が含まれていて、半年間の試用期間中にほぼ何も起きなかったから廃止っていうことと、危険なことが何もなかったという喜びは相反するものですが、「災害医療って一体何?」なんて、めちゃ根本的なことを考えさせられました。たとえば、数名を助けるためにそれ以上の人数が犠牲になってはいけないわけで、だからといって見殺しするというのも人道的にどうなん?って感じもします。
そういうややこしいことを考えずにエンターテインメントとして楽しめればいいのですが。
ツッコミどころはいろいろあるけれど
自衛隊、海保の行動が遅すぎる。こんなんじゃ周辺国からの攻撃等有事の時全然対応できない。
そもそも離島地域で人口も少ないわけだからそんなに出動回数が多くないのは設立段階で想定しているはずなのに半年ぐらいで廃止を考えるというのが政府の浅はかさも疑問。
まあそのへんは置いといて映画としては面白かった。
2次災害を恐れるのは普通のことで実際は躊躇してしまうのだろうが、どんなことがあっても頑なに人命優先を貫くのがブレてなくて良い。映画なんだから。
目の前の命をあきらめない。キレイ事ではあるがみんな思っていても出来ないことをやってくれるのは爽快なのである。映画なんだから。
前述の葛藤と隊員の人間的成長を見せられてちょっとウルっとした。
鈴木亮平の喜多見チーフも熱かったが玉山鉄二演じる麦生も熱くて良かったな。
余談だが前作とテレビシリーズもほぼ見てるがこういう離島の大災害だと医療チームだけではなく災害援助チームもセットでないと難しいなと思った。
理想を映像化して、何が悪い
現実的じゃないみたいなことを書いてる人がいたけど、理想を映像化して、何が悪い
それがエンタメだ
人の住むところなど全てが偏り続けている日本において、離島の医療の手薄さなどは本当に大きな問題で、こんな風になったらどれほど素晴らしいか
初めからこのシリーズは私たちが医療に抱く夢の映像化だから、映画でこれを魅せてくれるのは本当にありがたいこと
しかも、日々の交流で家族構成や持病など細かいことを把握していたからこそ助けられた面などがこれまでの今作にはない部分で、温かい気持ちになった
みんなが“誰1人見捨てない”というあの気持ちを、この映画を観た多くの人が心に残すと、本当に素敵だなと思う
既に決めている、また観ることを
ツッコミどころはある
全体的に良かったと思います。
CGのクオリティもそこそこ高くて、気持ちが下がる所はありませんでした。
燃料の伏線もしっかり回収。
ただ、最初の通報から1時間で自衛隊も海保も行けると聞いていたので、そこは2時間かかるとかにした方が良かったんじゃないかな。
近くの島からの漁船の方が速いのか?って思ってしまったとか
火山が噴火していて噴石飛んできてるんだから行く行かないに関わらずまずはヘルメット被らなきゃとか
火砕流はもっと速いだろうとか
火砕流に覆われたわりには、NK1の損傷少ないよねとか
火山ガスってもっと毒性あるんじゃ?とか
映像から溶岩の熱さを感じないとか
あれだけ出血したら、いくら輸血しても追いつかないんじゃとか
素直に映像がそういうものだと楽しめない自分がいやだー(泣)
南海チーム女子!!
最後に怒涛の展開
映画の緊張感はあったものの全員救出されたところで前作ほどの感動がなく少し残念に思ってたところ、最後のシーンで色々な気持ちが押し寄せてきて気づいたら号泣してました。エンドロールでも各地で活躍される医療従事者の方々の写真が流れていて感謝の気持ちで溢れました。次の作品も公開されるかはわかりませんが、まだまたまMERの感動を味わいたいので期待しています。
途中までは、アレ?と思ってました
噴石、溶岩、有毒ガスが迫る中、限られた装備で、2つの集落の住民を脱出させることが出来るか、というのが前半のミッション。
現地と東京、それぞれの一人一人が出来る、ささいなことが繋がって大きな力になるということが上手く表現されていました。
ただ、ここまでは、これまての東京MERと比べると、治療の描写という点で物足らなかったのですが、それは全員救出でホッとさせてからの怒涛の後半のお楽しみでした。
一旦、安心させて、またビンチになるので、死者0が達成出来るのか、ハラハラドキドキですが、物語の構成は、流石でした。
あとエンドロールで、離島医療従事者の方々の写真が沢山出てきたのは、映画制作者の姿勢を示す上で良かったとおもいます。
幕が上がる
ドラマと劇場版に引き続き鑑賞。
ドラマ映画の中でもスクリーン映えする作品なので今作も楽しみに待っていました。
そして期待にバッチリ応えてくれる作品に仕上がっていました。
TOKYO MERの活躍もあり、全国各地にMERの支部ができており、海上をメインにしたMER、南海MERに派遣された喜多見先生と蔵前さん、そして南海MERのメンバーと共に島で起こった噴火に巻き込まれた島民たちを救うために立ち上がるといった王道ストーリーです。
緊急出動がほぼ無かった南海MERが最後の最後で火山の起こった島へ向かい、非常に難しいであろう救助を行うというとてつもない難易度のミッションですが、最初は隊員同士がぶつかり合いながらも、それぞれの考えに理解が生まれ協力していくという流れがとても良かったです。
噴火の影響で石がバンバン飛んでくる中でも救助に向かう姿勢を一切崩さず、上層部の意見もすっ飛ばして突き進む姿はリスクがありながらも救助最優先という姿勢が見えてかっこよかったです。
今作では島民もめちゃくちゃ協力的だったのが印象的で、救助を待つだけではなく自ら動いていく姿が多く見られましたし、自己犠牲も厭わないレベルで前線へ進んでいくので頼もしかったですし、船上でのシーンは目頭が熱くなるくらい感動的でした。
怪我をしながら、体力が削られながらも、生きることを目標にして進み続ける素晴らしさがヒシヒシと伝わってきました。
島民を救助できても噴火の影響はまだまだ海上でも襲ってきており、飛んできた石に被弾しての怪我、持病の悪化などなどで、今度は医療の面での救助が巻き起こっていきますが、喜多見先生含めめちゃくちゃ冷静に対応していくので頼もしいですし、限られた設備の中で全力を尽くす姿には感動必至です。
そこからTOKYO MERも参戦してくるという激アツ展開もあったりとで、MERの目標も完遂という完璧な流れをやり切ったのはお見事でした。
その後の南海MERの展開なんかも努力の結晶だなと思わされるばかりです。
元がドラマなのもあって、そんな流暢にしてる場合ではない!というシーンはちらほら散見されますが、それらは最低限に抑えて喜多見先生がスムーズに進めてくれるので、そこんとこのストレスもほぼ無しというのもお見事でした。
ディザスタームービーよろしくの噴火のシーンなんかも島を侵食していく勢いの恐ろしさがそこにあってスリル満点でした。
このまま映画第3弾も行けそうな勢いですし、ドラマの続編も見たいですね。
改めて日本の医療従事者の方々に感謝です。
鑑賞日 8/6
鑑賞時間 17:30〜19:30
お見事です
人との繋がり
もともとドラマも以前の劇場版もだいすきで、今回楽しみにしておりました。
きっと今回も死者は0で終わるよな、というメタ的な確信はありながらも……溶岩に囲まれ、助け舟どころか逃げ道を塞がれつつある、こんな絶望的な窮地にどう立ち向かい、その結末にたどり着いてくれるのかと、上映中手に汗を握る思いでした。
とにかく喜多見チーフの状況分析と、的確な指示がすごすぎる。自分も命に関わる状況でありながら、冷静に対応していて、そしてどの患者にも、そしてMERの仲間にも、とても緊急な状況とは思えないくらいに誠実に丁寧に接している。医療の知識に乏しい私は何を言っているのか半分以上分からなかったのですが、有能なんて域を超えているということだけはわかりました。。
看護師のひとりが「私は死にたくない」と言ったのがとても印象的です。
こういった展開上、その発言をしたものはどうしても「弱い人」の役回りとなってしまうことが多いけど、自ら危険な場所に飛び込まなくてはいけない状況を前にしたら、当たり前だなと。
だからこそMERの命懸けの覚悟が際立ったと思います。
天災は何の前触れもなく、日常と人の命を奪っていく。
だけど今回は、人の命は誰一人として奪われることは無かった。
そしてそれは、医療の技術だけはなく、人々の信頼と結び付きが導き出した結果だった。
なにごとにも賄えない人との繋がりの大切さを伝えてもらった気がします。
思い出したら鼻の奥がツンとします。
観ることが出来て良かったです。
全462件中、221~240件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。