「自分にできることは何か」劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室 南海ミッション くりさんの映画レビュー(感想・評価)
自分にできることは何か
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救急医療用車両を運用する
メンバーが活躍する話
というより
普段はボンヤリしか認識しない
人がもつ使命感、信頼や良心が
どういうものなのか
というのを実感できる作品
のんびりと事件のない日々を
過ごす停滞ムードの南海MERに、
突然
これでもかというくらい
難題が次々に降りかかる
火山災害、未経験者の離脱
燃料枯渇、中央本部の無統率
それを
現場の喜多見、蔵前、牧志ら
ベテランが新人の意識を
変えていき、
元同僚の音羽が本部を動かして
危機を乗り越えていく
わくわくが止まらない
新人達の「出来ない」という意見から
どうしたら、救えるのかに
思考が変化していくプロセスが
凄くいい
本部の久我山副大臣や参加者
を諦めない体制にもっていく
音羽の胆力もいい
その音羽は、
現場と連絡もろくにできてないのに
阿吽の呼吸で
必要な手配をするのもいい
邪魔をする本部より
協力してくれる連携の方が
見ていて小気味よし。
何より
一番ぐっときたのが
船体の軽量化のために
島民が次々に海に飛びこむシーン
「自分ができることをする」
最近あまり聞かないけど
何故か日本人にしっくりくる
それが本作の命題なんだなと。
都合よく進みすぎるとか
死者零とかにこだわりすぎとか
いろんな意見ありますが
引きつける
魅力あると思います
皆が必死になって
互いをリスペクトするのがいいですね
おすすめ。
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