「ハードボイルド系ナルシズム」劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室 南海ミッション 川喜多わか子さんの映画レビュー(感想・評価)
ハードボイルド系ナルシズム
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今度生まれ変わったらMERの運転手になるから喜多見センセーになるに変わった人と劇場版Series2を観ました。
このハードボイルド系ナルシズムにきっとそんな風に思う人も少なくないのかも知れないと思う達成感の塊のような物語。
「仕事の後のビールは美味い!」みたいな映画、それはどんな人の中にも眠るのであろうヒーロー願望に火を灯す
。
「情は人の為ならず!」
あの達成感は、きっと誰の為のものでもない自分の中に眠る無垢なヒーロー願望の為に喜多見センセーたちが見た景色にそんなことを思いました。
何よりそのナルシズムに鳥肌ものなのは、軽々と女性を抱き上げ足場の悪い道を物凄い速さで走る喜多見センセー(鈴木亮平)の魂でした。
ドラマSeriesから観続けた喜多見センセーと仲間たちはもう実在で何処かに居てくれるのではないか?そんな錯覚…何処にいるのか?それは誰の心の中にも眠るハードボイルド系ナルシズムの無垢なヒーロー願望の欠片の光る場所それが彼ら喜多見センセーとMERのありかそんな高揚感に包まれ劇場を後にした。
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