「泣ける!心に届く救命救急」劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室 南海ミッション 主の栄光さんの映画レビュー(感想・評価)
泣ける!心に届く救命救急
クリックして本文を読む
脚本と演出が素晴らしい。ただ設定の違和感あり。
救命をする場面、手術では、医師は、あくまで設備が揃った病院、救急車内、施設で力を発揮し、病院外、移動救急隊車以外での救命場面では、無力で、その環境に患者さんを運ぶのは、救急隊が本職である。
今回、いかに、患者さんを災害から病院に運ぶかというとこは設定が救急隊であり、最後の医療行為の場面がなければ、救急隊の設定のほうがわかりやすい。
また一人も死なせないが、メインテーマであったとしても、救えなかった人たちがいる、手術で救えなく死亡したなどがあったほうが、生存者がより救急隊の恩恵を受けた事が際立ち、物語に入っていける。
患者搬送は、救命救急士が行い、手術と医療は医師がやることが、チーム医療である。
なんでも、かんでも、医師、看護師がやるとすれば、個人プレーかな、と、設定の違和感を感じるが、鈴木亮平が緊張感がある時に見せる笑顔にて、その都度、違和感を吹き飛ばす、スーパーヒーロー🦸を演じきってしまう。
物語を通して貫いているテーマは、他者への愛である、どれだけ、人と人がつながって助けあっていけるか。
この愛をぶれずに貫いているので、多少の設定の、違和感を超えて、心に届く映画になっています。
コメントする
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。