「江口洋介がとてもいい役をもらいましたね!」劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室 南海ミッション ノブさんの映画レビュー(感想・評価)
江口洋介がとてもいい役をもらいましたね!
喜多見チーフ(鈴木亮平)の活躍を見逃すわけにはいきません。
ということで、劇場版第2弾南海ミッションを見に行ってきました。
フィクションだからMERのメンバーは死なないだろうし、怪我をした人も喜多見チーフなら絶対助けられるはず!
それでいいのです。それを期待して見にいくのです。
あとはいかに説得力を持たせるか、ハラハラドキドキ盛り上げられるか。
今回は南海MERが舞台なので派遣された喜多見チーフと夏梅看護師(菜々緒)以外、いつものメンバーとは違うので新鮮ではありました。
今回は離島の火山の噴火による怪我人の救出がミッションとなります。
さすがに見せ方が上手いです。
もうだめだーっという絶望の瞬間にMERが現れ、生きる希望を取り戻す格好いい演出。
そして全員が島を脱出して終わりかと思いきや、部下を守ろうと牧志(江口洋介)が重傷を負う。
同時多発的に次々と押し寄せる新たな困難。
娯楽映画ではあるが、離島における高齢化や人手不足、地方における医療設備の不安など考えさせられるものがありました。
自らの命を危険にさらしてまでも必死に目の前の命を救おうとする医療チームの崇高さ。
実際はなかなか難しいことだと思います。
2次被害は起きないのか、何を根拠に判断すればよいのか。。。
でも人を救えるとしたら、目の前の命を決してあきらめずに救う努力をし続けること以外ないのでしょう。
今自分にできることは何か、この映画で救命胴衣を着た元気な人たちが次々と海に飛び込むシーンがあってはっとさせられました。
医療に限らないのだ、誰にでもできることは必ずある。
そんなメッセージもあって良かったです。
わかっているのに、やっぱり熱くさせられた映画でした。
ご都合主義、とかいろいろ突っ込んでいるレビューも見かけましたが、ハラハラドキドキさせ、ジーンと胸を熱くさせる。
これぞエンタメ。これでいいのだと思いますね。
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