「ピンチの数珠繋ぎ!」劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室 南海ミッション カツベン二郎さんの映画レビュー(感想・評価)
ピンチの数珠繋ぎ!
テレビシリーズと前作の映画は鑑賞済み。
今作も変わらずテンポとスピード感で飽きさせない作りが良い。
大小の「苦難と乗り越え」を最後の最後まで繰り返してみせ、その度にドラマティックな演出を盛り込むので、一旦緩んだ涙腺が締まる前にまた感動の波が押し寄せ、ずっと泣ける仕組みが楽しい。
本シリーズはレスキューハイの救命医師が自分およびMER隊員の生命をギャンブルの様に扱いながら結果オーライを繰り返す、ある意味予定調和の現代の水戸黄門のようなドラマだが、そう思われようがドラマティックな感動が上回ればいいじゃんという明確な方針を持って製作されている潔さが功を奏し人気を博している。(と勝手に思ってます)
本作に関しては熱血スーパードクター役の鈴木亮平や内に秘めたたぎる思いを抑えながら常に冷静沈着であろうとするエリート官僚役の賀来賢人などに目が行きがちだが、島の住民含め皆他人を思いやる善人ばかりの中で憎まれ役を一手に担った鶴見辰吾や得意の軽やかで一見無責任に思わせる演技をさせると右に出る者がいない江口洋介らベテラン俳優達の存在無くして評価されるべき作品ではないと思う。
※めるるもすごく良かったけど
相変わらずオペ服着たまま出たり入ったりするけど、実際ああいうもんなのかな?
災害時の軽トラの便利さを改めて知った。
乗用車じゃああは行かないもんね。
TOKYOの連中が屋久島に来ている間の都内の危機は誰が救うのかな?
石田ゆり子さんなぜGOを出した?
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