「手に汗握る脱出スペクタクル」劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室 南海ミッション ファランドルさんの映画レビュー(感想・評価)
手に汗握る脱出スペクタクル
前作が、パニック・スペクタクルとして、日本映画にしては珍しく良い出来だったのだが、今回はそれを上回る。
大噴火で溶岩や火砕流が押し寄せる島から、島民すべてを救出できるかというハラハラドキドキが、手に汗握るスペクタクルの素晴らしさで、隣席の女性など、思わず身を乗り出していた。
普通のパニック映画は、無事脱出でハッピーエンドなのだが、このシリーズはさらに、重傷者を医師たちが救えるか、という二段構えなので、みっちり楽しめた。
エンタメに振り切った、文句なしの面白さ。
生見愛瑠が「ショウタイムセブン」同様のヘタレ役かと思ったら、途中から立ち直って、後半は大活躍。
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ノブさんのコメント
2025年8月20日
ファランドルさん、共感&コメントありがとうございます。
リアリティを追求するとなると娯楽作品ができなくなりますし、MERはテレビシリーズからこういう世界観でしたし、私もこれでいいと思います。唯一救えなかった喜多見チーフの妹さんのことがあるので、今作も牧志先生を救えるかは少しハラハラしました。今回も自分の命をかえりみず目の前の命を助けようとする崇高な姿勢に感動しました~。


