Underground アンダーグラウンドのレビュー・感想・評価
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思想入り映像作品
地下世界三部作の完結編と監督がおっしゃっていたけれど、前2作はドキュメンタリーなので未観賞。
天然や人口の構造物や山や野原などをみせつつ、そこにただずむ人(人の姿を影)をみせていく。
沖縄戦で避難した人のことを語る語り部やガマの砂から採骨する人の後ろに佇むシャドウだったり、読経する坊さんの隣にいるシャドウ、劇場でダムの映像をみるシャドウ等々、Undergroundと言いつつも半分ぐらいは地下ではない感じだし、ドキュメンタリー的映像の中に残留思念か地縛霊的なものを放り込むことで、なんとなく訴えたいことはわかるようなわからないような…。
結構光にこだわったような演出もあったけれど、フィルム撮影のおかげで映像は粗く、映像美みたいなものはあまりなし。
物語的なものもないし、アーティスティックなものがみたい人向けの作品ということですね。
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