トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦のレビュー・感想・評価
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新たな「ねじ伏せ系映画」の誕生
アクションだけの映画だが、「振り切り方」が尋常じゃなく、最後まで一気に持っていかれた。「RRRっぽい」という誰かの感想に思わず膝を打つ。圧倒的パワーでねじ伏せてくる感じが、まさに。
最後まで振り切ること、やり切ることで成立するものってあるんだな、と痛感。
太った大親分意外に強かったんだな、と感心していたら本当にサモ・ハン・キンポーじゃないか!!そりゃ強いわ。いやあ、久々に観れて嬉しい!
めちゃくちゃ強いグラサンのラスボスは坂口憲二に似てた。(坂口憲二じゃないよね笑)
4人組のバイク操るイケメンも誰かに似てるのだが、、名前がでてこない。
剣使いの彼は、岡村靖幸や尾崎豊みたい。髪型のせいだろな笑
日本の歌謡曲。荻野目洋子、モニカ!!
ドラゴンボールと同じく、強さのインフレをどう陳腐化させずに自然に見せるかが難しいね。
RRRと同じく映画館で観るべき映画!重低音の響きが、身体ごと揺さぶってきて心地よい。
※削除シーンは蛇足以外の何物でもなかった。見せられないから削ったんだろ?そんなもの見せんなよ!
アクション映画と言ったらの座は譲らないぜという気迫を感じた
世界各国様々なアクション映画が生まれて、アクション映画のレベルはどんどん上がっていっている。
アクション映画といえば香港というイメージも薄れてきていた昨今、ここら辺でもう一度わからせてやるかとばかりにやってきてくれました。これぞ香港のアクション映画の本気!痺れた!
次から次へと様々な武器や場所で繰り広げられるアクションシーンに、瞬きと息を吸うのを忘れて没頭してしまった。もう肉眼じゃ追いきれない。時々没頭しすぎて「痛っ!!」とか思わず声を出さずに口パクしたり「ぎゃー!!」と脳内で叫んだり、全く戦ってないくせにゼェゼェしている自分がいた。
アクションも素晴らしかったけど、同じくらい美術関連も素晴らしかった!つい先日、NHKでやっていた香港の歴史のドキュメンタリー番組を見て、実際の九龍城砦の映像や生活などを見た後だったこともあり(それよりはまだ衛生的だったけど)九龍城セットの作り込みは圧巻だった。九龍城ファンは堪らないんじゃないかな?
ストーリーもバトルものや裏社会ものの少年漫画の見どころ要素集めましたという感じで、孤独からの仲間からの挫折からのリベンジマッチ。シンプル!わかりやすい!でもそれが良い!
敵が道場の余地無しでちゃんとクズなのも良い。そして勝てるのか?と不安になるぐらいちゃんと敵が強いのも良い。気功出てきた時は、香港アクション見てるぜぇーという気持ちになってそれも良い。
金曜の夜に見たけれど、ほぼ満席だったことに驚いた。評価が高いのも頷ける。
アドレナリンが止まらなくなる香港の本気を見た作品だった。
生活感の描写がいい
九龍城砦の再現がまず非常に見ごたえがある。内部がすごく狭くて入り組んでいる構造を巧みに活用したアクションシークエンスはめっぽう面白いし、キャラクターもすごく立っている。だけど、僕が何より惹かれたのは、九龍城砦の生活感が丁寧に描かれていたところ。所狭しと色んなお店があの狭い空間に雑多に並んでいて、人々がエネルギッシュに仕事したり、御飯食べたり、テレビを見て盛り上がっている様がすごくいい。地に足の着いた生活の匂いがすごく漂ってくる作品なのだ。
この生活感が描けていないと、アクションも映えない。男たちが何を守ろうとして戦うのか、何を大切に思っているのかが伝わりにくくなってしまうからだ。この映画を観ると、確かにこの建物が、かなり危険そうに見えるけど、ここにしかない独特の何かがあって、それは何物にも代えがたい魅力を放っている。
それはノスタルジーも働いているのだろうけど、この生活感の匂いは、現代から減りつつある何かでもあって、すごく惹かれるのだ。
九龍城砦好きにはたまらない
噛ませ野郎と思ってたのに…
これだから香港映画は素晴らしい!
流麗な超絶アクションも然ることながら、
熱い!篤すぎる!漢達の友情!
観る者の魂を滾らせる!
ただぁ、、幾ら何でも…親の因果が子に報い過ぎぃ!!
なんつー価値観だよ!🤮😱
こ〜わっ😰
友情・努力・勝利!
今さらですが。
友情・努力・勝利を体現した映画です。
ジャンプよりもジャンプしてます。
香港という特殊な「借り物の場所・借り物の時間」の中で、仮初の居場所と仁義を守るために命をかける男たちの話がとにかく熱かったです。
まずは九龍城のセットで絶頂。
中・日・英の文化を背景とするカオスな生活感が見事に再現されてました。
香港の毒々しいネオンも、場末の配線にまみれた路地裏も、衛生面が終わってる食堂も、全部ぶっ刺さりました。
登場人物も全員魅力的で主役が終始霞むレベル。
十二少くんと定食屋の阿七が推しです。
可愛い顔してガタイがいいとか、冴えない定食屋のおっさんが実はボスの右腕とか設定盛りすぎでは?(もっとやれ)
悪役も最高に徹底して悪役していて清々しい。
ラスボスは1人だけワンピの世界でも通用しそうなくらい強い。お前噛ませじゃないのか、、
終盤は、実際の香港返還の歴史とリンクしていきます。
それぞれが自分の将来を考え始め、仮初の居場所から去っていく前に、過去からの因縁に決着をつけるクライマックスに一気に流れ込んでいく過程がエモすぎて絶頂。
最後のシーンからエンドロールまで見応えしかないです。
今まで見た映画の中で5本の指に入る内容でした。
ヤラれるシーンも秀逸
ワイヤーアクションとかあまり好きではないので予告編見たとき少し心配していましたが杞憂でした。拳と蹴りによる肉弾戦、ぶつかり合い、格闘技、そして巧みな技が面白くて何度か巻き戻して観ました。心配していたワイヤーアクションは、どうしても違和感がぬぐえなかったけど、ヤラれるシーンやその他ヤラれ役含めてそういう反応動作も大事だなってつくづく思いました。絶対痛いでしょって思わせてくれる倒れ方、苦痛の顔、きっと撮り方も上手いんでしょう。ヒットするだけはありますね、さすがです。若者たちがチームでリベンジする姿は熱いものがありました。
雑踏としてボロボロなのに見ていると愛着湧いてくる九龍城砦とか、女の子とのやりとりとかも好きです。
ただ、香港映画をほとんど見ないため始めはキャラクターの名前がなかなか覚えられず、彼らの立ち位置や過去編を見ても理解するのに少し時間かかってしまいました。あと時代設定が80年代なのでいろいろとダサい⋯⋯ところもあったけど、後半はほとんど気にならなくなりました。少し残酷なシーンもあるので胸焼けを起こします。
信一最高〜!
信一!とにかく信一!信一に惚れました!
これXとかでみんながめちゃくちゃ盛り上がっている時期に地方民の私は観賞する事ができなくて(地域格差悲しいね)、レンタル開始になった後も貧乏性の私は通常価格になるまで待っててやっとこ観賞できました。なんだよ…こんなに面白いなら倍額払ってでも早く観るべきだったな!でも2日間のレンタル期間に6回観たよ!最高〜!
簡単なあらすじ。香港へ密入国した陳洛軍(チャン・ロッグワン)が黒社会の賭け試合で勝って大ボスに気に入られるんだけど、陳洛軍は身分証が欲しいだけで黒社会との繋がりは断固拒否。作ってもらった身分証はペラペラで全く使い物にならなくて、大ボスのアジトから袋をひとつ奪って逃走。大ボスの手の届かない九龍城砦に運よく逃げ込んで、そこで九龍城砦を仕切る龍捲風(ロンギュンフォン)や、その右腕の信一(ソンヤッ)に出会うところから物語は始まるんだよね。
九龍城砦の外観もだけど内部も物凄く良くできてて、生きる為に働いて食べて眠る人達が沢山居て。そこを仕切っている龍捲風が、とにかくまあ渋くてカッコよくて強い。ルイス・クー好きだから眼福すぎて泣いちゃった。タバコが似合うしその風貌でアーロン・クォックの髭剃りまでしてくれるんだよ?ヤバすぎ。
龍捲風の右腕の信一もまた最高で、バイクで颯爽と現れてからの序盤の陳洛軍との対決は本当に見ていて楽しかったです!あと彼はお洒落さんなのかファッションセンスもいい。顔もいい。テレンス・ラウ大好きになっちゃったよね。そういえば『鯨が消えた入り江』も好きでした。
陳洛軍が信一、四仔(セイジャイ)、十二少(サップイー)と仲良くなる過程も好きだったんですよ!メガネチョコも可愛かったし4人とも正義の味方だな〜って!麻雀シーンも微笑ましかったし、なんか陳洛軍が生まれて初めて『自分の居場所を見つけた』ってことにも胸が熱くなりまして、それなのに…なんと陳洛軍は、30年前に龍捲風が倒した殺人王の陳占(チャン・ジム)の息子って発覚しちゃって…。そこから陳洛軍は命を狙われる展開になっちゃうんですよね。泣いちゃう。
まあ、この先はゴチャゴチャ書かないですけど、陳洛軍を守るために龍捲風が殺されて仲間もかなりのダメージを受けて戦線離脱。ラストバトルで気功を操るヤバすぎ王九と戦うんですけど、陳洛軍が龍捲風の仇はお前が取れとばかりに、信一にトドメを刺させるところも好きでした〜!ねえ、信一と龍捲風の関係性をもっと細かく知りたいんだけど誰か教えてくれない?そしたらもっと号泣しちゃうかも。
ラストは4人が城砦から夕暮れの香港を眺めつつ完全勝利!一件落着!って感じで終わってました。ここのシーンもめちゃくちゃ綺麗で良かったです〜!
実際観るまではこんなに面白いと思わなかったし、なんか香港映画も俳優さんも大好きになっちゃった。まあ、とにかく信一に惚れた(2回目)ので、過去作品観てみようと思います〜!
タイトルなし(ネタバレ)
1980年の香港の事ははっきり知らないが、1980年代に移民が問題になったのは中国大陸からの不法移民ではない。大陸からの不法移民は文化大革命の時代である。この頃の不法移民は主にベトナム人であり、設けられた施設も海上生活者の為のもんである。
つまり、クーロン城が香港人にとってのアイデンティティとは言えない。元々、彼等は福建省をルーツとする客家(はっか)文化がある。今の中国の社会主義もこの客家(はっか)文化の趣きがある。
鄧小平がそこの出身であった。
まぁ、中華思想って事。それはアイデンティティとして良いのだが、ベトナム人に対する差別が激しかった。だから、ベトナム人はこの香港を手がかりとして、日本、アメリカへ不法移民した歴史があるのだ。
さて、この映画はアクション映画なのだろうか?カットを入れすぎ。パラパラアニメから紙芝居見たな趣きがある。余りに考えられぬ動きがはさまれ、結局はCG丸出し。
このくらいのアクションならジャッキーチェンさんやユンピョーさんにも出演してもらいたかった。
スタントマンの,ロープアクションをうまく繋げて、流れるアクションが欲しいって事。
僕の好みの問題だが、香港の料理よりは台湾の料理の方が僕には合っているな。
烏龍茶なら香港よりも台湾烏龍茶の方が味は甘い。あくまでも僕の感想だよ。でも、間違いない。お試しあれ。
返還前の香港を知る年代には懐かしい作品
香港で大ヒットするのは分かる。その風景が懐かしいあの頃の香港を映しているし、大勢で集まってワイワイ楽しむ香港の習慣、文化が描かれているから。そして当時の香港映画に慣れ親しんだ者としては、この雑なストーリーの組み立て、熱い友情や恩義を軸に復讐へと命をかける流れが何とも懐かしい。
あの密集した雑多な街のネオンの中に飛行機が突っ込んでいくイメージの空港、その中でも特にヤバそうな九龍城砦という古い集合住宅地域、スクリーンを見ていてあの街の独特な臭いが漂ってくるような気がした。
サモ・ハンまだお元気そうで良かった。
本作のアクションは日本人チーム、本番香港の作品を手がけるなんて素晴らしい。
昔と違って自由に香港映画をつくるのは難しいかもしれないけど、文化が絶えないように頑張って欲しい。
ラストのカット集の雑さも、らしいファンサービスとして楽しみました。
なんか昔の懐かしい思いがする映画
前評判が良く、みたいなと思っていたので今更ながら見にいくことに、最初から最後までアクションシーン盛りだくさんのスカッとする話かと思っていたのですが、復讐劇に利権絡みの話がありそこそこ面白く拝見しました。
しかし、話が進んでいくとどこかで見たなという感じがぬぐえず、昔の東映の任侠ものに近いものがあり、裏社会の映画はどの国も一緒かと変に納得してしまいました。
また、途中でご愛嬌程度にカラオケ機械のマニュアルを読むのに日本語が出てきたり、モニカ歌ったりそんな部分で時代を感じました。音楽が日本人てのもあるんでしょう。
映画自体は、可もなく不可もなくなんか昔の映画に浸っている感覚で飽きずに見れるのですが、正直少し長く感じました。もっと切れるところあるんじゃないと思っていたのですが、最後に削除されたシーンがおまけでついてましたがそこ残して、他切ればいいのにと思うシーンが1つ2つほどありました。
アクションシーンはやっぱり香港映画でした。
ワイヤーアクションの見本のような技の繰り出しや、いくら映画といえど死んでるだろうと思われる主人公たちのやられっぷりに後半笑いそうになりました。
また、サモハン・キンポーを久しぶりに見て懐かしいなと思いました。原作と少し違うようなので、原作も読んでみようかと思います。
最後に見終わって知ったのですが、るろうに剣心と同じ日本人がアクション監督なんですね。そういえば、顔にマスク?つけてた医者みたいな人も出てたし、はずしたら藤原…だったら大笑いだななどと帰り道で笑いそうになりました。
九龍城寨。 かつて香港が英国統治下だったころ、啓徳空港の近くに実際...
九龍城寨。
かつて香港が英国統治下だったころ、啓徳空港の近くに実際にあったという、治外法権。
生計を細々と立てる人もいたり、裏社会の組も暗躍したり。
どこ出身だか、身分証は持っているか、そういう市民の前提さえも安定しない人々。
細々と暮らす側の人たちには、着実で丁寧で温情豊かさも感じつつ。
組同士の揉め事が、急に激化し、熱くなる男たちの模様。
アクションバトルがすごい見応え、というか現実離れすら感じる、
どこまでが現実の抗争だかカンフーバトルだか…。
物語というよりは、この映画の主な目的は
カンフーなどアクションをきれいに見せること、
役者を格好よく見せること、
なのでしょうかね。
抗争シーンばかりが長すぎて、見ていて飽きる感じもしましたが
そういう見方をすれば、たしかに美しい印象。
まるで、数年前にみた "RRR" のように、
ザコキャラでウォームアップ、徐々にボス級になり、ラスボス攻略に至るまで。
ただ映画を見ているだけなのに、体内のHPが、次々と奪われた感じがしました。
それにしても、建物の隙間のネオンや配管とか、レトロ香港らしい匂いが強烈な映像作品でした。
そこに九龍城がある
正直前評判が良すぎて期待しすぎました。
面白いんだけど、超面白い!とはならなかった。
カンフー映画って殆ど見たことないですが、正直西部劇みたいな感じでちょっと昔のイメージがあります。
それを踏まえてなのか、前世代のおじさん達はカンフーも駆使したアクションをするのに対して、次世代は殆ど使わないのも良い対比になってました。
主人公たちと同じ次世代のラスボスは露骨に使いまくってましたが、それもカンフー(昔)を打ち倒す現代アクション、なお龍兄貴とカンフーに敬意を評して締めはカンフー、という意図を勝手に読み取れたので良かったです。
ストーリー的にも香港の移り変わりを描写してる訳ですし、そんなに間違った見方はしてないと思うけどどうなんでしょう?
宣伝にもありましたが、確かにセットがしっかりしており、生活感をヒシヒシと感じる描写も凄いと思いました。
描写されすぎてちょっと行きたくもないし、ましてや住みたくはないですね…
途中から敵キャラの方が魅力的になる
序盤は三下かと思っていた敵キャラのロン毛サングラスおじさんが、実は滅茶苦茶強くて後半は彼が主役みたいな映画になる。
「酔拳」の敵キャラをヒャッハーさせた感じの悪役で見ていて楽しい。
作品としては、前半の渋いかっこよさと後半のギャップがすごい。
イップマンシリーズをもっとファンタジー寄りにしたようなアクションが楽しめる映画。
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