劇場公開日 2025年2月28日

名もなき者 A COMPLETE UNKNOWNのレビュー・感想・評価

全325件中、21~40件目を表示

3.5若き天才の苦悩・・はしてないかも

2025年3月26日
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鑑賞方法:映画館

ボブディラン大して知らないからどうかなあと思ったけど、シャラメくんのおかげで全体的に楽しく見れた。

Wonkaの時の素直な歌いかたともまた違く、嫌味ったらしいほどに鼻にかけた歌声、ボブディランこんなんだっけ?とは思ったもののその時代の雰囲気がよく出てた。
最初の病室での歌はヘタウマか、と言う感じだったけど後半はちゃんと編集もしたらしく、ピッチもあってて上手い人、に見えた。

天才が、天才が故に色々な人にいいように利用されようとする中、自分を貫き、抗い、何が悪いんだと真っ向からぶつかっていく。実際の1965頃のインタビュー映像とか見たが、その真っ直ぐさはすごく出ていた。

Blowin in the wind、流石に知ってたけどこれが初期の飽きに飽きた楽曲となっていたとは。後年は描かれていないのでそのあとまた丸くなったのかは知らないが、色々賞とかとってることからするにちゃんと大人になったのかな。

フォークに明るくないので、最後ユダ!とやじられるロックにあそこまで反発されるほどの違いを感じなかった。。エレキとドラムと加わって賑やかではあったけど、歌ってる内容とかそんな変わんなくね?アコースティックが良いと言うこと?と言うあたりが今ひとつハテナでした。

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alvo

4.0ティモシー・シャラメ👏

2025年3月25日
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鑑賞方法:映画館

ティモシー・シャラメのボブ・ディランがかっこいいこと!内容は星3つだけど、あまりにティモシーの歌が良かったので、星4つ!

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寅

4.0マンゴールドに全幅の信頼を寄せていたのだけどその期待を裏切らない快...

2025年3月24日
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鑑賞方法:映画館

マンゴールドに全幅の信頼を寄せていたのだけどその期待を裏切らない快作。
ディランはもちろん世代ではなく、ロックの教科書的な意味でアルバムは通して聴いていた&歴史的な出来事としての前知識はあったのだけど、ここまで静かにかつドラマチックに撮れるのは流石の手腕。
表現したいことの量と進化が溢れて止まらない天才と、それについていけず保守的なオーディエンスという苦悩をウェットになりすぎず半ば諦念の中で歌い切った「ライク・ア・ローリングストーン」のあのシーンは圧巻。
シャラメの憑依したとしか思えない所作と歌声もすさまじく、最初の一声が流れた瞬間息を呑んだ。

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tony

3.5何を勝ち取った?自由よ。くだらない世界からの。

2025年3月24日
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鑑賞方法:映画館

ティモシー・シャラメ演じるボブ・ディラン。すっかりと成りきっていた。独自の路線を開拓し、名声を得、時代の寵児となったボブ・ディランそのものだった。そして、その彼の姿はずっと疎外感が漂う。仲間や恋人がいても、ずっと孤独に見える。もともと本人はブレない自分があって、それが周りからは同調できない気難しい人、反抗的な若者と映るのだろうけど。去っていった恋人との疎遠にしても、同業者との相容れない音楽の方向性にしても、自分を曲げなかったからこその成功だとしたら、ちょっと寂しさがある。それを分かったうえで彼の歌を聞いていると、彼の人生やステージが、歌詞とシンクロしてきてさらに胸を打つのだろうなあ。

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栗太郎

4.5比較的アッサリした青春映画

2025年3月24日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

デビュー当時の流れを、ふんだんに曲を織り混ぜながら恋有り葛藤有り挑戦有り出会い有りで描いて有ります。
爽やかな映像と美しい歌声でボブ・ディランの初期の姿を良い物語として作品化しています。
コアなファンには物足りないのかも知れませんが私のような一般的なファンは十分楽しめました!🤠

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ビショップ

4.0天才‥。

2025年3月24日
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鑑賞方法:映画館

単純

ボブ・ディランのデビュー前から人気最絶頂期から惰性人気までを描いたドキュメンタリー映画(こういう映画ばかり観てるね)。

この手の映画にしては珍しく、取り巻きのインタビューや本人コメントなく作られていて、事実を誇張することもなく1つの物語の様に描かれているので、フィクションとして観ることも出来る。

クィーンやエルトン・ジョン、ジャニス・ジョップリン、ジョニー・サンダース、ニューヨーク・ドールズ等々を取り上げたものとは別物。

エンターテイメント性としては今一つではあるけど、彼の過去の楽曲の素晴らしさで飲み込まれる感じでした。

珍しく映画パンフレットなるものを購入してしまいました。

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ウィリー

5.0再現度がすごいんだろうな

2025年3月23日
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鑑賞方法:映画館

世代が違うから元をよく知らないけれど、歌だけでなく仕草や話し方なんかも再現度がすごいんだろう。
演じた俳優さんたちだけでなく、セットや衣装なども。

ティモシー・シャラメは、デューンにウォンカにボブ・ディランと、役も作品も全く違うのにすべて様になってる。
アカデミー賞獲ってほしかったな。

いつの時代も壁を取り払うのはひとりの天才の仕業か。

県内ではもう上映館がなくなってるのが残念。

同じ日の午前中に「アメリカン・グラフィティ」を観たけど、描かれているのは同じ時代なのに、東部と西海岸ではこうも違うものか。

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大吉

4.0すばらしい映画だ。劇場に急ごう!

2025年3月23日
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鑑賞方法:映画館

おそらくボブ・ディランという名前を知らない人はいないだろう。だけど、彼が本当に何をしたのか、ほとんどの人は知らないのだと思う。そんな人たちに是非、みてほしい映画だ。

最初は、結構、戸惑った。まず、ボブ・ディランのような歌声が聞こえてくるが、一体、誰が歌っているんだろう。しばらく我慢して聴いていたら、彼に扮している役者のティモシー・シャラメの声と判った。ギターを弾いたり、ハーモニカを吹いたりする姿も様になっている。これは大変な努力だと思った。ただ、風貌は、わたしたちのよく知っている頃のディランと比べると、少しふっくらしているかな。

次に、彼に絡んでくる女性たち、恋人のシルヴィ(エル・ファニング)とジョーン・バエズ(モニカ・バルバロ)がよく似ているんだな。髪の色で見分けることができるようになったけど、もう少し、何とかして欲しかった。

ただ、彼の歌には、すぐに圧倒された。やはり、シルヴィが言っていたように、誰でも習えばギターを弾けるようにはなるだろう、だけど曲を作れるわけじゃない。そうだ、ディランにはクリエイトする才能があった。少なくとも初期は、功名心に溢れていたことも事実だ。だから、出身を偽る。デビューの時には、メジャーレーベルからカバー曲でレコードを出す。それに対して、シルヴィは、オリジナル曲で勝負しろと口うるさく言っていたっけ。その女性たちに対しても、バエズを含め、彼はわがままに振る舞い、さんざん翻弄する。自分を見出してくれたウディ・ガスリーやピート・シガーだって尊敬はするが、結局乗り越えてゆく。一種の「鼻つまみ者」に違いない。

それでは、ディランのなしえたことって?それは、1965年、フォークにとって禁じ手だったエレキギターを取り入れ、「フォーク・ロック」と呼ばれる新しい分野を作ったことに尽きる。黒人を対象にした公民権運動、キューバ危機やケネディ暗殺に代表される国際的・国内的課題が、外的な因子として彼の心を揺さぶったに違いない。しかし、時期から考えても、ビートルズに代表されるブリティッシュ・ロックの影響と考えて間違いない。私たちにとっても、あの強烈なエレキギターの音響が心を揺さぶったように。

それでは、フォーク・ロックは何をもたらしたのだろう。ビートルズだって、最初期はリバプールやハンブルグで活躍したバンドだったが、デビューした頃は、所詮ポップスに過ぎなかった。それが、ディランのようなフォーク出身のミュージシャンと触れ合うことにより、詩に目覚めてメッセージ性を獲得し、本当の音楽を作るようになる。66年に日本公演した頃を最後に、公衆の面前では演奏しなくなってゆくが。

これらの音楽は、一体、何を生んだか。そうだ、ロックにフォークの魂が吹き込まれたことにより、若者たちの心が解放され、68年パリに始まるステューデント・パワーによる5月革命を招くのだ。

この映画の中で、ディランが62年に録音した「風に吹かれて」「くよくよするなよ」に始まり「時代は変わる」を経て、65年ニューポート・フォーク・フェスティヴァルのトリを飾ってフォーク・ロックの出発を告げた「ライク・ア・ローリング・ストーン」まで、くまなく楽しむことができる。

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詠み人知らず

3.5音楽よき

2025年3月22日
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私はボブディランは詳しくなく、有名曲しか知らないのだが、彼の音楽や、自由を愛するスピリットは伝わった。ひとえに、ティモシー・シャラメ氏の憑依に近いなりきり熱演と演奏、歌唱の賜物だろうと思う。映画館の音響でぜひライブのように楽しみましょう。

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mz

3.0「名もなき者」。良い邦題だと思う

2025年3月22日
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楽しい

興奮

幸せ

1961年から1965年までのボブ・デュランの伝記的な映画。
私は洋楽を全く聴かないから、この頃の音楽界の状況も、デュランを取り巻く人間関係も全然分からないので個人的な趣味には合わないけれど、良い映画だと思う。
少なくとも、物語としては飽きなかった。

主役のティモシー・シャラメは純朴なデュランが自立していく様を上手く演じていたし、他の役者も各々上手い。特に、ピート・シーガーを演じたエドワード・ノートンは、良い味出してた。

原題は「A Complete Unknown」。直訳すれば、全くの未知かな?
「名もなき者」。良い邦題だと思う。

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ねこたま

3.5知識不足で、、

2025年3月21日
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ボブ・ディランについての知識はノーベル賞取った事くらいで、この歌聞いた事あるなという曲が数曲程度。
描かれている事が事実なのかも分からないので、伝記映画というより普通に音楽映画として鑑賞しました。
ティモシー・シャラメは歌も上手なんですね。
楽しめましたが自分の音楽知識の無さが恨めしいです。

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やまぼうし

4.5挑戦的な作品

2025年3月21日
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実在の歌手の映画なので当然歌唱シーンは多いとは思っていたが、
「多い」どころか「歌唱シーンがほとんど」じゃん。
ミュージカル映画より歌のシーンが多いのではないだろうか。

デビュー作で「カバー曲」だったこと、
ラストで新曲ではなく「定番曲」を求められるのが繋がっていて、それは監督のメッセージでもあるのでは。
ボブ・ディランに限らず、アーティストに新しい挑戦をさせず、定番曲を演奏させる、
映画でいえば、リメイクや続編ばかりを作らせる業界に対する反発。
新たな挑戦をしようとしたディランを称賛しつつ、現代の若いアーティストたちへの応援歌だと思う。

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みっく

4.0スター

2025年3月21日
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スターはたいへん
いそがしさと
過大にもちあげられることと
自分の思い通りにならないことなど
葛藤が
カオス状態で
人としての自分を
保つのがたいへんそうだな

出自のためなのか
繊細な性質のためなのか
時代の寵児となり
一気に環境が変化したためなのか
ディランは
斜に構えて
まるで思春期真っ只中の
中学生のように思えた

ティモシー=シャラメの
歌声もギターも
すごかった

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アツコ

3.0良く再現されてるような

2025年3月21日
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年代的には良くわかりませんが、音源を聞くと良く再現してあるみたいです
ボブ・ディラン、やはり開拓者ですね

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nami

4.0生まれた歳

2025年3月21日
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楽しい

興奮

幸せ

ボブディランが上京?した年は
私が生まれた歳
活躍した頃はあまり記憶に無いが
偉大なシンガーなのだと改めて感じた。

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alreo

4.0あっぱれジェームス・マンゴールド

2025年3月21日
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泣ける

知的

幸せ

この監督は本当にストーリーテリングが上手⤴︎
自然にスクリーンの中に没入していきます。
そして「フォードvsフェラーリ」「インディジョーンズと運命のダイヤル」同様、本作も終わらせ方が秀逸!
キューバ危機やJFK暗殺などで当時の“アメリカ“の空気を表現するのもお見事!
素晴らしいキャストたちの名演で反骨の象徴としての「ロック」が生まれた「あの時」を疑似体験できるカタルシスは涙涙涙!
ジェームス・マンゴールド作品は今後も要チェックです!

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映爺

5.0シャラメなのにディランバルバロなのにバエズ

2025年3月20日
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シャラメが絶賛されているのはもちろんなんだけど、待って?モニカ・バルバロの澄んだ声、これが期待以上に素晴らしかった。雰囲気も似ているしよく選んだな〜!
シャラメ、御大より歌上手くて…聞き取りやすくて良かった。ギターはともかくハモニカまでディラン節で吹けるようになるとは、アッパレ!でも単なるモノマネではなく、しっかり自分のものにしていましたね。ちゃんとライブ映像見ているような気分になった。そして2回目はIMAXで観ました更に音が染み込んだ。良かった。

私が御大を認識したのはライブ・エイドで一人ペース違う歌い方してる小柄なオッサンだったけど、その頃洋楽雑誌を読んでた人はどんなジャンルのファンでもディランの記事は見るから、名前は知ってたよね。
MTV で昔のPV流れて(ルックスも歌も)カッコよくてびっくりしてレコード買いましたっけ。
しかし御大の文字数多すぎる歌詞は全部把握するのは大変でしたので、この映画でシーンに合った曲が歌詞字幕付きで流れるのは有難かった(アイム・ノット・ゼアも観たんだけど、あまり印象に残っていない)。「時代は変わる」は既にロックでパンクだよね。
そしてどの曲も当時だけでなく、現代に通じるものがある。今だから聴いて胸に来るものがある。
監督もそれを狙っているところはあるような気がします。
初期の4年間に絞ったのが物語として纏まっているし。
昔からの継承音楽を録音したり演奏して現代まで残す活動は素晴らしいし、アラン側の気持ちも解るのだけど、激動の60年代を生きる20代の若者に背負わせるには狭すぎた。
ボブ・ニューワースやアル・クーパーとつるみだしてからのおとん世代への反発も分かりやすい。

それにしてもエピソードの取捨選択が面白いよね、ポール・バタフィールド・ブルースバンドはバンド単体演奏はないものの、フェスの主催者の話し合いの中で評価されてたり、アル・クーパーの即席参加とかはちゃっかり描かれたり、ジョニー・キャッシュは65年には参加してなかったらしいのに駐車場でのシーン笑っちゃうし、ディラン演奏前にビートルズでもストーンズでもなくキンクスがかかってたり、小ネタが色々面白かった。ニューワースがロンドンで買ってきたというディランのエレキギターを爪弾くところからジャムセッションみたいになるシーンも、二人の距離感が分かる良いシーンてした。
シルヴィと観た映画は、後々までずっとメインテーマとして描かれるけど、あのエピソードはフィクションだったのは意外でした。

映画とは関係ないけど、息子ジェイコブが60年代フォークロックに関する映画を企画したり、カバーして継承活動している(でもパパの話は禁句)のもちょっとした音楽のサークルを感じます。

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kogeru

4.5ボブ・ディランを知らなくても楽しめる

Nさん
2025年3月19日
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鑑賞方法:映画館

好きな音楽を勉強して、楽器を練習して、自身の表現を追求して、周囲を巻き込む、クリエイターを目指している全ての人に刺さるのではないでしょうか

主人公が、また、可愛らしく、かっこよく、やや生意気
音楽も、映像も良かった

映画館で観れて本当に良かったと思える映画です

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N

3.5アメリカの音楽も進化する

2025年3月19日
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幸せ

俳優の肌の表情がはっきりしていた

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kubonbich

5.0感動して号泣、ボブディラン知らない人も絶対観てほしい!

2025年3月19日
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鑑賞方法:映画館

ボブディラン知らないけど、たまたま映画館に着いてからこの映画の評価を調べて良かったので観たら最高に感動した。平日だけど人も多かったから人気なのか。とにかく、音楽が素晴らしい。キャストも華やかで美男美女、ボブディランのギター演奏やバイクとグラサン、タバコ吸ってるシーンがカッコよすぎる。音楽の歌詞も深い。色々、人生で悩んでる人ややり直したいて思ってる人には絶対観てほしい!最後のエンディングはボブの音楽で、涙腺崩壊。衝撃だった。絶対おすすめしたい。人生、何か一つ好きなことで情熱を燃やす。そういう人生にしたいと強く思えた。凄く心を突き動かされた。映画館料以上の大きな価値を感じた。久しぶりにこんなに感動して泣いた。泣いてる人多かった。

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あき