劇場公開日 2025年2月28日

名もなき者 A COMPLETE UNKNOWNのレビュー・感想・評価

全186件中、141~160件目を表示

5.0久しぶりにええ映画見させて頂きました!

2025年3月1日
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鑑賞方法:映画館
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まっさん

5.0Knockin' on Heaven's Door

2025年3月1日
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楽しい

興奮

幸せ

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はるけっと

3.0ボブ道

2025年2月28日
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グランドシネマサンシャイン池袋で鑑賞
初日ですが空いてました

ティモシーシャラメと演奏シーン
はとてもよかったです

淡々としたストーリー
ドラマティックな展開はなし
61年から65年のめちゃめちゃ
ぎゅっとした伝記映画でした

アカデミー賞はどうなるでしょうか
日本での大ヒットは難しいかな?

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ぼろんてーる2

4.0ティモシーが体現するボブ・ディラン

2025年2月28日
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鑑賞方法:映画館

ボブ・ディランは、有名な曲を数曲知ってる、ビジュアルもファッションやヘアスタイルが印象的…というくらいの知識しかない私ですが、しっかり楽しむことができました。

そんな浅い知識しかないので、ボブ・ディランの歌い方や演奏、見た目の再現度の高さに対しては全く分かりません。ただただ、ティモシーが体現する青い才能の輝きや孤独、葛藤に胸を打たれていました。自身の気持ちと求められるもののギャップ、名声を得ても手に入らないもの。ラストのパフォーマンスに、なぜだか涙が溢れました。

演奏シーンがとても多く、どれも素晴らしかったですし、階段を駆け上がるボブを見守るピートをはじめ、周囲の人々との関わり方も一つ一つが印象に残っています。

ボブ・ディランを、もっと聴いてみたくなりました。

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まだまだぼのぼの

3.5アメリカが騒がしかった頃

2025年2月28日
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ボブ・ディランってジャンル不明でノーベル文学賞授与も謎だったのであんまし好きではないのだけれども見ました
ティモシー・シャラメの演技、歌唱、バイクライダー振りはとても良かった ジョーン・バエズ役の女優さんもリアルでとてもビューティフルボイス、そして知らなかった2人の間柄
最後のライブは州によってウケる音楽違うからブーイングだったのかしら?意味分からず。
メッセージソングだとか何とか祭り上げられることの多いボブ・ディランですが、本人としては自由で反抗的、意外とな~んにも考えていなかった人なのかなと思った

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ゆう

5.0みんな大好きBDのみんなが知っている時代や音楽のお話

2025年2月28日
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泣ける

興奮

だいたい予想通りの内容と音楽。映像も高感度フィルムでの荒々しい感じで時代の雰囲気を作り出し、セットとか街並みなんかも完璧。正直内容は想像を超えるものではありませんでしたが、それでも、人間関係とかそれに絡み合わせて流れる音楽なんかが素晴らしくて、かなり面白くて楽しませてもらいました。
確かに、ティモシー・シャラメはかなりハマっていた気がしましたが、個人的なベストオブBD役はケイト・ブランシェットだったりして、それは超えてなかったかなぁという印象です。アイム・ノット・ゼアって知らないですよねー・・・
過去のBD映画があまりにも異質だったからこの作品が作られたのかも─と見る前からずーっと頭から離れない妄想なのですが、正史とも言えるようなこの作品を見て確信しました(・・・
あくまで勝手に)。比べると圧倒的にこちらの方が分かりやすいし、超有名な音楽群をじっくり聴かせてくれるので、ファンならば絶対こっち!となるはずです。個人的には、トッド・ヘインズの方が好きなんですけどねー、ぶっちゃけおもろくないですけど。
でも、こうして背景をしっかりと描いた上で名曲の数々を聴いてみると改めてその良さを実感できて、なんか不思議と1曲1曲泣けてきました。
個人的に少し舐めていた作品でしたが、ストレートに作られていた分、やたられたという思いです。

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SH

5.0ティモシー・シャラメのカリスマ性に、ボブ・ディランの後光がさす‼️

2025年2月28日
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鑑賞方法:映画館

ティモシー・シャラメの歌唱が素晴らしくエンディングでは涙を抑えられなかった。
秀作、アカデミー賞をたくさんとっててほしい。

この映画はティモシー・シャラメの立志伝と勘違いしまいそうになった。
それほどの熱意と迫力でシャラメはボブ・ディランを演じたが、
主役は、語られるべきはボブ・ディランその人なので、
勘違いしてしまいそうでした。
ノーベル文学賞の受賞を知らされたボブ・ディランは、
こう自問したと言う。
「自分の音楽は、文学なのか?」
「尊敬するシェイクスピアやパール・バックやヘェミングウェイと並べられる
…………文学なのだろうか?」と、
しばし考えたそうだ。
ボブ・デュランの曲の詩を読むと、
彼が詩人であることがよくわかる。
多くのノーベル文学賞受賞者で、ディランの歌ほどに読まれる
有名な作家は一人もいないだろう。
歌(詩とメロディ)を通して、数十億人と繋がっている。
ディランは詩人、そしてその詩は、新聞やテレビや写真より
心に直接に訴えかける。
音楽は言語の違いを、国境をたやすく跳びこえる。

この映画はディランの1961年~1965年(19歳から24歳)
を取り出して、
ギター一本しか持たずにニューークへ出てきた無名の青年が、
ターニングポイントを迎える1965年の
《ニューポート・フォークフェスティバル》で、
ボブは聴衆を裏切る・・・と原作者のイライジャ・ヴォルドの、
「ボブ・ディラン裏切りの夏」という著作で書いている。
聴衆が求めるものは、いつまで経っても変わらず、
「風に吹かれて」を歌うボブ・ディランであって、
彼が成長することも、変化することも、ロックの大音量で
エレキギターをかき鳴らすことも許されない。
ボブ・ディランは一つの決断した。
「マギーズ・ファーム」と「ライク・ア・ローリングストーン」を、
エレキギターを掻き鳴らしてボブは叫ぶように歌い上げた。
ブーイングの聴衆を呑み込み、ファンは興奮して拍手喝采の嵐‼️
こうしてボブのロックンロールは、受け入れられたのだが、
ピートを裏切ったようで、ボブの顔色は曇ったままだ。

デュランは苦しんでいた。
悩んでいた。
「フォークの貴公子」と呼ばれて枠にはめられている自分に
耐えきれなくなったのだ。
しかし彼は答えを出したのだ。
そんなファンの要求に、屈する事なく、
《彼が出した答え》
ファンの求めるものを提供するのではなく、
ファンを時代の流れに沿ってリードして行くこと。
デュランの進む方向、
それこそが、時代と共に生きる事だから、

キューバ危機を乗り越えて、
ケネディは暗殺され、
時代は変わったけれど、
現在と変わらず同じに、人々は貧困と差別と病苦に苦しんでいる。

彼の60年に渡る音楽家としての
《常にスターであり続ける魅力》
それは常に新しく変わる事だと思う。
音楽性が変化して更新されることにあるだろう。
ジョーン・バエズの事を、現役の歌手だと思う人は誰もいない。
ベトナム戦争に反対して「花はどこへ行った」で一世を風靡したが、
今はもう忘れられた歌手でしかない。
けれどもボブ・デュランは、83歳の今も先駆者であり、現役の歌手だ。

フォークシンガーという縛りを、重荷に思い、もっと広いステージを
目指して、エレキギターに持ち変える瞬間の決断を、
1965年のニューポート・ロック・フェスティバルを、
一つの大きな《大きなムーブメン》であり、
《ターニングポイント》であり、
ボブ・デュランが、持続可能なミュージシャン、詩人であり、
伝道師であり、つまり文学者としての
スタートラインについた日なのだ。

ラストのロックとも言える大音量のステージは、圧巻で素晴らしく
涙を堪えることが出来なかった。
そしてディランは心根の優しい青年で、
尊敬するウディ・ガスリーの病床を見舞い、励まし、
チカラを貸してくれた恩人のピート・シーガーの願いを
できる限りに叶える。
エドワード・ノートンが、人柄の良いピートをきめ細かく好演している。
ジョーン・バエズ役のモニカ・バルバロはシャラメに負けない迫力の歌唱力。
バエズがデュランの曲を本人より早くテレビで歌ったり、
目先のきくやり手として描かれている。
恋人のシルヴィ(久しぶりのエル・ファニング)は、時代と共に疾走していく
ディランに置いていかれる寂しさに耐えられない女性だった。

最後にボブ・ディランのメッセージを書こう。
『ティモシー・シャラメは素晴らしい役者だから
信頼している。
映画を観た後には、本(ボブ・ディラン 裏切りの夏)を
読んでみてくれ。』

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琥珀糖

4.5これぞホンモノの音楽映画!

2025年2月28日
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間違いなくティモシー・シャラメの代表作になると感じた作品。
音楽・音響が素晴らしくDolby Atmosシアターで鑑賞して本当に良かったと思う。

無名のロバート・アレン・ジマーマンが、ボブ・ディランになって
フォークの枠を超えていくストーリーで、わずか数年間しか描いていないものの
なんと濃密、なんたるスピード、なんたるライブ感、
久しぶりにどっぷり没入できた映画体験。

もうひたすら音楽を奏でるディラン(ティモシー・シャラメ)。
しかもティモシー・シャラメが演奏&歌唱しているところも見どころ&聴きどころ。
作曲風景も素晴らしくカッコいい。まるで名曲誕生に立ち会っているかのよう。

そしてバイク🏍️に乗るティモシーもかっこいいし、バイクが奏でるエンジン音も最高。
それだけじゃなくて全編にわたる音響へのこだわりを感じる作品でもあると思う。

脇を固める女性俳優も何と魅力的なことか。
ジョーン・バエズ役のモニカ・バルバロ。ビジュアルが美しいのみならず演奏&歌唱もステキだ。
シルヴィ・ルッソ役のエル・ファニング。表情の演技が実にせつなくて儚げで美しい。
私の大好きなエル・ファニングを久しぶりにスクリーンで観ることができて幸せ。

SEARCHLIGHT PICTURES作品というだけあって、パンフレットが実に充実していて満足。
オススメ。

とにかくティモシー・シャラメのディランは、ディランそのもの。
是非ともアカデミー賞の主演男優賞を獲ってほしい、心からそう思う。

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ひでちゃぴん

3.5期待通りだけど期待以上ではなかった

2025年2月28日
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楽しい

単純

興奮

ボブ・ディランの曲は2曲しか知らなかったけど作中流れてる曲は良かった
最初の歌(知らなかったけど)聴いた時に感動して涙ぐんだ
それ以外の知らない曲でも聴いてて自然と体が揺れてしまってた(鑑賞客少なくて良かった😅)

ティモシー・シャラメがとにかくカッコいいし所作もカッコ良すぎる
タバコやバイクなど画になる
あと当時のものや景色なのかな、それらも良いし周りの人物も良かった

ただ実話ベースだから仕方ないと思うが、よくある話の流れや登場人物の掘り下げがないから無知で鑑賞すると分からないところも
ベタな展開なのに何か言葉では表しにくい分かりにくさを感じた
何よりボブ・ディラン自身に感情移入しにくかったかな(これは見方の違いか)

映画を作品全体として見ると物足りないが曲やティモシー・シャラメをメインで見ればめっちゃ良かった

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すなぎも

3.5なりきり具合は、見事。

2025年2月28日
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鑑賞方法:映画館

知的

難しい

ボブ・ディランのデビューから、エレキ化するまでのお話。
各俳優の実在する歌手のなりきり具合は、お見事ですね。見た目だけじゃなく、楽器の演奏や歌唱まで、本人を彷彿するレベル。エンディングクレジットに、楽器や歌唱のコーチという役目の人がいましたね。
今時の歌は、好きとか嫌いとか、愛しているとかいう歌ばかりなので、世の中に向けたメッセージのある歌詞のものは、特に日本ではあまり聞きません。歌で世の中に影響を与えるということになじみがない人達には、このストーリーは、分かりづらいのではないかと思います。歌の内容の本質は変わらないのに、演奏形態が変わっただけで騒ぎになるというのも、今となっては理解しづらいかなと。ある程度、当時のアメリカの音楽界のことを知ってから見た方がいいのかも知れません。
初日で、それほど大きくないスクリーンでも半分ぐらいの観客。そして見た感じ、ボブ・ディランの歌に影響されたと思われるシニア料金の人が過半数。音楽界の著名人で、ノーベル文学賞受賞者であっても、上記のような理由から、若い人には難しいように思いますね。

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豊島区のはずれ

3.0入り込めないまま

2025年2月28日
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ボブディランを知らないせいかストーリーに入り込めないまま終わってしまった…!
あの時代は煙草を吸う人が沢山いたんだなとびっくり。

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はな

4.0【”ライク・ア・ローリング・ストーン”若きボブ・ディランが、世相を鋭く突き、大衆に迎合せず自らの歌を追求する姿を描いた作品。ティモシー・シャラメ自身の歌による名曲の数々が心に響く作品でもある。】

2025年2月28日
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悲しい

興奮

幸せ

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NOBU

5.0最後のステージ 震えたぜ🫨

2025年2月28日
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スンゲ〜😳作品だわ👏👏👏
最後のステージ 震えたぜ🫨

物語りの舞台となる1961年
この年に生を受けた自分にはボブ・ディランは長いこと焦点が合いづらい存在でした

そしてこの作品で全ての疑問が繋がった
音楽を愛する者なら絶対観るべき映画だし観たら解るはずだ

賞賛したい感動ポイントが沢山あるのだけど
ボブ・ディランと同じ時を生きた諸先輩にお任せすることにして私は鑑賞前の準備について余計な一言を書き添えさせていただきます

200円足してドルビーアトモスのスクリーンで観るのを全力でオススメします💩

ボブ・ディランをWikiで予習しといてよかったわ

必修とは言わないけど1961年〜1965年のボブの関係者と時代背景を知ってるのと知らないのでは感動の幅が大きく変わると思うな🥹

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あさちゃん

3.5フォークソングはたっぷりと楽しめるのだが・・・

2025年2月28日
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コンサートの途中で「レコードで聴ける曲は歌いたくない」と帰ってしまったり、フォーク・フェスティバルで、エレキギターを使ってフォークとはかけ離れた曲を歌ったりと、ボブ・ディランが、常識や定石に囚われない「反骨の自由人」だということはよく分かった。
ただし、それ以外に、彼の何を描きたかったのかが、今一つ分からない。
彼が、人権運動や反戦運動の象徴として祭り上げられる様子は描かれるのだが、彼自身に、そのような思想的な背景があったようには思えない。
ギターを抱えて、頭に思い浮かぶフレーズをノートに書き留めながら曲を作り出すという、彼の創作活動の様子はよく分かるのだが、彼自身が、一体何を考え、何をしようとしているのかが理解できないのである。
実際のボブ・ディランも、こうした「つかみどころのない」人間なのかもしれないし、そこのところは、ティモシー・シャラメもうまく演じていると思うのだが、それでも、もう少し明確なキャラクター造形ができなかったものかと、少し残念に思ってしまった。
映画のタイトルからは、無名の時の自由と有名になった時の不自由のトレードオフ、あるいは、観客が求めるものと自分がなりたいものとの違いから生じる葛藤といったことがテーマなのかと思ったのだが、そこのところも描き込み不足の感が否めない。
ボブ・ディランのサクセスストーリーとしても、2人の女性とのラブストーリーとしても、どこか、インパクトに欠けると言わざるを得ない。
あえて、ドラマチックな演出は避けて、ボブ・ディランの生き様を淡々と描こうとする姿勢には好感が持てるものの、ドキュメンタリーでも、再現ドラマでもなく、劇映画である以上、もう少しパンチの効いたストーリー展開があっても良かったのではないかと思えるのである。

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tomato

2.5歌詞の深掘りを期待したけど

2025年2月28日
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彼自身の出自も謎で社会的立ち位置不明。
歌詞以外も語らないからどう思ってるのかわからん。
だから映画自体は刺さらなかった。

曲は楽しめたしフォークワールドにそんな事件がぁ
とか勉強になったけど

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ジャム太

5.0良かった

2025年2月28日
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ティモシー・シャラメの歌声が素晴らしくて、とても良かった。
ストーリーも良かった。

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tatsu tatsu

4.5歌そのものがドラマ

2025年2月28日
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とにかくティモシー・シャラメがセクシーにギターを弾く、その歌と目つきを楽しみました。
一見物語性は薄く、ドラマ的起伏はないに等しい坦々とした作品に思えるのですが、その薄いドラマを歌とシャラメで補完してるとでもいおうか。
歌そのものがドラマ。

コロナ禍で閉じこもっていた間にギターと歌を猛練習したシャラメ自身の演奏を作中に使っているらしく、単なるモノマネではない「歌に魂を込めた」本物のミュージシャンにしか見えない、不思議な魅力に満ちたフィルムに仕上がっていたように思えました。

ジャンルに囚われず常に新しい音を探していたディランと、当時のフォークを取り巻く状況を歴史俯瞰的に見せた、ドキュメンタリー的な音楽史ドラマとしてとてもよくできていたかと。
特にキューバ危機の世相再現はすごかった。

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コージィ日本犬

4.0 ボヘミアン・ラプソディ(2018)、エルヴィス(2022)と、ア...

2025年2月28日
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楽しい

幸せ

 ボヘミアン・ラプソディ(2018)、エルヴィス(2022)と、アメリカンアーティスト、ミュージシャン物語は面白かったので観に行きました。ただボブ・ディラン氏を良くは知らず、遠い昔の曲「学生街の喫茶店」の歌詞に出てきた人。くらいのイメージでした。それでも著名な方ですから、観に行けば「ああ、なんだ、この曲はボブ・ディランだったんだ」と思わせてくれるだろうと心配はしていませんでした。
 が、結果的にそう思わせる曲は劇中、一曲しかなく、ボブ・ディランをよく知っている方はもうどんどん入り込めて行ける映画かと思いますが、世代違い&事前学習していないと、「いい歌を聞けた」で終わってしまい、且つ、前述の二者ほどにはストーリーの起承転結にインパクトが薄く、ミュージシャン物の映画として、最後にグッと来て欲しい高揚感が湧きにくかったのが正直なところです。
 ボブ・ディラン氏の人生は平凡な我々とは比べ物にならないのはわかっていますが、映画題材の観点で、実際もこの物語通りだったとするなら、もう少し映画なりの脚色をしても良かったのではと。
 ただ、ボブ・ディラン氏の曲や人間関係を少しだけも事前学習していけば、若い世代の方でも楽しめると思います。知らなかったけど流れる曲は良かったですし、ティモシー・シャラメは吹き替え無しだったなら、歌、かなり上手でした。

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hiroishi

3.5時代は変わるのだから

2025年2月28日
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知的

シャラメとノートンとモニカ・バルバロ(バエズ)の演技と歌と声がよかったからか、ディランの音楽の歌詞に心を射られたからか、それとも「私は皿回し芸人に回される皿ではない」と言って去ったシルヴィの気持ちに寄り添ったからか、胸が痛くなる映画だった。

エンタメ分野の話には、自由を求め束縛を嫌いながらも多くの人に承認されたいアーティストの思い、アーティストを売り出す側の思惑、ある意味勝手なファンの要求という三つの関係が必ず絡み合う。それがこの映画でもそうだったのでドキドキして心臓によくなかった。

華奢なシャラメが体重をかなり増やした今回は、猫背で嫌な部分もたっぷり出して大人の俳優だった。ピートの妻役トシを演じたハツネエリコさんがとてもよかった。ノートンは上手い!彼が出ると安心しながらどんな方向へ?とワクワクする。今回は彼の歌能力!仲間への優しい気持ち!若手の発掘!ディランへの対応!全てがノートンならではで、いいキャスティングだと思った。

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talisman

1.0ボブディラン好きにはとってもオススメ!

2025年2月28日
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ボブディラン好きな人は楽しめるんだと思う………結構びっくりするくらい刺さらなかった……

ボブディランの曲を事前に聞いてから見るか、主演の歌を沢山聴きに行く気持ちで見るか、という感じ…

マジで楽曲のシーンが多すぎて、多分楽曲が好きな人は楽しめたんだと思う。主演も歌うまかったし。ただ、全く楽曲を知らないのでひたすら知らんカバー曲を聞かされてしんどかった……

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海渡