劇場公開日 2025年2月28日

名もなき者 A COMPLETE UNKNOWNのレビュー・感想・評価

全186件中、81~100件目を表示

4.5「時代は変わる」の合唱に感動

2025年3月2日
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楽しい

興奮

知的

あまり深掘りはされていない印象ですが、激動の'60年代のアメリカ社会でカントリー・ミュージックに敬意を表しながらメッセージ性の高い独自のフォーク・ミュージックを確立し、プロとして成功するとまた違う自分探しを模索するディランが凄いと思いました。
今またディランのメッセージが必要な時代になっているのかな、と思います。

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Koba-chan

5.0ティモシー・シャラメの醸し出すムード最高で。 やっぱ60年代のディ...

2025年3月2日
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ティモシー・シャラメの醸し出すムード最高で。

やっぱ60年代のディランさんが一番好きだな。

久しぶりにギター持つかな。

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たかはしすすむ

4.0女性にもフォークにもファンにも束縛されることを嫌い、自由に変化し駆けぬけたボブ

2025年3月2日
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ファーストデイ、何を見ようか悩んだ末、アカデミー賞8部門ノミネートという話題作なのでこの映画に決めました。

ボブ・ディランに関しては特に思い入れはなく、名前を知っている程度でした。
で、映画の感想ですが、ボブ・ディラン演じるティモシー・シャラメが良いです。
本物を知らないので似ているかどうかは判らないのですが、とにかく格好良かったです。
有名になるにつれて、ファンが増え、自由がきかなくなる不自由さ。
世間が作り出す虚像に辟易する姿。
女性に関しても自由でいたかったのでしょう。シルヴィとジョーン・バエズとの間を揺れ動く愛情。
暇さえあれば作曲に打ち込む姿。
そしてニューポートでフォークフェスであるにも関わらず、ファンの声を無視して今の俺を見てくれと言わんばかりにエレキギターでロックを歌い非難を浴びる姿。
何ものにもとらわれず今を生き、そして変化していく姿。
有名になればなるほど孤独になる姿。
彼の心地よい歌声と共にそういった彼の人生の一部が瑞々しく綴られている映画でした。

ただ、伝説のロックバンド「クイーン」のフレディ・マーキュリーを描いた名作「ボヘミアン・ラプソディ」と比較するとドラマ性、盛り上がりには欠けるように思いました。
なので、ボブ・ディランの歌が好きかどうかで評価が分かれる映画ではないでしょうか。

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ノブ

5.0ボブ・ディランとティモシー・シャラメの魅力の相乗効果

2025年3月2日
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ボブ・ディランという名前と有名な数曲しか知りませんが、
それでも、魅力的なアーティストということは、インプットされておりますし、
ティモシー・シャラメとエル・ファニングという大好きな俳優が出ているということで、
期待度MAXで臨んだ結果、全く裏切られることなく、
まぁ、終始スクリーンに釘付けでした。

ミネソタ出身の無名のミュージシャンだった19歳のボブ・ディランが、
時代の寵児としてスターダムを駆け上がり、
世界的なセンセーションを巻き起こした1961年から1965年に絞って描かれており、
過度に演出されたサクセスストーリーや栄枯盛衰の描写ではなく、
監督の個性の出た映画作品になっているな、と思いました。

ボブや、周りの人たち(特にシルヴィやジョーン、ピート)の心の動き、
音楽シーンのガヤガヤな出来事など、スルッと違和感なく入ってきました。

個人的には、ニューポートフォークフェスのミーティングシーンは、
フジロックの現在を思って、ちょっとキリキリしました。
フェスを立ち上げた人たちの初期の思いの大切さと、
変わっていかなくてはいけないタイミングがあること、
それは、フェスでも、音楽でも、人でも、いろいろなシーンや事柄で当てはまるところであって、
その変わっていく様を、フェスのトリでボブが体現したシーンは泣けました。
その時のピートの複雑な気持ちにも。

そして、今回話題になっている
ティモシー・シャラメが自ら楽器を演奏し歌っているシーンの数々⋯
これは想像を超えて本当に素晴らしかった!!
えっ、この人、ミュージシャン?

俳優たちがなのか、ティムがなのか、とにかくスゴイっ!!!
生ライブが観たいレベルでした。

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hkr21

4.0ティモシー・シャラメのなりきりぶりが凄い!

2025年3月1日
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興奮

幸せ

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JJ.KABURAGI

4.0当時あの現場に立ち会えたんじゃ?と思えるほどのリアルさ。

2025年3月1日
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当時あの現場に立ち会えたんじゃ?って思える程のリアルさを感じることができてほんと良かった。ただ、あの頃のあのシーンの音楽が好きであるとか、あの界隈の基礎知識があるとかでなく、ストーリー的な面白みを期待するとちょっと辛いかなとも思います。

しかし、とにかく音楽が良い。全部の演奏歌唱は吹き替え無しってことらしくて(ちょっと不確かな情報かもしれませんけど)、これは凄いことです。役者さんと彼らを支えたスタッフさん尊敬です。

実在の登場人物で唯一実名「スーズ・ロトロ」とならなかったシルヴィ(エル・ファニング)、どうやらディラン本人の意向で実名を避けたとのことらしいですが、"The Freewheelin'"のアルバムジャケに思い入れがある身として、事前にこれを聞いてちょっと嫌な予感はしていたのですが、そんな悪い描き方もされておらず、この対処はディランの思いやりなのかなと思いました。

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Youjean

4.0⭐︎4.0 / 5.0

2025年3月1日
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3月1日(土) @映画館
名もなき者 A COMPLETE UNKNOWN
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これは凄い!シャラメが凄い!劇中の8割程が歌だしw音楽映画でこの完成度は未見のレベル!でもストーリーがな〜🙄惜しい
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まー。

5.0どんな気持ちだい?

2025年3月1日
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幸せ

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リオウリオウ

3.5私も自分に正直に

2025年3月1日
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悲しい

幸せ

寝られる

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近大

5.0天才は裏切る、天才の孤独

2025年3月1日
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天才にもメンターがいて、どんなに有名になっても、それは忘れない一方で、自分が大きくしたジャンルでも伝統芸能のように陳腐化したら、そこに安住していられず、裏切ってでも、新しいページを開く、そういう天才の悲哀と孤独を描いた映画に減点なんかできない。全編通してピート・シーガーのいい奴ぶりが印象的だった。ドルビーサウンドの音響のいい映画館で見るべきだ。

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Boncompagno da Tacaoca

3.5俺は聴きたい、 奴らの絨毯に泥を塗ってこい

2025年3月1日
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楽しい

興奮

熱狂的なボブ・ディランのファンではない。
知ってる曲も片手で足りるくらい。
それでも、数多のアーティストが口にするのを考慮して、偉大さは感じてた。

フォークからの確執なんかも、全然知識として無かったから、映画として面白く感じた。

なによりも、劇場音響で聴けるのが嬉しい!
こういう作品こそ、映画館に足を運ぶべき!

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奇妙鳥

3.5音楽好きなら一見(一聴?)の価値あり

2025年3月1日
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ボブ・ディラン物語
あっというまにスターになって、周りからの見る目が変わり、戸惑いながらも自分の音楽を貫く姿が描かれています。
すっとギターを持って、歌い、曲を作り、周囲と折衝して、ミュージシャンの大変さが伝わった。
もうちょっと話の起伏があればよかったかな。
音のいい映画館で観てほしい。

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ひとふで

3.0シャラメがよく似てました

2025年3月1日
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難しい

フォークとロックのギャップが日本人の私にはピンと来ず、「そんなに〜?」みたいに思いました。

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はらこ

4.0風に吹かれて~LIKE A ROLLING STONE

2025年3月1日
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単純

興奮

好き嫌いは別として音楽好きならボブ・ディランの映画なら観ておかないと思い、公開2日目に早速鑑賞。
ニューヨークへ訪れてから成功しエレキに変わっていくところまでの60年前の興味深いエピソード。
全体的な構成が簡単で分かりやすく見やすいので、気負いせずリラックスして見れたのがポイントで、意外とこれが2時間を超えてくると結構大事。
デビュー当時とブレイクし変化していく表情の変化が使い分けていて、リアルなボブ・ディランがそこに居そうな良い演技のティモシー・シャラメ。そしてさらに良かったのが、暫くヒットした感じがなかったエドワード・ノートン。大人らしい渋めの演技だったり、感情むき出しになったりと助演男優賞ノミネート納得の存在感。
エル・ファニングも支え続ける女性の辛さと自分の存在価値を清々しく演じていて印象◎。

時は1965年、ブリティッシュ・インヴェイジョンがアメリカに押し寄せているのが伺え、表現者としての新しい挑戦に苦悩しているボブ・ディランをわかりやすく作り上げられている秀作だった。

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Soulman

5.0そこにディランがいる

2025年3月1日
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ティモシー・シャラメがもうディランにしか見えなくなってくる
歌唱する際の抑揚やクセのみならず普段の喋り方や立ち振舞いや風貌までもがそのもの
余程緻密に落とし込んだんだろうということが容易に想像できる
ボブ・ディランが何を感じ何を考えどう生き、そしてどう生きていくのか
映画作品としての起承転結を加えながらも曲者たるディランの心情を過度に脚色せず表現しようという意気込みが感じられ作り手の深い愛と敬意の感じられる素晴らしい完成度の作品だと思う
少し冗長に思われる部分もあるがそれすらもはや揚げ足取りと言っていいのではないか
そして改めてディランの作る曲に感嘆する

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nazionale

4.5マイクは誰なの?

2025年3月1日
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アガサ

4.0孤独なロック詩人

2025年3月1日
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彼の1stアルバムがでた年に生まれて、高校ではフォーク部所属。好きなアーティストはさだまさしとかオフ・コース、浜田省吾。なのに、文化祭のラストは必ず「風に吹かれて」「翼を下さい」を全員で合唱。なので今でも風に吹かれては空で歌えてしまうのだが、長年、背景や意味がわからず、この映画を見た。
正直、わかったような、わからなかったような。でも映画としては面白かった。

冒頭、帽子をかぶりギターを抱えた姿と、1stアルバムのカップル写真が、浜田省吾の1stアルバムジャケットとオマケの写真に驚くほどよく似ていて、それほど影響力のあったミュージシャンだったことがうかがえた。
できれば、もう一度見たい映画。

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mugirin

4.5息をするように音楽が生まれていく

2025年3月1日
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俳優の役として、実在の人物でさらにミュージシャンを演ずると言うことがどれほど難しいことか素人が想像できる範疇を超えてきたシャラメの演技にまずは大喝采。
5年半の年月をギター、ハープ、歌に費やしたといえど
誰もが聞いたことのあるあの声で歌うというのは感服。
ジョーン役のモニカもそれまで歌も楽器も未経験だったとは実際のジョーンの歌声は知識不足で知らないのですが
映画のジョーンの声はとても美しいです。

ボブがウッディガスリーに会いにヒッチハイクで上京するところから物語は始まるが、それ以降5年ほどの自伝的映画の中で彼の生い立ちや家族についてほぼ語られることはなく、ただただ、出会った人や時代から影響を受けて
息をする様に音楽と詩を生み出していく。
朝起きてすぐにギターを掴むところや、女性の部屋を訪れてコトの後にすぐに作詞を始める姿
そして、ライブの曲目も事前に考えたくないと言う姿
『今』を生きてるボブには
フォークもロックも伝統も関係なくなんの型も必要ない。

ただ進み続ける彼が時に立ち止まって
ウッディやシルビーに会いに行く姿は
過去を語らないボブの家族の様にも見えた。

欲を言えば、ボヘミアンラプソディのように
名曲が生まれる瞬間をもっとじっくりと観たかった。
ライクアローリングストーンのオルガンの音はあんな風に唐突にいれられたのか!
と言うところは見ものだった。

ボブの爪が汚いところが映画を観て気になったが
パンフレットによると、事前にボブの事を綿密に調べたメイクさんのあえての演出だったそうで感服。

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猫柴

4.5ガロ…学生街の喫茶店の歌詞に…

2025年3月1日
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知的

幸せ

🎵🎼君とよく…この店に来たものさぁ〜わけもなくお茶を飲み話したよぉ〜、学生でにぎやかなこの店の片隅できーていたボブ・ディラン〜🎼🎵。素人から有名人へ進化するボブ・ディランの若かりし頃の人生。自分は名前しか知らなかったボブ・ディランでしたが映画の中で唄った歌は聴いた事ありましたねぇ。改めて調べてみたくなりました。観に行った甲斐ありました。

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Cinemaオタク女

4.0敢えての"完全に不明"

2025年3月1日
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若き日のボブ・ディランの音楽的進化を描いた伝記映画。キューバ危機や公民権運動、ケネディ暗殺といった激動の60年代。ディランの天才的歌詞と重なって時代の空気感に圧倒される。

映画の中のディランは田舎から出たてにして天才オーラ全開。大御所にも物怖じしない。ファンにブーイングされても全くブレない。
内面や感情はあえて排除し、タイトルどおり"完全に不明"な人物として描かれている。彼が理想とするカリスマとしての自分なのか。

ティモシー・シャラメはミステリアスな魅力でディラン像を体現。吹替え無しの歌唱演奏は鳥肌モノ。
いつも煙草をくわえたクールな佇まい(あの時代だから許される。現代ならスマホ?そんなのヤダ)。
三白眼気味の眼差し。鍛えていないカラダもセクシー(フォークシンガーが体を鍛えているイメージないから役作り?)。
あんな人いたら女子は殆ど好きになると思う。

フェスの途中で帰った彼女を波止場まで一応追っかけて行ったけど、追っかけたフリ、振られたフリ。
女性に執着がないのかないフリなのか、やっぱり"完全に不明"。

全編に流れる音楽は心地良く、ディランをよく知らない人の入門書としては秀作。
あとシャラメの入門書としても。2人のそれぞれの作品をもっと知りたくなった。

個人的にはもう少し彼の出目や作詞方法、本当の人物像を描いてほしかった(本人が現役だし、タイトルと逸れちゃうからダメか‥)ので星4つで。

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ひみあ