劇場公開日 2025年2月28日

名もなき者 A COMPLETE UNKNOWNのレビュー・感想・評価

全384件中、301~320件目を表示

4.5また伝記映画かよ!と思うなかれ

2025年3月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ギターも歌も自前で頑張ったティモシー・シャラメがアカデミー賞主演男優賞を獲れなかったら、口パクだった「ボヘミアン・ラプソディ」のラミ・マレックはなんだったんだという突っ込みが出てしまうし、反対に近年の主演男優賞が伝記映画ばかりになってしまうのもどうかという思いもあり、アカデミー賞の行方は要注目だ。

ラッセル・クロウ×クリスチャン・ベイル出演の西部劇「3時10分、決断のとき」、マット・デイモン×またまたクリスチャン・ベイル主演の「フォードVSフェラーリ」など渋くてアツい映画を手掛けてきたジェームズ・マンゴールド監督最新作!

前作「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」は興行的に不振で終わってしまったので、本作で名誉挽回!!

1961年ボブ・ディランが入院中のウディ・ガスリー(激似!)を見舞いに行くところから、数多くの逸話が存在する1965年のニューポート・フォーク・フェスティバルで過去と決別宣言をする「イッツ・オール・オーバー・ナウ、ベイビー・ブルー」を歌い上げるまでを描く。

ギターと歌を猛練習しただけあって、ティモシー・シャラメによる数々のディランの名曲は見応え(聴き応え?)がある。喋り方もディラン独特の訛りだったり、アルバムのジャケット写真そのままの立ち振る舞いだったり、しっかりと表現出来ていてなんて器用な俳優なんだ!とビックリしました。

また、シャラメだけでなくジョーン・バエズを演じたモニカ・バルバロ(あの「トップガン マーヴェリック」のフェニックス!)も素晴らしい歌声だった。

映画ではデビュー当初はカバーソングだけがレコーディングされているような印象だったが実際はオリジナルソングもレコーディングされている。
他、ウディ・ガスリーの見舞いにピート・シーガーも居合わせていたり、ラストのニューポート・フェスティバルで色んな人が居合わせいたりと映画ならではの脚色は上手いと思いました。
これがラストのウディ・ガスリーにハモニカを再度託されるという感動のシーンに繋がる。

登場人物皆魅力的だ。特にエドワード・ノートンの優しい眼差しが泣けた。彼はいつのまにこんなに歳をとったのかと思ったが、フォーク界や若きミュージシャン達や家族に対してすごく気遣いの出来るビックダディ感が出ており、ラストは結末わかっていながらも「お前、エドワード・ノートンさんの為にフォーク演ってやれや!!」とブチ切れそうになりました笑

ミュージシャンの伝記映画にありがちな薬物描写はカットされていて(その代わりなのか喫煙シーン多め)、これも時代か。と思いました。

コメントする 2件)
共感した! 11件)
ヘルスポーン

3.0未だ謎多きボブ•ディラン

2025年3月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

最初からボブ•ディランでした。その人となりとか苦悩とかは少しは理解したが、それまでとかその後とかがもう少し描かれてると良かったかな。音楽(フォーク)、歌は良く楽しめて眠くはならなかった。イマイチ盛り上がりが…
観客はボブ•ディランを知っている世代?が40人位で空いてました。

コメントする (0件)
共感した! 7件)
h1deboo3

4.0MTV・キルド・ザ・フォーク・スター

2025年3月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 5件)
鉄猫

4.5ディランはこんな風に歌ってたのかな。

2025年3月1日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

ディランはこんな風に歌ってたのかな。

コメントする (0件)
共感した! 7件)
フライゴン

5.0まるで終わりのような。

2025年3月1日
スマートフォンから投稿

泣ける

楽しい

興奮

実際のディランのバイク事故は有名ですが、まるであのまま事故死してしまうかの様なラストシーンのシャラメディラン考え過ぎですかね。

シャラメディラン、クールで悪で最高です。ピート・シーガー真面目で優しくてカッコ悪くて可哀想で最高です。ジョニー・キャッシュとにかく悪で最高です。皆さん実物も最高ですが、この映画での役者の皆さんも最高です。悪い奴の方がカッコ良いってのは、仕方がない事なのデスね。

その昔ブルース・リーの映画を観た後は皆がブルース・リーに変身していたと聞いた事がありますが、この映画を観た後、私はボブ・ディランに変身して煙草吸ってました、帰宅して梅干しのおにぎり食べるまでは。
傑作です!

イギリスでの(ニューポートでなく)ユダの罵声とその後の「like a rolling stone」の本物はこの映画のシャラメの歌よりもっとぶちギレていて素晴らしいですよ。

ウディ・ガスリー泣いてしまいました。あー良い映画だ!

コメントする (0件)
共感した! 12件)
春

5.0魂が揺さぶられた

2025年3月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

幸せ

ボブ・ディランの初期の伝記が映画化された。

よく知られているディランのエピソードが数多く描かれていたが、初めて知ることもあった。

ウディ・ガスリー、ピート・シーガー、ジョーン・バエズなど、伝説的なフォーク・シンガーたちが登場する。

映画の中でディランの歌を聴いていると、その鋭い表現力と、人の心に突き刺さる歌詞の力強さが圧倒的に響いてきて、魂が震えた。ディランの歌詞には、ノーベル文学賞を受賞するにふさわしい文学性があると改めて感じた。

また、映画の中でディランが語る「みんな『お前はどこから作品の着想を得ているのか』を聞き出したがっている。」というセリフが印象的だった。

コメントする (0件)
共感した! 11件)
aRa

3.0エドワード・ノートンの凄み

2025年3月1日
iPhoneアプリから投稿

正直、映画の内容としては凡庸でした。

そもそもボブ・ディランの人生自体が波瀾万丈なものではなく、若くして才能を認められた後も公私共に映画にするには面白味に欠ける感じだったみたい。

そんな中、特筆するのはエドワード・ノートン。
いつもどこかクセのある役を演じている彼が、今回はすごく真っ当で良い人を演じているのが新鮮でした。
初めて見るタイプのエドワード・ノートンで、普通の人を演じているんだけど、「やっぱこの人上手いわ」と感じさせる底力みたいなものは流石でした。

コメントする 1件)
共感した! 7件)
ただの映画好き

3.0もう少し時代背景の説明とか欲しかったかも

2025年3月1日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

難しい

ボブ・ディランは数曲しか知らない状態で試聴
時代は1960年頃のアメリカで、昔ながらのフォークやカントリーが愛される一方、若者音楽のロックが台頭し始めてた頃、フォークの寵児だったボブ・ディランがロック的な曲を演奏し裏切り者扱いされる頃までの映画でした。

ボブ・ディランに詳しい人だと分かるのかもしれませんが、フォークでエレキギターを使う禁忌感とか色々と時代背景の説明がもう少し詳しく欲しかったです
恋愛ドラマ部分の尺が多いですが、史実ベースな分単なるだらし無い奴みたいで良くなかったかも
あと、やたら煙草を吸うシーンが多かったり、平気でポイ捨てするのは時代背景的に仕方無いから良いんですが、真夜中にサングラスでバイク乗るのは流石に笑いそうになりました(笑)

コメントする 2件)
共感した! 7件)
スミクロ

3.5見応え充分の楽曲実演シーン

2025年3月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

いよいよ週明け、第97回アカデミー賞授賞式が開催予定。作品賞候補10作品中、授賞式前に観られる作品5本目となる(私にとっての)オオトリは『名もなき者 A COMPLETE UNKNOWN』。土曜のファーストデイである本日、ここなら混まないのではと思って狙いをつけた109シネマズ木場。案の定程々な客入りの中、余裕のエグゼクティブシートで鑑賞です。
1971年生まれの私。洋楽を聴くようになったのは中学に入ってからで、その当時のボブ・ディランはすでに「超大物」でしたがヒットチャートで見かけることは殆どなく、網羅的に聴く音楽の一部でした。勿論、『ウィ・アー・ザ・ワールド』における個性たっぷりの節回しとその存在感には度肝を抜かれましたが、その後も彼の音楽を掘ることはなく、2016年のノーベル文学賞受賞についても正直「へぇー」という程度の印象。と言うことで、この作品がアカデミー賞にノミネートされていなければ劇場鑑賞していなかった可能性もあったわけですが、その程度の興味でも十分に楽しめる作品だと思います。
本作「伝記映画」ではありますが、語られる期間とエピソードはあまり多いわけではありません。1961年、無名のミュージシャンだったディランが間もなく誰もが知る存在となり、1965年7月25日に開催された「ニューポートフォークフェス」に出演するまでのストーリー。フォークミュージシャンとして注目を集め、ヒットソングを出したディランですが、彼にとって音楽のジャンルはそもそも定義が曖昧な単なる枠組みであり、彼自身どんなジャンルも否定することはなく他のミュージシャンへのリスペクトの高さも窺えます。音楽という武器を使って自分を表現し続ける彼は、寝る間も惜しんで制作し続ける日々。(実際、彼のディスコグラフィーをWikipediaで検索すると、尋常でないリリース間隔の短さとその多作さに驚かされます。)次々と湧き出る新作のアイディアに対し、ファンから求められる「定番」と関係者が背負わそうとする「伝統」に嫌気が差し始めるディラン。そしていよいよ1965年7月25日、ディランがフォークフェスに登場し決意の「事件」を起こします。
この僅かな期間の出来事に、作品の厚みと感情を揺さぶるエモさをもたらすのは、何と言ってもティモシー・シャラメ(ボブ・ディラン)、モニカ・バルバロ(ジョーン・バエズ)、エドワード・ノートン(ピート・シーガー)等による楽曲実演シーン。皆さん歌唱も演奏も素晴らしく、曲数も多くてそれぞれ尺も長めにたっぷりと聴かせてくれるのでそれだけでも見応え充分。特にシャラメのアクトは圧巻です。SAGで主演男優賞に選ばれましたが、アカデミー賞では如何に?なお、本作のオリジナルサウンドトラックも配信サービスで聴くことが出来ますので、興味がある方は是非。
そしてもう一つ。本作を観るまで出演されていたことを知らなかった初音映莉子さん。台詞こそ多くはありませんが、眼差しや表情で語る演技で、間に立たされ難しい立場のピート・シーガーの妻トシ・シーガー役はとても好演でした。素晴らしかったです。

コメントする (0件)
共感した! 8件)
TWDera

4.0ニューヨークにフォークギターを手にやって来た青年。素性も不明だが持...

2025年3月1日
iPhoneアプリから投稿

ニューヨークにフォークギターを手にやって来た青年。素性も不明だが持ち前の才能で頭角を表す。
世間から求められる、時代の代弁者としての姿、フォークを愛好する人たちからの批判に苦悩しつつも見事に決別する…苦悩のシーンが少なくトントン拍子だったから結局、天才だったのかなぁと感じた。

ボブディランをあまり知らないが、ティモシーシャラメもしゃがれ声とか上手く再現していた気がする。
後は、エルファニング演じた彼女は不憫だった。国民の声を代弁する、その中に自分が含まれていないのではないかと感じ打ちひしがれる姿は見ていて辛かった。

ブルータリストのエイドリアンブロディとどっちが主演俳優賞を取るのか気になるところ。

コメントする (0件)
共感した! 9件)
いたかわ

5.0ゴチャゴチャうるせぇ!

2025年3月1日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

幸せ

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 1件)
共感した! 13件)
すけちゃん

3.5アル・クーパー!

2025年3月1日
iPhoneアプリから投稿

シナリオやストーリーテリングにおいて、
非常に難易度が高く、

その成功がどこにあるのか、
作品のゴールは何か、

を評価することが求めらるだろう。

まず、映画が描く「フォークフェス」の顛末について。

これは過去に数多くのドキュメンタリー作品やバラエティ番組で取り上げられ、特にスタッフの証言やインタビューなどでその詳細が何度も繰り返されている。

すでに広く知られているエピソードであり、
映画として新たに描くにはかなりの工夫が必要だ。

しかし、ここで提示される内容は、
過去のドキュメンタリー作品で繰り返し見てきたものと大差がないため、
観客にとっては新鮮味が欠けるかもしれない。

故に、
シナリオの面では大きなインパクトを期待するのは難しいのも事実だ。

一方、
ティモシー・シャラメが演じる若き日のディランをどう表現するかという点についても、問題が浮かび上がる。

ディランの眼差し—その様々な経験に裏打ちされた?独特な視線—は、

シャラメのつぶらな瞳で演じるにはあまりにも異なる印象を与えるのは否定できない。

シャラメはどこか無垢な表情を浮かべがちでディランのような、
「何かを撃ち抜くような」眼差しとは一線を画している。

こうした違いが作品に与える影響は大きく、
ディランの内面世界を完全に再現するには至らなかったと言わざるを得ない。

それでも、ティモシー・シャラメが吹き替えなしで唄い、
ギターやブルースハープを演奏するシーンは圧巻だ。

特に彼の歌唱力や演奏力に関しては、
予想以上の高い評価を得る可能性は高い。

彼のパフォーマンスは、
ディランの音楽に対する深い理解と愛情が感じられるものであり、
その努力と才能には敬意を表さざるを得ない。

その辺りはディランファンに聞いてみたい。

「ボーンズ・アンド・ウォール」の
臭いを伝える芝居、
ウォンカさんの世界観を背負える身体性、
につづいて本作もすごい。

また、映画のもう一つの注目すべき点は、

エドワート・ノートンが演じるピート・シーガーだ。

しかも唄う!

若すぎるアル・クーパーの登場も観客にとっては見逃せないシーンとなるだろう。

コメントする (0件)
共感した! 9件)
蛇足軒妖瀬布

4.5ひと声歌い出せば。

2025年3月1日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 9件)
共感した! 38件)
SAKURAI

4.0カッコよいお話でした。

2025年3月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ボブ・ディランをあまり知らない状態で鑑賞しましたが、とても楽しめました。
天才の孤高みたいな描写は、ありがちだけれどもよく分かる気もして、素直に入り込めます。
エル・ファニング演じるシルヴィの涙や気持ちの揺れが、うまく描かれていて、私は好きです。
天才が今までの秩序を壊していく描写も、素晴らしい。天才は、一つのワクには収まらないもので、致し方ないことではある、と思う。後から見る立場では、それは必然に見えるけど、その渦中にいると単なる破壊行動にしか見えないのかもしれない。
あまりボブ・ディランの歌を知らずに観ましたが、さすがによい歌ばかりですね。改めて聴きたい歌がいくつもありました。

コメントする (0件)
共感した! 12件)
ひつじさん

3.5ティモシー・シャラメすごいわ

2025年3月1日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

ボブ・ディランは何聞いても全くハマらなくて、どんな人なんだろう?と気になってました。

①ずっとタバコ吸ってんな!というのと、
②エレキギター入れた方が良いなというのと、
③二人の女性を行ったり来たりしてたんだなというのと、
④突出した作曲能力の才能があって、時代がほっとかなかったんだな

というのが良く分かった。

興味無くても見やすくて、楽しめましたが、もっと女性との別れを切なく描いた方が面白かったかもなんて思いました。

それにしても演じたティモシー・シャラメすごいですわ。大変だったでしょうに。

コメントする (0件)
共感した! 9件)
山本ゆっきー

3.5音楽は良かった。

2025年3月1日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ボヘミアン・ラプソディやボブ・マーリー:ONE LOVEなと、実在のアーティストを描いた作品は好きな映画のジャンルの一つ。
実際のアーティストの音楽が好きかどうかにかかわらず、足を運んて観たくなる。

この作品はIMAXで観れば良かったと思えるほど、音楽の完成度が高かった。
アカデミー賞の賞レースでも受賞が堅い作品だろう。

言わずと知れたボブ・ディランの若き日の5年間を描いているが、本人も脚本を読んでると先ほどネットのコラムで知った。
だからなのか、キレイにまとまった作品で、逆に一度観れば充分かなと思った。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
tohko

3.5ミュージシャンの伝記映画多過ぎですね。

2025年3月1日
iPhoneアプリから投稿

「ボヘミアン・ラプソディ」がヒットして以降、その手の映画が乱立していますが、「ボヘミアン〜」を超える作品は出て来ていないですね。

ボブ・ディランの名前はもちろん知ってるけど、ほとんど曲は知らなくて、この映画の中の曲もほとんど知りませんでした。

知ってる曲が何曲か有ればもっと楽しめたのかも知れないんだけど…

それにボブ・ディランに共感ができないと言うか、好きになれないです。

ジョーン役のモニカ・バルバロの歌声は凄く良かったし、ピート役のエドワード・ノートンは弾き語りも見事だったし、もちろんボブ役のティモシー・シャラメも良かったですけどね。

コメントする (0件)
共感した! 8件)
MACKY

5.0ボブディランとは………

2025年3月1日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

幸せ

1964~66のディランは音楽史にとって重要な意味を持っていたのはファンだったら誰もが知るところ。65年のニューポートのライブ音源は昔から出回っていたので、映画で見て驚きは無かった。でも映像で再現されると、素直に感動した。最後に演奏したIt's all over now, baby blue の持つ意味を当時の観衆が本当に解っていたのであろうか?確かディランをノーベル賞にずっと推薦していた人物がその場に居たはず…
映画のなかであらゆるレジェンドがさりげなく出ていたのも興味深い。like a rolling stoneの録音の時、たまたま見学に来ていたアルクーパーが飛び入りでオルガンを弾いたりした場面を入れ込むあたりはさすが。マイクブルームフィールド、デイブヴァンロンク、ピーターヤーローetc…….
セリフだけですが、ドノヴァンとか…
あと65年初頭のイギリスツアーが入れば良かったかなと……まあ時間が足りないよね。
兎に角、本当にディラン愛を感じる出来だと思います。もう一回見ます。
 P.S この後2回観ました。3回目にして、重要な場面を発見!ディランの部屋にジャック ケルアックの詩集ON THE ROADがさりげなく置いてあった!(3/13追記)

コメントする (0件)
共感した! 11件)
パチーノ

5.0音楽は自由だ。俺は縛られない。

2025年3月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

 あそこをラストに持ってくるあたり、ジェームズ・マンゴールド監督の巧みな演出が光る。余韻をたっぷりと感じながらエンドロールでボブ・ディランの歌に浸る。

 ほとばしる才能は、周りが放っておかない。音楽ビジネスに携わる者はもちろん、魅力的な女性たちも。天賦の才を与えられた者の特権として、気ままに女性を振り回すボブ。物語としては面白いが、振り回される側はたまったものではない。
 シルヴィの気持ちが痛いほどわかる。

 60年代アメリカ、フォークは反戦運動と結びつき、次第に純化され、セクト的な考え方に傾いていく。その考えは、音楽まで定義(Define)しようとする。

 音楽は自由だ。俺は縛られない。

 ボブ・ディランと同化したティモシーシャラメの叫びが聴こえる。

コメントする 5件)
共感した! 69件)
bion

5.0真のディランフリーク(僕)も唸らせる素晴らしさ

2025年3月1日
iPhoneアプリから投稿

泣ける

興奮

15歳の頃から40年、ディランを追いかけた真のディランフリーク(笑)には涙無しで観ることは出来ませんでした。
勿論、フィクションや編集はあるだろうけど、それでも憧れ続けた伝説が目の前で映像として再現される衝撃は涙腺を直撃しました。

彼の曲をせいぜい風に吹かれて(それも違う歌手の)程度にしか聴いてない若しくはポジショントークに利用しようとしていた日本のクソジャーナリスト共が「フォークの神様だの何だの」言って彼の姿を歪めて来た事実に心を痛めて来た真のフリークとして、拍手喝采のシーンのオンパレードだった。
別にロックの王でもないですがね。
オンリーワンの才能、ジャンルですよ。

形だけをなぞったクソ映画「I'm not there」とは大違いの素晴らしい作品。
一度観ただけでは味わい尽くせない、待ちに待った作品でした。感動。
ティモシーの仕草はdon't lookbackの頃のディランそのもので圧巻の演技。強いて挙げればジョーンの声量が足らないかなぁと思った程度。

ただ朝イチだったからか、ファーストデーなのに、お客さんの入りはイマイチ。何回観られるかなぁ。

コメントする (0件)
共感した! 9件)
helio624