「知らなくても楽しめる」名もなき者 A COMPLETE UNKNOWN めるさんの映画レビュー(感想・評価)
知らなくても楽しめる
フォードvsフェラーリの監督か〜あの映画最高やったし、ティモシーシャラメ好きやけど…。ボブディラン、名前は知ってるけど歌もほとんど知らんしそんな私が観てもおもろいんかな?って半信半疑の状態で鑑賞。
ティモシーシャラメの歌がとても上手で驚き!吹替かと思いきや、自分で歌ってるのか…いやほんますごいなあ。ボブディランとジョーンバエズのデュエットも耳に心地良くて、ええ曲やな〜としみじみ。
ボブディランって罪な男やなあ。元カノを誘っておきながら、ライブの時は部屋の中で待ってる?とか聞くあたり確信犯。彼女の気持ちを考えるとジョーンバエズとのデュエットシーンは複雑。音楽に関してもお酒飲んでたし、割とやりたい放題。やけど固定したイメージを覆したいっていう気持ちは理解できるかな。ピートが気の毒ではあったけど😅
というわけで、ボブディランを知らない私がこの映画を観た感想は、有名になった青年が女性に曖昧な態度をとりつつ、自身に対する固定したイメージをぶっ壊したい欲にかられて実行してしまう話って感じでした。とにかく音楽がいいので、ボブディラン知らなくてもそこそこ楽しめた。やけどある程度知ってたほうが楽しいのかなとは思う。
ティモシー、モニカバルバロ、ノートンといった役者さんたちの役作りに感服。
おはようございます。
もうお仕事ですね。
私は特にボブ・ディランのファンってこともなかったのです。
普通に曲は、知ってました。
ただレビューを書くにあたって、少し調べました。
(そのせいで横道に逸れたかも知れません。)
ただ、ボブ・ディランがノーベル賞を受賞したとき、
代読されたスピーチを読んだんですよ。
彼の人となりが分かりました、
というかわかった気がしました。
メルさんにも是非読んで頂きたいのです。
ミュージシャンがモテるのは当たり前、
タバコは吸い過ぎでしたが、酒にもドラッグにも溺れず、
生きていることが、素晴らしいと思うのだけど。
その当たり前のことが出来ずに死んだミュージシャンのなんと多いことか。
やはり、私はリスペクトしたいのです。
ボブ・ディランのファンよりもティモシー・シャラメのファン向けの映画だったのかもしれません。
私もボブ・ディランは詳しくありませんが、映画の中でも多く流れたアルバム「フリーホイーリン」は日本語の歌詞カードを見ながら聞くとまたいいかもしれません。
「レナードの朝」や「善き人のためのソナタ」がお好きなのですね。私もとても好きな映画なので、ついコメントを書き込んでしまいました。