「さらなる乱調が欲しかった」名もなき者 A COMPLETE UNKNOWN 千恵蔵さんの映画レビュー(感想・評価)
さらなる乱調が欲しかった
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まず 楽しめた映画であったことと私がディランの曲が好きであることが前提です。
その上で 最後終わり方があまりに爽やかで…
私の思い込みですが、ホントのディランってもっと鬱屈した、したたかで、狡猾な人だったんじゃと思ってます。
その上でディランの歌、曲が好きなんだけれども…
そんな奴が自分がやりたいことを否定され。
求める人には去られ、加えて変化してる世情。若いディランの鬱屈や暴走の終わり方―バイク事故のほうがしっくり来たのかと。
こう書いてて それも紋切りかと自己否定。
ディランの屈折した性格は、制作側も分かったていたんではないかと、あの上目遣いは少しいじわる?
(コロッケさんのちあきなおみ真似を思い出し吹いてしまいました)
映画的には成立しませんが、個人的には[地下室]録音風景やジョンも見たかったかなと…
普通の鑑賞記では無く、屈折した書き方になってしまいました。これもディランのなせる業かと
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