「時計職人が時計に魅了されるな」盗月者 トウゲツシャ 栗太郎さんの映画レビュー(感想・評価)
時計職人が時計に魅了されるな
東京ロケ多めの香港映画。主演は香港のアイドルグループのメンバーというが、何かの芸に秀でたものは他をやらせてもまずまず上手い。
他国から見た日本像というものが客観的に見れて、なるほど日本は信用度が高いのだなと思う半面、どこか騙しやすいとも思われているような。物語の展開が、どこに着地するのかちょっと予想しにくく(誰が味方なのか、時計はどうなるのか)、おまけに本場香港のアクションで、最後まで見ごたえがあった。
エンディングで流れた「情熱の花」中国語バージョンは、日本リスペクトを感じた。
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