今日の空が一番好き、とまだ言えない僕はのレビュー・感想・評価
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伊藤 蒼さんを見に行きたまえ。途中で白けてしまい、後半はウトウトしてちゃんと見てないので、映画の内容について良し悪しは語れない。それでも伊藤蒼ファンは彼女の演技を見に行くだけで元が取れます。再鑑賞
伊藤 蒼さんは、知名度絶賛爆上がり中の河合優実さんほどの知名度はないが、その演技力は河合優実さんに勝るとも劣らない。今回は主演・萩原利久くんのバイト仲間という重要な役どころを演じ、期待どおりの名演を見せてくれた。
伊藤蒼さんは子役でデビューしてるから、19才とはいえキャリアは長い。だけど僕は、2023年の映画 「世界の終わりから」(紀里谷和明監督)で初めて知ったので、たった2年前からのファンだ。
少し可哀想な境遇の役のときの、「下がり眉毛の困り顔」にやられた男子は(オジサン、じいさん、女子も含む)は多いはずである。
ところで、知り合いに萩原利久クン推しがいて、利久クンのTVドラマと映画を見るように頼まれているので必ず見ることにしている。僕としては河合優実と伊藤葵が見れて良かった。
あと、映画についてだが、前半はとても面白かったが、中盤のサッチャン(伊藤 蒼)の死でスッカリ白けてしまい、そこからは興味がなくなってしまった。大切な人を失った小西(萩原利久)を描きたかったのかもしれない。それが原作どおりなのかどうかは分からない。
僕としては、サッチャン(伊藤蒼)が小西(萩原利久)にサヨナラを言い、小西が桜田花(河合優実)に食事の約束をすっぽかされたあと、あーでもない、こーでもないと3人がこじれるのが見たかったのだが、サッチャンがサッサとお払い箱になってしまったのでガッカリした。
僕は最近、この「大切な人が突然消えてしまう」バージョンに食傷ぎみであることも白けてしまった理由だ。
そして、後半におそらく物語にとって重要だとお思われる利久クンと河合優実の長いセリフが有ることは知っていたのだが、集中力が続かず時々ウトウトしてしまった。
残念ながら、そーいうワケで、2人の長いセリフもボーッとしてたので余り覚えていないから、僕には映画についてあれこれ言うことは出来ない。
ウトウトしてしまったので多くの疑問がそのままである (^^)。
例えば、小西が桜田花に食事の約束をすっぽかされたあと、桜田花が小西の悪口を言う明らかに小西の妄想という場面が有るが、あれはその後のドラマの展開に何か関係があるのか、それともただ原作者の実体験ということなのか?
また、終盤、桜田花とサッチャンが姉妹であることが分かるが、生前サッチャンは小西が好きな相手が自分の姉だと知っていたのか、逆に桜田花は妹が好きな相手が小西であることを知ってたのか?
とにかく、目をつむって寝てしまったワケではないが、サッチャンが死んで以降は大分ウトウトしてた。終盤2人が姉妹であることが明らかになったときには一瞬ハッとして頭がスッキリ目覚めたが、しばらくしてまたすぐ夢うつつなボンヤリした頭で映画を見ていたので、多くの疑問がそのままである (^^)。
伊藤蒼さんのサヨナラの長セリフの場面を見れたので良かった。伊藤蒼ファンとしては、あの場面を見るだけでもこの映画を見る理由になる。あの名場面はそれだけの価値がある。
(再鑑賞·追記)
2025(令7)5/13㈫,再鑑賞。良かったとこは前回と同じで、伊藤蒼さんの告白のとこのみ。
今回は寝なかったが、あまり面白くなかった。
台詞が素敵!
正直、ところどころ演出がくどいと感じる部分もありましたが、それを補って余りあるほど俳優さんたちの演技が素晴らしくて、気づけば物語に引き込まれていました。特に登場人物の女の子たちは可愛らしくて、つい見惚れてしまったし、あんな子になれたらな…と少し憧れてしまうほどでした。中でも印象的だったのは、さっちゃんの告白シーン。真っ直ぐで、胸がギュッとなるような台詞に心を掴まれました。「こういう風に、傷つく覚悟で自分の気持ちをちゃんと伝えるって、すごく勇気がいるけど大事なんだな」と強く思わされました。
また、この映画はただの恋愛映画ではなく、「死」と向き合う場面も描かれていて、それがまた物語に深みを与えていました。大切な人が急に居なくなるかもしれない現実の中で、何を伝えられるのか、何を残せるのか、そんなことを考えさせられて、「後悔しないように、ちゃんと気持ちを伝えよう」と感じました。
そして劇中に流れるスピッツの「初恋クレイジー」が、とても良かったです。タイミングも歌詞も、まるで登場人物の心に寄り添うようで、シーンの余韻をさらに引き立ててくれました。観終わった後はきっと、あの曲を帰り道に聴きたくなる人が多いのではないかなと思います。
恋する気持ちと、人生の儚さ。どちらにもちゃんと向き合いたくなるような、そんな映画でした。
推せる映画との出会いはセレンディピティ
基本、原作を知らないものを観る派(観て原作を読むことは割とある)なので、原作好きの評価は知らん。
観る前にパンフを買ってチラ見する派の人は人物相関図にネタバレあるので注意っす⚠️
推せる映画との出会いはセレンディピティ感じる(使い方間違ってる気がしてます)
上半期1位かも。会話も主要人物3人それぞれの長ゼリフも良かったなー
まず、始まりがしばらく静かなイントロっぽい感じで始まるのが、もう好きだった。そして、その印象は間違いでも勘違いでもなかった。好き。
映画(元も小説)ですから、作り物っぽさを強く感じる部分はあるけど、学生時代の人間関係や恋愛がらみでの心の動きようは、とても懐かしかったり妬ましかったりするくらい現実感あって、小西と桜田さん、小西とさっちゃん、小西と山根それぞれの関係性やその間での会話はとても生きていて、楽しいしドキドキするし苦しくなったりもするものだった。
そして、その極め付きが会話ではなく、主要人物3人それぞれの独白、長ゼリフ。いやーすごかった。特にさっちゃん(伊東蒼さん)のそれは上半期最優秀主演女優賞もの。繰り返し観たい。
タイミングさえ合えば何回か観たいから、上映館増えてほしいな。少ないよー。
すぐ忘れるので、なる早でXに書き込み、そのコピペをいじる形式で以上感想。
もう少し落ち着いてどこが好きだったか書きたいけど、そう思っているうちにだいたい忘れる
追記)他の方のレビューを読んで、桜田さん(河合優実さん)のそれまでからは想像もつかない衝撃発言シーンを小西くんの妄想だと思っていない人が何人かいることに驚き。あの場面ですぐにそうとはわからないけど、そうなんじゃない?って疑いながら観るのはそんなに難しくなかったと思うし、ラストの家での話で真相は明らかになっていたのでは?すごくわかりやすくなってはないのか…。
もう少しわかりやすい方がいいのかもだけど、わかりやすさは映画をつまらなくもするので紙一重かと。
と、この追記をしたので、ネタバレレビューに変更します
5/8追記その2)
2回目観られた。大筋知っていて落ち着いて観たことで、かえって、ん?と思った場面もあるけど(古田新太さんと河合優実さんが同時に最悪!って叫ぶのは何?とか)、やっぱり良かった。
一度目は伊東蒼さんの演技とさっちゃんの運命が衝撃的で心がざわざわしてじっくり鑑賞というわけにはいかなかったけど、落ち着いて観ると河合優実さんの演技はやっぱり深みというか趣というかがありますな。あの妄想部分を花ちゃんの本当の言葉だと勘違いしている人がいるのも、それだけ真に迫っていたということ。大切な家族を亡くした姿の絶妙な疲れ感も良かった。やっぱり見続けていきたい女優さん。朝ドラも妹役いいよねー
予想外の展開に驚くが、釈然としないものも残る
いくつもの偶然の出逢いを通じて意気投合したコミュ症気味の大学生の男女と、男のバイト友達のバンド女子との三角関係の物語なのかと思っていると、予想外の事態となって驚かされる。
貧困に喘ぐでも、精神を病むでも、やさぐれているでもない、等身大の女子大生を自然体で演じる河合優実には瑞々しい魅力を感じるが、それでも、知り合った男をストーカー扱いしてこき下ろす姿には、彼女らしさが感じられてホッとしてしまった。
ただ、それにも増して強いインパクトを残すのは、バンド女子を演じる伊東蒼で、好きになった人に好きな人ができたことを知り、彼への恋心を延々と一方的に告白するくだりは、この映画のクライマックスと言ってもいいだろう。河合優実や萩原利久にも、終盤に、長い独白のシーンが用意されているし、それは、それで、見応えがあるのだが、それでも、最も胸に響いたのは、失恋の悲しみや、相手への気遣い、あるいは自分への励ましの気持ちが痛いほど伝わってくる伊東蒼のこのシーンだった。
その一方で、映画が大きく転調する契機にもなっているこの告白の後に、伊東蒼が辿る運命には、釈然としないものを感じざるを得ない。
確かに、河合優実と萩原利久が、更なる、決定的な「偶然の出逢い」を果たすためには、こうした展開が必要だったのかもしれないが、それでも、何も、命まで奪わなくても(例えば、怪我で入院していただけでも)良かったのではないかと思えてならない。これでは、2人の恋を成就させるために邪魔者に退場してもらったみたいで、「ご都合主義」と「お涙頂戴」が感じられて、何だか興醒めしてしまった。
それから、先ほど「河合優実らしい」と書いた毒気たっぷりのシーンだが、彼女が、妹を亡くした状況で、あんなことを言うとはとても思えないので、あれは、萩原利久の妄想だったということを、(河合優実の名誉のためにも)もっと明確にしてもらいたかったと思ってしまった。
好みに関わらず、絶対に見たほうがいい!
誰もが納得できる映画なんてないけれど、絶対に映画館で見ておいたほうがいい映画。
(ラストシーンのあの感覚はテレビやPCでは絶対に味わえない)
三者三様のひとり芝居のような長い告白。
そこに至るまでの展開がいまひとつ乗り切れなくて、序盤は、この先いったいどうなるんだろうと少し不安になっていたのに、終わってみれば深呼吸してリセットしたくなるほどスクリーンのなかに入り込んでいました。
演出、カメラワークの技巧による攻めを真正面から受けて、倍にして返す役者たち。〝侍〟の真剣勝負にも一歩も引けを取らない迫力です。
それぞれに何度も反芻して味わいたくもあるし、切なくもあるし、鑑賞者自身が作中人物に代わってそばにいて受け止めたくなる。
・助走なしでは伝えられへんわ
・私と同じだけ悲しがるな
・みんなずぶ濡れろよ
・今から最低最悪のことを言う
一般的に、ネガティブな感情や言動は他者に対して攻撃的であったり、不快な気持ちにさせられることが多いけど、「それが〝真っ当な怒り〟なら、そして、どうしても伝えたい人がいるのなら、全部吐き出してもいいんだ」そんな風な気持ちにもなりました。
あの時の伊東蒼さんの〇〇が…
あの映画での河合優実さんの〇〇が…
というような会話で一緒に盛り上がれる人がたくさんいて欲しい、と切に願います。
*同志社大学や関西大学のキャンパスやその周辺で撮られているので、馴染みのある方はそれだけでも愛おしい作品だと思います。私は関東の人間で、それだけで悔しい思いをしています。
さっちゃんに優しく
初鑑賞は昨年10月の東京国際映画祭
このレビューはテアトル新宿での先行上映(4月18日)鑑賞後に投稿してます
大九明子監督作品の劇場鑑賞は5作品目
初鑑賞時は原作未読で内容も全く知らずに鑑賞
やはり大九監督だと満足はしたのですが、ストーリーは自分向きではなかったです
中盤の名場面「さっちゃんの長セリフ」のあとの急展開にはキツくてついていけない自分がいました
これは原作があるので仕方ないとは思うのですが(原作ファンの皆さんには🙇♂️)
上映後に登壇された監督へ観客から「映画では原作のラストがカットされているのはなぜ」という旨の質問があり「あの状況を経験したあの2人が原作通りの結末を迎えるとは思えなくて原作者にも話して映画では描かなかった」旨回答されていました
気になり後日調べたら原作のラストは2人の結婚式とのこと
これだとハッピーエンド派の自分でも全くついていけない作品になってしまうので正直ほっとしました
そして今日半年経って冷静に2回目の鑑賞
やはりMVPはさっちゃん演じる伊東蒼さん
そして今思っています(妄想です)
さっちゃん死ななくても映画としてしっかり成立するじゃないかと
ここも変えて欲しかった
そして「スピッツ」を愛する皆さん絶対です(笑)
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