「最高の告白」今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は ABCDさんの映画レビュー(感想・評価)
最高の告白
さっちゃんの長尺告白は最高だった。伊東蒼の表情も含めてすごい。引きで写していたのも良かった。
最後のシーンであの告白の意味が覆される。それは、主人公小西にとっても。スピッツを聴いて、言いようのない後悔や悲しみが訪れるシーンは圧巻。
すごく難しかったのが、最後の『好きです』。
あれは、感情が訳わからなくなっていってしまったことなのか。これ以上後悔をしないように口に出た言葉なのか。あえて、さっちゃんの前で言いたかったのか。
事実なのは、スピッツのマックス音量が、告白を勇気付けたことだと思う。と、考えると小西に新しい一歩を踏み出すよう促したのはさっちゃんであるといっても過言ではない。
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