「小西、自分と似てるな〜」今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は ささみさんの映画レビュー(感想・評価)
小西、自分と似てるな〜
映画の予告もポスターも見ず、良いらしいという評判だけで劇場に足を運びました- ‧̫ •
映画の頭から「今じゃないって!」まで、小西に大共感しながら(というかそれが自然の行動じゃねと思いながら)鑑賞していた自分は、他の方々のレビューで小西がコテンパンに言われているのを見て、衝撃すぎて失笑してしまいました^^;
さっちゃんの告白シーンはもちろん圧巻でしたが、シーン中ずっと
小西目線の「興味ない人からこんなに長々と話されても別にどうでもよくね、てか早く帰りたくね?」
さっちゃん目線の「ああもう止まらないんだよね、自分でも自分が何言ってるか分かんないけどもうブレーキ効かないんだよね」
視聴者目線の「分かったからもうやめときな( ᵕ̩̩ ᵕ )ああ終わりそうだったのにまた始まった( ᵕ̩̩ ᵕ )」
という色んな方向からの思いが頭をぐるぐるとしており、見るのかなりしんどかったです。
今思うと、過去の自分を見ているような共感性羞恥の部分が大きいのかも🙂↕️☝️
言われてもいない人の気持ちを勝手に想像して被害妄想する上、そこからまだ脱出できていない自分みたいな人間にとっては、厚かましいですが「自分って傍から見るとこんな人間なんだ」と自覚させられるような映画でした!!
最悪な気分ですが、”ただの映像”という概念を超えて自分に干渉してくる凄みがこの作品にはあるなと同時に思いました。
でも、さっちゃんの死で小西があそこまで悲しむ理由が分からず、そこはずっと疑問のままです。
さっちゃんからの言葉や気持ちにちゃんと向き合わなかったことを後悔したのか、ひとりの友達を失ったから単純に悲しいのか、よく分かんないけど疑問のままにしときます‼️👍
佐々木さんはさっちゃんの死を何故悲しんだのでしょうか。愛される人でしょう。尚更、自分のせいで、或いは、影響で死んだのではないか、小さなトラウマになることが有ります。そして、さっちゃんの別れの名場面を経験したら呪縛から逃れようがありません。