「タイトルなし(ネタバレ)」今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は たなさんの映画レビュー(感想・評価)
タイトルなし(ネタバレ)
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メインキャスト各々が担う、「この人達ちょっと苦手だな」って雰囲気が、物語が展開していくにつれて1つまた1つと絆されていき、最後には悲しい気持ちと不思議な多幸感に包まれていました。
咲の聞いて欲しかった、聞いて欲しくなくなった初恋クレイジーが流れた時に電流走りました。少し痛いくらいの愛はいつまでも心に残ってたりするもので、戻ってこないと知った時の虚な感じが自分にもあった気がして泣けてきました。
さくらの真似してお腹出したら花がお腹擦るシーンの、僕らには理解できないようなことが通用することはずっと映画の中で語られていて、あのシーンを受け入れられた僕はずいぶん幸せでした。さちせ
デモのシーンで感じたことは世界のどこかで戦争は起き、世界のどこかで同じ時間に起きた失恋は取るに足らないんだよ。
また戦争が起こると芸術は真っ先に淘汰され、面白い、つまらないと映画を観ながら揶揄できる場所にいられる自分が有り難いということ。
作品について誰かと話したくなったし、なんだかアキ・カウリスマキの枯れ葉も観たくなった。とても良い映画を観ました。ありがとうございました!
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