「時々目が点になる」今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は ***さんの映画レビュー(感想・評価)
時々目が点になる
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最近観た中では、心が震える作品でした。
演出に関しては、好みが分かれるかもしれません。
でも、人ってみんな癖がある。
だからこそ、惹かれるんだと思います。
「人はどうしたら恋に落ちるのか」そんなことを考えながら観ていたら、まさに予想通りの展開で。
それでも、恋に落ちた人の目って本当にキラキラしていて、見ていて眩しい。
だから、さっちゃんは暗闇の中でも輝いて見えたんだと思います。
一方で、徹の眼差しにはどこか冷たさがあって、
同じ暗闇にいながらも、他人を見ているような残酷さを感じました。
偶然と共感は、人に安らぎを与えるもの。
だから一緒にいたくなる。
けれど、それが叶わないとわかった瞬間、
どうしてこんなにも悲しいのか——
自分でも不思議なくらい、心が動いていました。
そんな気分を味わえる、静かで強い余韻のある作品でした。
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