劇場公開日 2025年4月25日

「あの「花束みたいな恋をした」を余裕で超える、圧倒的な気持ち悪さ」今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は エリセさんの映画レビュー(感想・評価)

1.5あの「花束みたいな恋をした」を余裕で超える、圧倒的な気持ち悪さ

2025年5月6日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

あの「花束みたいな恋をした」を余裕で超える気持ち悪さなので、あの映画がダメだった人はこの映画も生理的に受けつけないはず。とにかく、セリフのすべてがサムくて気持ち悪くて2時間ずっと悪寒がヤバイ。

伊東蒼の長台詞も彼女の演技が素晴らしいから何とかなっているが、冷静に内容を聞けばむちゃくちゃ気持ち悪い。そして長台詞なのは単に監督に映像で表現する力がないせいだ。

この映画では、とにかく登場人物が自分の気持ちや状況をセリフで説明する。最近の日本映画のダメさそのもの。

そして、セリフで説明できないものは犬を使ってごまかす。主人公の唐突な心境の変化のきっかけは、必ず犬のスローモーション動作なのだ。マジで毎回これ。ラストはなんと主人公が犬の物真似。犬、万能かよ。

脚本も演出も撮影も編集もダメだが(音楽と美術は普通くらい)、俳優陣は素晴らしい。というより、河合優実と伊東蒼のおかげでなんとか映画として成立している作品。

とにかく、「花束みたいな恋をした」がダメだった人はお気をつけて。

エリセ
エリセさんのコメント
2025年5月7日

小西、さくら、さっちゃん、山根のセリフでサムくないものなんかないと思いますが、
・山根弁
・ゴルゴダの丘
・チャイムの音がでかい、ちょうどいい
・洗濯機のゴミ
・鳩時計のほこり
・テレビのボリューム
・オムレツ
あたりが特にヤバイですね。

エリセ
old-tearsさんのコメント
2025年5月7日

サムいと感じた主役3人のそれぞれこのセリフがというのはありますか?喫茶店のマスターも。
言い回しとか。

「花束〜」とは全く内容も監督や制作陣、役者さんが表現してることも違うと感じているので、ぜひ教えて欲しいです。

old-tears
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