「原作との改編が謎?」今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は こべっこさんの映画レビュー(感想・評価)
原作との改編が謎?
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話題のこの作品、河合優実さんの演技にも期待して見た。見ていて違和感を感じたのは河合が演じる桜田花がバイト先で主人公の小西の距離の詰め方を「うっとおしい。」と言うあたり。この部分は原作にはなかった。映画の中での花が「うっとおしい」はずの小西と再会して自然に会話しているのも気になった。そんなものなのかな?
それと風呂屋でバイトしているはずのさっちゃんの家が電車で行くくらい離れた所にあるという設定。夜中のバイト行くのにそんなに遠いところまで行かないだろうと感じた。この部分も原作には無かった。
逆に原作通りだっとのはスピッツの「初恋クレージー」バイト仲間のさっちゃんおすすめの曲。原作者の福徳さんが好きな曲なんだろうけど、映画の中には山合圭吾さんの「日に日に」や蛭子和典さんの「倍音ソウル」などの良い曲も登場しているので「初恋クレイジー」ではなくて「倍音ソウル」か「日に日に」のどちらかで通したほうが印象深かったように感じました。
映画の中の長い台詞は原作のままでそれはそれでいいし、関大の情景がたくさん出て来て関大生や卒業生にとっては特別な映画になったのだろうなと感じました。
全体として楽しく見ることができました。
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