「隠し球?伊東蒼◎」今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は またぞうさんの映画レビュー(感想・評価)
隠し球?伊東蒼◎
萩原利久主演、河合優実共演と、ポスターや記事では二人に絞った宣伝がなされながら、序盤からギター演奏も含めてフィーチャーされまくる伊東蒼が、後半重要すぎるフックとして効いてくる。当作では前半の幸せな学園ものの部分に加え、さっちゃん周りがいちばん好きだ。もうポスターに写真が無いのがミスリード、三人主役と言える存在感だった。長台詞、場所が夜の住宅街でアレだったし、ちょっとくどかったけど、街灯の明かりの中に入ってくるタイミングも含めて素晴らしいと思った。
映画は大九監督と河合優実ということで「かぞかぞ」方面を期待していた。スジはそうでも無いが、ところどころ現実と想像が行き来する演出には通じるものがあったように思う。途中小西の妄想シーンで悪態をつく桜田さんは、河合優実の演技がハマりすぎて、明かされるまで事実か迷った。河合優実の演技は終盤の長台詞、関西弁も相変わらずうまい。小西の腹をさするのは微妙な演出。
じゃるじゃる福徳の原作は未読なので、正直タイトルや構成など彼らのコント同様「考え先行」な感じはしたが、原作通りなのかは不明。
ところで伊東蒼、NHKでも大河や朝ドラでのゲスト出演歴もあり、今のところあまり名前は上がらないようだが、未来の朝ドラヒロインの一候補と予想しておこう。
追記 大九監督の反戦アピールの背景について調べてみようと思いました。
共感ありがとうございます。
古田さんは?彼も少しフォローしてやれよとちょっと思いました。
羽目を外したい、破壊的な行動をしたい衝動は解らんでもないですが、シャツをまくり始めてドキッとしました。
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