「ただの総集編では終わらない」劇場版総集編 ガールズバンドクライ 後編 なぁ、未来。 散るさんの映画レビュー(感想・評価)
ただの総集編では終わらない
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かなり淡々とストーリーを切り貼りしていた(追加シーンは少量だった)前編と比べ、後編はかなり大胆にカットしつつも追加シーンの方も大幅に増え、TV版では少し物足りない部分のあった登場人物の心情の補完が丁寧に行われていると感じた。
前編が7話ぶんであったのに対して後編は6話ぶんなので、尺の余裕もあったのかな?
なにより一番満足度が高かったのがストーリーのラスト、『運命の華』のライブシーン。
TVアニメ版ではワンコーラスで終わり、最終回のわりにえらくあっさりとした印象を受けたシーンではあったが、劇場版ではなんとFULLで演奏されるようになっている。
ニーナのもとに他の4人から伸びた糸が集う演出が印象的ではあったが、2番以降そこにニーナの真っ赤な糸が加わる演出が足され、トゲトゲ5人の結束、そして勝負には負けれどつらい現実には、残酷な運命には決して負けない力強さを改めて感じることができた。
総じて前編の満足度を軽く超えてくる大満足の後編であり、もし視聴を迷っているガルクラファンが居れば、迷わず劇場の大スクリーンで楽しんでいただきたいと思う。
私もあと2、3回は確実に劇場に足を運ぶ。
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