「飲み込めなかった」Brotherブラザー 富都(プドゥ)のふたり sow_miyaさんの映画レビュー(感想・評価)
飲み込めなかった
映像美へのこだわりや、様々な理由で身分証を持てない人々とそれによる貧困の問題に光を当てた意図は肯定的にとらえたいのだが、自分にはどうしても飲み込めない部分があり、途中から、ある意味長々と描かれていることが、全く反転して受け取れてしまった。挙句の果てにラストシーンとエンディング曲で完全なるダメ押し。
「誠実」ってなんですか? 安易に殺すなよ!
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かばこさんのコメント
2025年3月2日
共感とコメントありがとうございます。
「感動作」の、大昔から伝わる基本の食材一式、調味料まで入ったパックをゲット、パッケージの古臭いレシピどおりに作っていっちょ上がり。そのままテーブルに出した感じ。
舌が肥えた今の観客には陳腐な料理になっていないか考えないのかな、と思います。
この程度やればOK、と高をくくっているような、観客に対しての誠実さが大きく不足しているような気がする映画でした。