「「紙切れ1枚」の存在が天秤に掛けられる」Brotherブラザー 富都(プドゥ)のふたり ちゃ坊主さんの映画レビュー(感想・評価)
「紙切れ1枚」の存在が天秤に掛けられる
「身分証」を取得しているか否かによって、人生の選択肢が限定されてしまう。
聴覚にハンディのある兄がヤンチャな弟を想う気持ち、実直な生活を送ることのできない弟が低賃金ながらも勤労に励む兄を慕う気持ち、どちらも理解できるだけに悲しい顛末を迎えることに悔しさが残る。
実父の協力によって、「身分証」を手にすることができた暁には、アディは兄の分も幸せにならなければいけない。
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